地震・津波の今後

質問: 余震はいつまで続くの?

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の余震はいつまで続くのですか?巨大地震の余震はどの場合もこれくらい続くのでしょうか?(20代男性・千葉県ほか)

回答:

大きな地震(本震)が発生すると、その周辺で最初の地震より比較的に小さな地震が発生します。この比較的小さな地震を余震といいます。

余震の数は本震の直後に多く、時間とともに減っていきます。目安として本震から2日後に約2分の1、10日後に約10分の1、20日後に約20分の1、100日後に約100分の1になります。一方、本震が大きいほど余震が収まるまでの期間が平均的に長くなります。
3/11 に発生した今回の大地震の場合、M(マグニチュード)5以上の余震に限ってみると、本震発生後、当日は127回、1日後は77回、2日後は33回、3日後は27回、となっています。この推移から単純に考えて20日後となる3月末の時点でも、M5以上の余震が1日に3〜4回起きても不思議ではありません。

とはいえ、余震がなぜ、そしていつまで起こるかはまだはっきりとわかっていません。ここでは参考として、過去の地震とその最大余震の規模を比較してみましょう。
 

この表からこんなことがみえてきます。
1.本震の規模が大きいと余震の規模も大きくなります(本震と最大余震の差はMで1程度のことが多い)。つけ加えると、規模の大きな余震は数が少なく、小さいものほど多くなることもわかっています。
2.本震から最大余震までの間隔の目安は、本震の発生場所が内陸のほうが短く、海域のほうが長い傾向があります。


執筆:科学コミュニケーター 岡山悠子
協力:日本地球惑星科学連合
2011/03/23 掲載


関連リンク

【Column】東日本大震災の余震について
気象庁 - 余震とは?
文部科学省 - 地震調査研究推進本部 大地震のあと、余震はどうなるか