展示ゾーン:発見!世界一ライフ

軽くて強い、炭素がみせるウルトラC

炭素繊維複合材料

東レ株式会社

プラスチックとの組み合わせで
実現した「夢の材料」

炭素繊維は90%以上が炭素からできている繊維で、軽くて強い、剛いなどの特性をもっています。炭素繊維はプラスチックと組み合わせて、「炭素繊維複合材料」とすることで優れた機能を発揮し、様々な成形品として活用されます。
現在、旅客機の主翼、胴体など航空・宇宙分野を中心に、スポーツ・レジャー用品、一般産業用途まで幅広い分野で採用されており、年15%以上の拡大を続けています。


Carbon fiber composite materials

Toray Industries, Inc

Combining carbon fibers with plastics, these carbon fiber composite materials are the answer to every engineer’s prayer.


よっ、舞台裏!

繊維を作る技術だけじゃない

炭素繊維複合材料は、1970年台に高級な釣り竿やゴルフクラブに採用され始めました。東レはもともと繊維の会社。だから「作ることができて当然」と思う人もいるかもしれません。もちろん、炭素繊維複合材料の基本は「繊維」です。でも、それだけでは完成しないのです。炭素繊維を作るには高温で焼き上げる「焼成(しょうせい)」工程が必要で、普通の繊維を作る技術とはまったく違います。また、その繊維を使って「織物」にしたり、樹脂と一緒に固めて板などの部材を作る技術も開発しました。もともと高品質な繊維を均一に焼き上げる技術をもっていたから実現できたのです。ボーイング787に使用される炭素繊維複合材料製の部品はとても大きいため、巨大なオーブンを使って高温高圧で焼き上げています。