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WHO'S WHO

岩崎秀雄

いわさき・ひでお

早稲田大学大学院先進理工学研究科 准教授
造形作家

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略歴
1971年東京生まれ 。早稲田大学大学院先進理工学研究科 准教授。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、名古屋大学大学院理学研究科 助手を経て、2005年より現職。07年より科学技術振興機構さきがけ研究員(兼任)。

専門(研究分野等)
生物リズムや形づくりの生物学。造形美術(切り絵+バイオメディアアート)。
人文系やアートから見た生命観についても学際研究や制作活動を行なう。作品はSICF(審査員賞),ハバナ国際ビエンナーレ(キューバ)などで出展。

研究者を目指したきっかけ
子供用のおもちゃの顕微鏡で色んなものを眺めたり,仏像やイタリアルネサンス絵画の模写をしたりしていた子供時代でした。親が研究者であったことや,美術や音楽の愛好家であったことから,子供のころから漠然と科学者、芸術家の双方への憧れがあったかもしれません。科学と芸術の一筋縄ではいかない関係性を本気で悩みだし、また面白く思えてくるようになったのは高校生の頃、科学論や現代芸術を知るようになってから。以来、その狭間でどうバランスをとっていくのか、が大事なテーマになっています。

信条・座右の銘
論理・観方は一通りではなく多様であること。コミュニケーション空間としての生命科学とアートを往復しながら、たゆたうその界面を感じ、戯れ続けること。

趣味
声楽。かつて一瞬声楽家になりたかった時、「シューマンやマーラーの歌曲を聴けば分かるように、歌い手になりたいなら、世界について、科学について、文学について、もっといろいろなことを知っているべきだ」と助言してくれた方がいました。その道に進むことはありませんでしたし、能力もありませんでしたが、その言葉はもっと広い意味で貴重な糧になっていると思います。声楽・音楽自体は、今はもっと単純に呑気に楽しんでいます。

主な著書/主な論文
・Metamorphorestシリーズ(切り絵とバイオメディアを組み合わせたインスタレーションシリーズ,2008-)
・H. Ito et al. (2009) "Cyanobacterial daily life with Kai-based circadian and diurnal genome-wide transcriptional control in Synechococcus elongatus" Proc. Natl. Acad. Sci. USA
・Tomita J, Nakajima M, Kondo T, Iwasaki H (2005) "No transcription-translation feedback in circadian rhythm of KaiC phosphorylation." Science

関連情報
岩崎秀雄研究室


上右はお気に入りの写真。「たとえば、“ぬいぐるみをなぜ可愛いと思うのか”をまじめに考え抜く学問があってもいいと思う」。