「WBTアンバサダー・プログラム」 アンバサダー5名の研究テーマが決定

「ワールド・バイオテクノロジー・ツアー(WBT)※」の一環として実施している「WBT アンバサダー・プログラム」において、アンバサダー(親善大使)たちが取り組む研究テーマが下記のとおり決定しました。

アンバサダーたちが取り組む研究テーマ

 

「ミドリムシを⽤いた海⽔浄化」
 明田 悠祐さん (大学1年)

高校在籍時より環境浄化の研究に取り組み、海水で生きていけるミドリムシを発見。環境への負荷が高いエネルギーに頼らず、海洋性ミドリムシを使ったバイオレメデーションによる汚染海水の浄化をめざす。


 

「藻類を使って肥料をつくる」
蒲 朋恵さん (高校2年)

世界の貧しい国々が抱える問題には食糧不足だけでなく、鉄分やビタミンなどの栄養素が不足する栄養失調もあると知り、地球規模課題のひとつである食糧問題に興味を持つ。スピルリナやアオコなどの藻類を肥料にして、野菜の収穫量にどのような影響があるのかを調べていく。


 

「腸内環境と私たちの健康の関係」
 服部 真央さん (高校2年)

腸内環境と病気とが密接に関係していることを知り興味を持つ。腸内細菌と健康との関係、および病気の予防法、治療法の最新の研究成果を踏まえた調査をすすめていく。


 

「緑茶成分カテキンの機能と新しい活用法」
 東野 昌伸さん (高校2年)

カテキンを研究対象として、脂肪燃焼作用、抗菌効果のほか、医薬品と同時に摂取することで医薬品の効果を高める場合があるかなど、カテキンの活用法について研究調査を進めていく。


 

「インフルエンザワクチンに関する伝え方の研究」
柳田 優樹さん (高校2年)

インフルエンザワクチンの接種について、研究者の発信する科学的な情報がどのように市民へ伝わり、市民がどう判断して行動を取るのかを調査していく。

 


「WBT アンバサダー・プログラム」は、公募でアンバサダーに選ばれた高校生・大学生5名が、バイオテクノロジーに関して疑問に思っていることや興味のある問題に対して、科学的なアプローチで研究計画をつくり、研究を進め、そのプロセスや成果を国内外で発表するものです。
8月8日(土)に行われる中間研究報告会で研究概要を報告後、11月の科学コミュニケーションイベント「サイエンスアゴラ2015」内で行われる最終発表会で研究成果を発表し、最優秀アンバサダーを決定します。最優秀アンバサダーは、海外科学館(ベルギー、ポルトガル)との交流のほか、2017年に開催される世界科学館サミットへの招待が予定されています。

8月8日(土)に行われる中間研究報告会で研究概要を報告後、11月の科学コミュニケーションイベント「サイエンスアゴラ2015」内で行われる最終発表会で研究成果を発表し、最優秀アンバサダーを決定します。最優秀アンバサダーは、海外科学館(ベルギー、ポルトガル)との交流のほか、2017年に開催される世界科学館サミットへの招待が予定されています。

 

アンバサダーたちへメッセージ

 

アンソニー・ロック 氏 (科学技術センター協会(ASTC) 会長)

科学の進歩がもたらしている現状は過去に比べ、私たちの暮らしに大きな影響を与えています。科学がもたらしている状況において、市民が科学への理解を深めること、そして科学と社会の関係がよりよくなるためには一層の努力が必要となってきます。ワールド・バイオテクノロジー・ツアーの一環で開催される「アンバサダー・プログラム」は、青少年に最先端の科学に触れる機会を育むことで科学を社会へ伝える重要な役割を担っています。未来を担う青少年たちは私たちにとって重要な存在であり、ASTCは世界の科学館と連携をしながらバイオジェン社の協力のもと、青少年を育成する「アンバサダー・プログラム」を応援していきます。



 

スティーブ・スギノ氏 バイオジェン・ジャパン株式会社 代表取締役社長

バイオジェンの社会貢献組織であるバイオジェン財団では、バイオテクノロジーの未来を拓く担い手となる、あらゆる世代の人々の学びを応援するために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育の向上に力を注いでいます。バイオジェンにおける全ての事業の核は科学であり、イノベーションに通ずる専門性や知見なくしては、何も成し遂げることはできません。今回、日本科学未来館とASTCとの協働プログラムを通じて、学生の皆さんが科学と発見への情熱を追求する姿を拝見し、大変嬉しく思っております。



 

※ワールド・バイオテクノロジー・ツアー(WBT)
バイオテクノロジーやその社会との関係性について、科学館の活動を通して理解を深めることを目的とした国際プロジェクト。北米地域を中心とする科学館ネットワークAssociation of Science- Technology Centers (ASTC)が企画・運営、米国企業のBiogen Foundationが協賛しています。

関連リンク

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