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WHO'S WHO

竹永 秀信

たけなが・ひでのぶ

日本原子力研究開発機構
核融合研究開発部門 研究主幹

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略歴
1967年熊本県生まれ。1990年九州大学工学部を卒業し、1992年九州大学大学院総合理工学研究科修士課程、1995年同博士課程を修了。その後、日本原子力研究所に入所。2002年同副主任研究員。05年日本原子力研究開発機構・核融合研究開発部門・研究副主幹、06年同研究主幹となり、現在に至る。06年4月文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。

専門(ご研究分野等)
プラズマ物理。「地上に太陽を!」をスローガンに、臨界プラズマ試験装置(JT-60)において、核融合エネルギーを実現するために必要な高温プラズマの生成・維持に関する研究を進めている。現在、プラズマの熱・粒子を逃げにくくする新しい運転方式を開発し、その物理メカニズムの解明に取り組む。

研究者を目指したきっかけ
私が科学者になろうと思ったのは高校生のときでした。当時、アフリカの飢餓問題がクローズアップされており、世界のために自分には何ができるだろうか、と考えたとき、そのひとつの選択肢が科学だったんです。特にエネルギー問題には興味がありました。大学に行くと、夢のエネルギー源と呼ばれるものがあることを知りました。これができれば、将来のエネルギー問題は解決する、と。それが核融合だったわけです。

信条・座右の銘
あわてず・あせらず・平常心。常に自然体でいれたらいいなと思います。

趣味
ドラマ観賞。HDレコーダーに録画したものを休日観ています。

主な著書/主な論文
H. Takenaga and the JT-60 Team “Overview of JT-60U results for the development of a steady-state advanced tokamak scenario” Nucl. Fusion 47 (2007) S563.

H. Takenaga, K. Tanaka, K. Muraoka et al., “Comparisons of density profiles in JT-60U tokamak and LHD helical plasmas with low collisionality” Nucl. Fusion 48 (2008) 075004.

H. Takenaga and the JT-60 Team “Particle control study towards burning plasma control in JT-60U” J. Nucl. Mater. 390-391 (2009) 869.

関連情報
日本原子力研究開発機構

右上の写真は、
3年前に訪れた「太陽の塔」。その存在感に圧倒されながら、「地上の太陽の塔」ができる日に思いを馳せた。現在を表す正面胴体部の顔は、研究に苦悩する顔にも見える?