来館者を対象とした実証実験や調査を行い研究開発の推進につなげる「オープンラボ」の企画提案を募集します。
オープンラボでは、日本科学未来館の展示場や施設を研究のフィールドとして活用し、来館者に協力いただく形で実験や調査等を実施していただきます。実験や調査はオンラインでの実施も可能です。
対話の場は、科学コミュニケーターと協働して創出します。対話の手法は、参加者と直接話し合う以外にも、研究課題や実験の内容に応じて、さまざまな形をご提案します。
本公募で採択された場合、原則として、実験や調査に関わる経費は企画提案が採択された研究者が負担し、未来館の展示場や施設の使用および参加者の募集に関わる経費は未来館が負担することとなります。詳細は以下の公募概要をご確認ください。

公募概要

スケジュール

募集・選考のスケジュールは、以下の通りです。

①企画提案の受付開始(1次募集)
2021年9月21日(火)
②企画提案の受付締切(1次募集)
2021年11月19日(金)17:00
③選考期間
2021年12月~
④選考結果通知・発表
2022年1月~
⑤事業計画等に関する協議
2022年1月~3月
⑥事業実施時期
2022年4月以降

2022年1月頃に2次募集を行う予定です。2次募集では1次募集で不採択となった提案についても応募可能です。(1次募集の提案から内容の改善が認められれば採択される可能性があります。)

対象者

日本国内に居住し、大学(短期大学および大学院大学を含む)、高等専門学校、公的研究機関、公益法人、NPO 法人および企業(日本国内で法人格を有すること)に所属する研究者(修士課程もしくは博士課程在学中の学生は応募できません。)であって、自らが研究構想の発案者であるとともに、その構想を実現するために研究を推進する立場にあること。

実施形式

本公募では、以下の3種類の実施形式について募集を行います。

  • A.実証実験
    研究開発中の科学技術や新しいシステムを用いた実証実験やプロトタイピングを、未来館の展示場や施設等において、未来館の来館者を対象に実施する。
  • B.意見収集
    研究成果の社会受容性、隣接する社会的課題等について、未来館の展示場やオンラインで、アンケート調査、ディスカッションなどを実施し、多様な人々の多様なアイデアを収集する。
  • C.人文・社会科学研究
    人間の行動や心理・発達に関する研究について、来館者を被験者とした実験等を実施し、研究データを取得する。

これまでの採択企画の概要や活動は、以下のホームページで紹介しています。

オープンラボ ~研究への市民参画

実施概要

本公募で、実施いただく企画の概要は以下のとおりです。

  • 実施期間
    実施期間は契約締結日より6か月間または1年間です。ただし、A.実証実験に限り、必要となるデータ数等をふまえ最長2年間までの提案を認める場合があります。
  • 実施場所
    展示場のほか、1階コミュニケーションロビー、7階コミュニケーションフロア等の施設を利用します。実施場所については、採択後に未来館と協議し決定します。また、オンラインでの実施も可能です。
  • 参加者とのコミュニケーション
    本事業の趣旨を踏まえ、参加者とどのようなテーマでコミュニケーションを行いたいか、企画提案者が実現したい未来社会像をふまえ、具体的にご提案ください。
  • 成果の取り扱い
    本事業で得られた成果は、すべて採択者に帰属します。未来館では本事業により得られた研究成果をもとに、採択者らが行う国内外での研究成果発表を推奨いたします。その際には未来館の協力のもと実施された実験等の成果である旨、記述を行っていただきますようお願いいたします。
選考方法

未来館内の市民参加型研究推進委員会にて書面審査(A.実証実験はヒアリング審査を伴う場合有)を行い、その結果に基づいて採択課題を選定します。なお、審査にあたり、追加資料の提出を求める場合があります。

採択件数

採択件数は、1次募集と2次募集をあわせて、2~3件程度を予定しています。

審査の観点

選考にあたっての審査の観点は、以下の通りです。

  • A.実証実験
    参加者が体験を通して、社会実装される前の開発中の科学技術や新しいシステムに触れ評価することができるか。データ取得により、研究開発の推進につながるか。
  • B.意見収集
    参加者が体験を通して、未来の科学技術や社会について考え未来像を描くことができるか。意見収集により、多角的な視点が研究に反映されるか。
  • C.人文・社会科学研究
    参加者の体験が、被験者にとどまらず新しい発見や視点が得られる内容か。データ取得により、学術的な成果につながるか。
  • 共通観点(A~C)
    参加者と共有したい研究の未来像が明確に設定されていて、かつ妥当なものか。未来館をフィールドとして活用する意義が明確であるか。
    社会的な意義、関心や一般に訴求できる要素があるか。研究者や設備および予算の確保、研究者の実績、スケジュール管理、など計画を実施するための体制は適切か。安全管理、個人情報保護、生命倫理等について十分に検討され、法令等を遵守した計画、体制となっているか。
実施費用等

原則として、実験や調査等に必要となる制作物等の制作、設営、撤去などの経費は、企画提案が採択された研究者に負担していただきます。未来館は、施設利用や参加者募集に伴う経費を負担します。採択後の流れや採択者の責務については、募集要項をご参照ください。

応募方法

募集要項および提案書をダウンロードし、提案書に必要事項を記入のうえ、応募書類提出フォームにアップロードしてください。応募書類を受領後3営業日内に、未来館から受領確認メールを送ります。この受領確認メールをもって応募完了とします。なお、受領確認メールが届かない場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。

別ウィンドウで開きます募集要項 [PDF形式:327KB]

別ウィンドウで開きます提案書様式 [MS-WORD形式:41KB]

応募書類提出フォーム

留意事項
  • 応募内容が対象となる企画に合致していない場合、虚偽の内容が記載されていた場合等には、当該応募を審査の対象外とします。採択後にこれらが発覚した場合には、採択の取り消しや実施の中止等を含めた必要な措置を講じますので、ご注意ください。
  • 応募内容に重複がなければ、応募数の制限はありません。ただし、特定研究者や地域への集中を避けるため、採択数は原則として1研究室につき1件とします。
お問い合わせ先

オープンラボの詳しい説明や未来館施設の見学希望、応募書類や応募方法でご不明な点等がありましたら、以下の問い合わせフォームへ件名「オープンラボ企画公募について」として、所属、氏名、電話番号、メールアドレス、相談内容等をお送りください。

お問い合わせフォーム

国立研究開発法人科学技術振興機構
日本科学未来館 事業部 プログラム企画開発課
プログラム推進・普及展開担当
〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3番6号
電話:03-3570-9214(受付時間:10:00 ~17:00 ※土日祝および休館日を除く)

オープンラボとは

「オープンラボ」は、研究者と市民が最先端の科学技術をつくっていく、ひらかれた実験場です。未来館を舞台に、市民から広くデータを募ることに加え、市民と研究者の対話を促すことで、多様な視点がとりこまれた研究をともに進めています。

オープンラボ ~研究への市民参画