常設展

地球とつながる

つながり Geo-Cosmosジオ・コスモス

1000万画素を超える高解像度で、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出すGeo-Cosmos(ジオ・コスモス) は、日本科学未来館のシンボル展示です。有機ELパネルを使った世界初の「地球ディスプレイ」で、「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という館長毛利衛の思いから生まれました。画面上を流れる雲の映像は、気象衛星が撮影したデータを毎日とりこんで反映させたもので、リアルな地球の姿を眺めることができます。


制作会社 株式会社電通、三菱電機株式会社、株式会社ゴーズ、株式会社GKテック
データ提供: University of Wisconsin SSEC, Geoscience & PlanetObserver.com。


主要スペック

発光デバイス: 有機EL(96mm角パネルが10,362枚)
サイズ: 直径約6m(地球の約200万分の1)
重さ: 約13t
画素数: 1,000万画素以上
内部構造: ジオデシック正八面体モデル

Geo-Cosmosメイキングムービー


科学情報の可視化

大気の流れや未来予測シミュレーションなど、Geo-Cosmosは日々更新される科学データを映しだします。ここからは、数百を超える科学データが発信可能。研究者との連携により精度の高い多様な情報を受けとり、さまざまな地球の姿を見せていきます。ときには科学コミュニケーターがつむぐストーリーとともに、多くの人々と地球の姿をわかちあうことができるプラットフォームです。

地球の姿
データ提供:株式会社ウェザーニューズ

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「The Searching Planet 検索する地球」

Google と日本科学未来館が共同制作した「検索から世界を考える」コンテンツです。食べ物のカロリー、電車の時間、星の動き。インターネットの誕生で、世界中の情報に誰もがアクセスできるようになりました。たくさんの情報の中から知りたいことを探しだすために、私たちは「検索」という方法にたどりつきました。世界中でみんなが検索したことを分析してみると、日々移り変わる私たちの心の動きが見えてきます。本コンテンツでは、食べ物やスポーツ、ペットやニュースをテーマに、検索からみた人や社会の動きをご紹介します。

企画・制作・著作: Google、日本科学未来館

軌跡~The Movements

テーマは「人間の活動と地球観の変遷」。約6億年前からの大陸移動、15万年前からの人類の移動、古地図、現代の道路、航路、鉄道、空路、そして国際宇宙ステーション(ISS)、GPSなど、“移動”にまつわるさまざまなデータから、人類が歴史のなかで歩んできた軌跡を印象的に描きだします。ハイクオリティなCG映像と、それにシンクロする音響演出によって、まるでGeo-Cosmosが語りかけてくるような、感性に訴える球体映像表現です。1階シンボルゾーンの奥から眺めるのがおすすめです。ソファに寝転んで地球を見上げるようにご覧ください。

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軌跡のかさなり
ディレクター: 山本信一/音楽:ICE [Intercity-Express] /映像技術:今村和宏/プロデューサー:貞原能文、小椋勇介/制作: 株式会社オムニバス・ジャパン/制作協力:遠藤誠一(Gopha inc.)/サウンドシステムデザイン: 株式会社ゴーズ/データ提供: 中央大学 鳥海研究室、神戸市立博物館、Northern Arizona University, University of Oxford,VMapLevel0 2004,TOKYO CARTOGRAPHIC CO.,LTD./データ制作協力:AuthaGraph株式会社

ワールドプロセッサー by インゴ・ギュンター

ドイツ生まれのメディアアーティスト、インゴ・ギュンター氏がGeo-Cosmosのために制作したコンテンツ。「ワールドプロセッサー」とは、データをもとに地球のさまざまな側面を描きだす、ギュンター氏による現在進行中のプロジェクトです。「人の営み」「社会の姿」「境界線」「地球の水」「人の経済活動」「モノ・ヒトの移動」「コミュニケーション」「世界平均と日本」の8つのテーマで、政治、経済、環境、社会問題などの様々な分布や移動が表現されます。3階の常設展示フロアからの眺めがおすすめです。

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平均寿命~「社会の姿」「人の営み」より
データ提供:UNDP’s HDR (Human Development Report), The World Bank, OECD/データビジュアライズ:Elias N. Melad, Nathan Townes-Anderson, Amy Brener, Sharone Vendriger, Mike Shea, Go and Partners,Inc./制作協力:P3 art and environment/Special Thanks to:Andrew Saunders, RPI, Manuela Hartel, Andreas Riedl, Jan Mokre

Geo-Cosmosを見る方法

Geo-Cosmosは、1階シンボルゾーンと、3階、5階の展示フロアからいつでも見ることができます(1階シンボルゾーンは入場無料)。通常は、宇宙から見た地球を感じられる「地球の姿」を映していますが、毎日決まった時間に以下のプログラムを行っています。

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オート上映

「軌跡~The Movements」や「ワールドプロセッサー パワードバイ インゴ・ギュンター」など、多様なアイディアで地球を再発見できるプログラムをオートで上映しています。さまざまに姿を変える地球の眺めをお楽しみください。英語・中国語での上映コンテンツもあります。

Geo-Cosmosの音楽

ジオ・サウンド by ジェフ・ミルズ
「インナーコスモス・サウンドトラック」

3階と5階をつなぐ回廊(オーバルブリッジ)では、テクノ・プロデューサー/DJであるジェフ・ミルズ氏が手がけた音楽が流れています。館長毛利衛の宇宙体験をふまえ、宇宙、地球、人々のつながりをコンセプトに制作された、地球を眺めるためのサウンドトラックです。(2001年の開館時、Geo-Cosmosの公開とともに、温度・湿度・太陽光・風など環境の変化とともに生成される音楽が坂本龍一氏によって制作されました。それにかわって2013年、Geo-Cosmosのリニューアルを機に、ミルズ氏の音楽を公開しました。)

訪れた日や時間で変化する音楽

月曜日から金曜日までのウィークデイ、週末、また朝、午後、夕方、夜と、日や時間帯によってサウンドトラックはゆるやかに変化します。訪れたその時の音楽を、Geo-Cosmosのコンテンツ「今日の地球」の眺めとともに体験してください。

特別な音響システム

オーバルブリッジの音響システムは、32チャンネル64本のスピーカーで構成されており、来場者が進むにつれて音が変化するように設計されています。また、ガラスによる音の反射を利用して進行方向への不思議な奥行きをつくりだしています。背の高い方は手すりガラスの高さより耳を低くすることで、不思議な音の世界をさらに強く感じることができます。

コンセプトデザイン、作曲:ジェフ・ミルズ/音響デザイン:株式会社ゴーズ、有限会社シネティクス

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