展示ゾーン:発見!世界一ライフ

多才な知恵をつないで、多彩な色柄に

アレンジワインダー(多品種小ロット織物生産システム)

株式会社 片山商店 / 兵庫県立工業技術センター 繊維工業技術支援センター /
村田機械 株式会社

糸の工夫で多彩に連続的に織る

最高18色の糸を任意の長さでつないだ縦糸を作ることができ、糸の交換作業を行わずに、色柄の異なる織物を連続的に織ることが可能。1回の整経で複数の織柄をセッティングできるため、整経・サイジング・織布準備などの面倒な作業工程を大幅に短縮。無駄糸によるコストロスも大幅に削減。
ファッション生産現場の常識を打ち破る革命的技術、世界初の多品種小ロット織物生産システムは、地元播州織の復活をめざす産学官の共同開発により誕生しました。
展示協力:HaaT (2012年春夏) 株式会社 イッセイ ミヤケ


Arrangewinder

Katayama Co., Ltd / Hyogo Prefectural Institute of Technology / Murata Machinery, Ltd.

The ingenious technology of “Arrangewinder” allows a variety of patterns to be woven in succession.


よっ、舞台裏!

どんな方法で布ができるの? アレンジワインダーの仕組みに迫る!

パソコンにほしい布のデータを入れ、18種類の糸の中から欲しい色を選び、別の巻芯に巻きます。途中で違う色の糸に変えるときには、糸つなぎをする装置で前の糸につながれます。この間、たったの2秒。これを同時並行で64本分つくり、誤差は500mあたり25cmです。できあがった巻芯には、布一枚分の縦糸が巻き付いているので、あとは横糸を入れて布を完成させるだけというわけです。
これまでは作りたい布の柄が変わると、新しく巻芯を作らなくてはなりませんでした。でもこのやり方なら、縦糸を面で作っていくので、巻芯をかえることなく違う柄の糸をつなぐことができます。端っこの糸くずが出なくなったことや、試作品も作りやすいということもあり、新しいデザインの服が作りやすくなりました。