20××年、自在にヒトの遺伝子を書きかえられるようになったら、どんな社会になると思いますか?遺伝病はなくなり、病気になりやすい体質は改善し、強靱な肉体や美しい容姿が思いのままになるかもしれません。しかし、問題はそう単純ではないようです。イベントで行う実験やディスカッションを通して、一緒に考えてみませんか。

■ストーリー

参加者の皆さんは「ある不安を抱えて、遺伝子ラボを訪れた」という設定でイベントがスタートします。はたしてあなたの不安は、遺伝子ラボで解消されるでしょうか?

■実験

題材にするのは、遺伝子の変異による病気、鎌状(かまじょう)赤血球貧血症です。遺伝子診断実験として、架空の患者サンプルのヘモグロビン電気泳動を行います。また、遺伝子組換えによって、蛍光タンパク質GFPを組み込んで緑に輝く大腸菌を作ります。

■製薬会社社員・研究者との交流

このイベントはバイオジェン・ジャパン株式会社と共同で開発されました。当日は日本科学未来館の科学コミュニケーター、バイオジェン・ジャパン株式会社で活躍する研究分野の社員の方々と一緒に、遺伝子を書き換える技術を使うことについてディスカッションします。製薬会社社員だからこそ知っている医療現場のお話なども聞いてみましょう。

※参加者個人の遺伝子診断は行いません。

開催日時
【A日程】2017年3月11日(土)10:30~16:30、3月12日(日)13:30~16:00
【B日程】2017年3月19日(日)10:30~16:30、3月20日(月・祝)13:30~16:00
※連続企画のため、両日参加いただける方が対象です。
開催場所
日本科学未来館 3階 実験工房、他
対象
中学1年~高校3年生
定員
各回 16名
参加費
無料 ※常設展の観覧は入館料が必要
申込方法
WEBによる申込、抽選制。
申込期間
2017年2月2日(木) 16:00~2017年2月24日(金) 16:00
主催
日本科学未来館、バイオジェン・ジャパン株式会社
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)