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いのちの歴史をひもとく本

2010年3月25日

2009年冬の本棚より

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『いのちってなんだろう』
中村桂子、沼野尚美、高橋卓志、鷲田清一、金森俊朗 共著(岩波文庫)

「いのち」はどうして大事なの? 死んだらわたしはどうなるの? 科学、宗教、学校、病院、哲学の現場で「いのち」をみつめてきた5人のプロフェッショナルが、「いのち」を考えたいあなたに、深くまっすぐ届ける本。[桑子]


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『生物から見た世界』ユクスキュル、クリサート 著(徳間書店)

蜜を求めるミツバチの空間認識、血を見分けるダニの温度知覚、実はゆっくりではないカタツムリの時間。常識を捨てて、様々な生物の内側から世界をのぞくと、鮮やかな「環世界」が広がります。


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『種の起源』チャールズ ダーウィン 著/渡辺政隆 訳(光文社古典新訳文庫)

すべては150年前に書かれたこの1冊から始まった。生物が共通の祖先から「進化」したという普遍性の発見が、いかに多くの観察と実験から導かれたか。ダーウィンの論証の軌跡を、じっくり堪能しよう。[桑子]


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『こいぬがうまれるよ』ジョアンナ コール 著
ジェローム ウェクスラー 写真/つぼいくみ 訳(福音館書店)

うまれるそのとき、また1つ、いのちの歴史が始まります。とにかく可愛い、こいぬの一瞬、一瞬。「いいこと おしえてあげようか?」と誰かに耳打ちしたくなる![桑子]


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『生命の樹――チャールズ・ダーウィンの生涯』ピーター・シス 著(徳間書店)

ダーウィンの生涯が精彩な点画で描かれています。とくに彼が26歳で乗り込んだ、ビーグル号世界航海の場面は圧巻です。美しい昆虫や鳥や化石の絵を眺めていると何時間でも経ってしまいそう。


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『生きものいっぱいゆたかなちきゅう』ワタナベケンイチ 絵/本川 達雄 著(そうえん社)

何種類もの生きものがいるから、地球はたのしい! かわいい絵と巻末の歌で生物多様性の大切さを伝えてくれます。[寺村]


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『ヒトの中の魚、魚の中のヒト』ニール・シュービン 著/垂水雄二 訳(早川書房)

「腕立て伏せ20回!」と言われて、魚が胸びれで腕立てしていたら?過去にはこんな生物もいたのです。この不思議な魚の骨が教えてくれること。それは、私たちが日々使っている「手」の起源なのです。[高橋]


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『BONES――動物の骨格と機能美』湯沢英治、東野晃典、遠藤秀紀(早川書房)

自然光のみの撮影が骨格の陰影を際だたせています。写真の動物達は、すでに命を持たないはずなのに、「生物」である存在感を感じさせます。細部の骨構造にも見入ってしまいます![高橋]


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