トピックスvol.2 BSE、ヤコブ病研究 プリオン病の解明に向けて 金子清俊(東京医科大学)

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2005年2月、日本で始めて「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(以下変異型ヤコブ病と略)の患者が報告された。この病気は神経難病のひとつで、牛海綿状脳症(BSE)と同じくプリオンというタンパク質が感染することで発症する。まだ治療法はなく、世界中で多くの研究者が原因の究明や治療法の開発にとり組んでいる。
東京医科大学医学部教授の金子清俊先生は、プリオンによる感染機構について研究を進めている。このタンパク質には、「感染型」と「正常型」が存在するが、金子先生は、新たに両方のタンパク質を解きほぐす「アンフォルジン」というタンパク質をで見つけ、現在は、これを感染の早期診断に役立てることができないか、検証を続けている。(2005.9.1)

  • プリオン説と変異型ヤコブ病
  • プリオンを解きほぐす「アルフォジン」
  • これからの研究に向けて

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