展示ゾーン:日本を変えた、世界を変えたイノベーション

片手で運転できる、女性も乗りやすい

スーパーカブ

本田技研工業株式会社

自転車のように誰でも気軽に乗れるバイク。誰もが無理だと思っていた条件をクリアしたスーパーカブの累積生産台数は7,600万台以上(ギネス記録)、現在も世界中で売れ続けています。(写真の製品はC100 1962年製)


Super Cub

Honda Motor Co., Ltd.

Super Cub can be driven with one hand and is easy to drive even for women, and yet it is sturdy, lightweight, fuel-efficient, and reasonably priced.


よっ、舞台裏!

“これからの乗り物の形”を求めて

スーパーカブ誕生の2年前(1956年)、ホンダの創業者である本田宗一郎氏と専務の藤沢武雄氏は、スクーターや小型バイクの本場を視察するためヨーロッパを訪れました。そして、「小型で強力なエンジンを備え、実用的で安く、維持費も少ない乗り物。しかも女性でも乗りやすく、片手で運転できる乗り物」が、これからの乗り物の形であるとの結論に達します。二人の帰国後すぐに、スーパーカブの設計と試作が始まりました。 当時の小型の乗り物のエンジンは「2ストロークエンジン」が主流でしたが、燃費が悪く、排出ガスに含まれる有害物質が多いという欠点がありました。これを克服すべく、50ccという排気量では実現が困難とされていた「4ストロークエンジン」の開発を成功させます。また、それまで前例のなかった樹脂を使ったパネルの採用で機能性とデザイン性も両立させ 、世界中で愛される「新しい乗り物」が誕生したのです。

2009年に発表された「EV-cub」
スーパーカブの伝統は未来へとつながっています。
(写真提供:ホンダ)