トピックスvol.4 メタンハイドレート 深海底に眠る新資源 松本良(東京大学)

バックナンバーへ

東京大学の松本良教授らのグループは、2004年夏、新潟県直江津の沖合約30kmの海底で、強い勢いでメタンガスが噴出している地帯があることを発見した。また、海底下数mの地層からは、メタンハイドレートの塊も採取した。日本海側でまとまった量のメタンハイドレートが発見されたのは初めてのことだ。最近の調査により、メタンハイドレートは北極、南極とその周辺の永久凍土地帯、および、深い海底下の堆積層に広く分布していることがわかってきた。次世代の資源として期待される一方で、海底下に眠る知られざる凍ったメタンの世界が地球史にどのような役割を果たしてきたのか、そのまったく新しい問題が投げかけられている。(2006.1.15)

  • 天然のメタンハイドレートを探る
  • 地球環境へのインパクト
  • 日本の掘削調査

2006 (C) NATIONAL MUSEUM OF EMERGING SCIENCE AND INNOVATION