トピックスvol.10 大面積エレクトロニクス しなやかなトランジスタが目指すもの

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1970年代末の導電性高分子(ポリマー)の発見によって、白川英樹、A・J・ヒーガー、A・G・マクダイアミッドの3氏は2000年、ノーベル化学賞を受賞した。その発見が、有機エレクトロニクス(炭素原子を含む導電性ポリマーや有機半導体の電子工学)の研究開発につながった。有機エレクトロニクスは、新しいエレクトロニクスとして注目される。シリコンより安価で軽く柔軟な有機トランジスタや、自発光型の電子ペーパーを実現させる有機発光ダイオード(OLED)など、さまざまな応用が期待されている。東京大学の染谷隆夫助教授は、この有機エレクトロニクスの分野で、いま、もっとも注目される研究者のひとりだ。「環境型大面積エレクトロニクス」をキーワードに研究を進める染谷氏の有機トランジスタ・ラボを取材した。 この項撮影=邑口京一郎

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  • 環境型エレクトロニクスが実現する未来

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