topics vol.22 宇宙天気予報研究 太陽活動による被害を防ぐ

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2003年10月、データ中継衛星「こだま」が、姿勢制御に不具合を生じた。原因は、太陽表面で起きた爆発現象により放出された大量の放射線だった。
太陽の表面では、日々、大小の爆発が起き、そのつど宇宙空間には放射線が放出されている。宇宙は、電子機器を狂わせる程の放射線が飛び交う危険な空間だ。
今後のより安全な宇宙開発のため、太陽活動を観測し、宇宙環境の変動に伴う被害を未然に防ぐ「宇宙天気予報」と呼ばれる研究が行われている。
今回は、宇宙天気予報の研究者、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の亘慎一氏にお話を伺った。
文=外口慶樹(日本科学未来館 科学コミュニケーター)