12月23日(日)トークセッション開催のお知らせ 「温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』の果たす役割  ~世界初の『共通のものさし』」

日本科学未来館

いぶき/GOSAT(2009〜)提供: JAXA

日本科学未来館(館長:毛利 衛)は、2018年12月23日(日)に、トークセッション「温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』の果たす役割 ~世界初の『共通のものさし』」を開催します。「いぶき」が観測したデータから明らかとなった温室効果ガスの分布やその変動、そして未来の地球への影響について考えます。

2009年に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」は、これまで世界中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン)の濃度を正確に観測し、その変化を捉えてきました。世界中の温室効果ガスをたった1つのセンサーで測定することができる「いぶき」は、世界共通の「ものさし」と言われ高く評価されています。そして、今年10月29日には後継機となる「いぶき2号」が打ち上げられました。1号に比べて二酸化炭素濃度をより高い精度で、かつ数多くの地点で計測し、人間の活動に起因する二酸化炭素やメタンの発生をより詳細に捉えることが可能となりました。パリ協定*1を始め、気候変動の問題に対する国際的な政策の施策が進んでいる中で、「いぶき」から得られる科学的知見は大きく期待されており、今後の政策決定にも関わってくる可能性があります。

本イベントでは、「いぶき」から得られたデータを解析し、温室効果ガスの分布やその変動を研究している国立環境研究所地球環境研究センターの松永恒雄氏を講師にお招きし、宇宙から「いぶき」がどうやって温室効果ガスを観測し、その観測データからどのように地表における人間活動を解明していくのかをお話しいただきます。そして、世界の「脱炭素化」を実現するために、このような科学データが果たし得る役割について、参加者とともに考えます。

*1. 2015年にパリで開催された「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意・発行された、2020年以降の気候変動問題に関する、国際的な枠組みのこと。

講師プロフィール

松永恒雄 氏

国立環境研究所地球環境研究センター 衛星観測センター 観測センター長/衛星観測研究室室長

東京大学大学院工学研究科修了。博士(工学)。地質および環境のリモートセンシング(遠隔計測)を専門とし、国立環境研究所にて数々の衛星プロジェクトに従事。衛星を使った大気中の温室効果ガスおよび微粒子の観測を行い、その濃度分布や将来予測の研究活動を行っている。

基本情報

タイトル
トークセッション「温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』の果たす役割 ~世界初の『共通のものさし』」
日時
2018年12月23日(日)14:30~15:30
会場
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
参加費
入館料(大人620円、18歳以下210円)のみ
参加方法
申し込み不要。直接会場にお越しください(先着順)
定員
50名
主催
日本科学未来館
一般からのお問い合わせ先
日本科学未来館
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