ジオ・コスモス内部構造を初めて特別公開

日本科学未来館

大規模メンテナンス前のジオ・コスモス

日本科学未来館(略称:未来館、館長:浅川智恵子)は2021年11月27日(土)~2022年1月23日(日)、現在大規模メンテナンスにともない公開を休止しているシンボル展示「ジオ・コスモス」の、普段は見られない内部構造を初めて公開するイベント「ただいまメンテ中!ジオ・コスモスの“内部” 特別公開」を開催します。

ジオ・コスモスは直径約6メートル、重さ約13トン。毎日、人工衛星の撮影データを取り込んでリアルな地球の雲の映像を流しているほか、球体をいかしたさまざまな映像作品を上映してきました。

現在、およそ11年ぶりに地上におろし、有機ELパネルから最新LEDパネルへ、1万362枚のパネルひとつひとつを手作業で貼り換え作業を行っています。メンテナンス後は、高輝度化、広色域化やHDR対応により、より明るく鮮やかで豊かな映像表現をご覧いただけるようになります。メンテナンス期間は来年3月末までの予定です。

今回、期間限定で特別公開するのは「球体シェル」と呼ばれる、発光パネルを貼り付けるための土台となる構造物の一部。1枚約300キロのアルミ製で、8枚を組み合わせて球体をかたちづくっています。それぞれの球体シェルには発光パネルを取り付けるための穴がびっしりとあけられています。今回の公開では、この球体シェルを間近でじっくりとご覧いただけるほか、時期によっては球体シェルの表面だけでなく、複雑な配線が見える裏側の様子も見学いただけます。

球体シェル
複雑な配線

イベント概要

タイトル
ただいまメンテ中!ジオ・コスモスの“内部” 特別公開
開催日時
2021年11月27日(土) ~ 2022年1月23日(日) 10:00~17:00
※期間中の火曜日(1月4日をのぞく)および年末年始(12月28日~1月1日)は休館日
開催場所
日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
参加費
無料 ※展示をご覧になる場合は入館料が必要です。
申し込み
不要 ※混雑時にはお待ちいただく場合があります。
主催
日本科学未来館