フォトレポート
2012年9月15日、東京・お台場の東京国際交流館 プラザ平成で、World Wide Viewsの日本での会議が開催されました。参加者99人がなごやかな雰囲気で議論を繰り広げました。
スケジュール | |
9:30 | 参加者受付開始 |
10:00 | 開会式 |
10:30 | 第1セッション 生物多様性とは |
11:30 | 第2セッション 陸の生物多様性 |
13:00 | 昼食 |
14:00 | 第3セッション 海の生物多様性 |
15:15 | 第4セッション 負担と利益の分配 |
16:35 | コーヒーブレイク |
16:45 | 第5 セッション 私たちの意見 |
17:55 | 閉会式 |
18:15 | 終了 |
9:30
参加者のみなさんが続々と会場に到着。
受付でグループ番号の書かれた札を受け取り、会場へ
まもなく開会です
10:00
「おはようございます!」会議がはじまりました。世界25カ国で同日開催のこの会議、時差の関係で日本がトップバッターです
この会議の主催者である日本科学未来館 館長 毛利衛よりみなさまへのご挨拶です。
「みなさんは宇宙船地球号の乗組員です。しかもファーストクラスです。非常に恵まれた環境です。この船にはさまざまな状況の人がいます。全体で生き延びるためにはどうすればよいか、考えてみてください」
環境省 生物多様性地球戦略企画室室長の奥田直久様からご挨拶をいただきました。
「96年に初めて生物多様性のCOPに参加しました。国と国との主張合戦を目の当たりにして、地べたにいる生物や自然のことをちゃんと考えているのかと、疑問に思いました。しかし、今、私自身も国際政治にどっぷり浸かってしまっています。そんな私たちを救い出してくれるのは、みなさんの純粋な視点だと思っています。そういう意味で、この会議は実り多いものになると期待しています」
続いて、事務局の池辺から会議の主旨を説明
10:25
各グループには、議論の進行をお手伝いする「グループファシリテーター」が入ります。議論の前に、ファシリテーターとグループメンバーの自己紹介タイム。
10:30
セッションテーマに関する4つの設問が提示されました
設問に対して、それぞれの立場からの意見が出されます
1時間の議論を経たうえで、設問に対する意思を投票
11:45
まずは5分間、そのセッションのテーマに関する映像資料を見ます
17グループのうち7つは第2会場で議論をしました
会議の2週間前に参加者に送付された情報提供資料。かなり読み込まれています!
14:00
真剣な表情での議論
付箋や模造紙を使って論点を整理していきます
投票用紙はその場で集計され、結果はすぐにデンマークのWorld Wide Viewsの本部事務局へ送られました
15:15
セッションの前に気分転換のエクササイズ。指一本で水風船をどこまで高く上げられるか?体を使ったゲームでリフレッシュしました
テーブルから離れ、立って議論するグループも
それぞれのテーブルで議論が進んでいきます
16:45
セッションの前に、同時に会議をしているインド会場とインターネット中継!参加者同士であいさつしました
このセッションでは、これまでの議論を振り返りながら、設問にとらわれずに自由に「生物多様性」について話し合いました
それぞれの思う「生物多様性について最も大切なこと」をシートに記入。グループ内で共有しました