「宇宙の端って、どうなっているんだろう」「地球に似た星ってどのくらいあるんだろう」…謎に満ちあふれた宇宙は、いくつになっても好奇心をくすぐられる存在です。そしてこれまで、人間のあくなき好奇心と探究心はさまざまな研究や技術開発へと結びつき、宇宙の謎も少しずつ解き明かされてきました。このコースでは、いろいろな方法を使って宇宙と向き合う研究や実験に関する展示を、めぐることができます。目線を普段の生活から広大な宇宙へと向けてみると、新たな視点で日々を見られるようになるかも…?

おすすめプラン

5F 常設展「世界をさぐる」

ニュートリノから探る宇宙

宇宙からやってくる素粒子のひとつ「ニュートリノ」は、私たちの体を毎秒100兆個も通り抜けています。あらゆる物質をするすると通り抜けてしまうニュートリノをとらえることは、宇宙の謎に迫る方法の1つでもあります。
ニュートリノってどんなもの? どうやって観測してる? 小さな粒から探る大きな宇宙の世界を、じっくりとお楽しみください。

場所
5階 常設展

5F 常設展「世界をさぐる」

ロケットエンジン

宇宙飛行士や人工衛星などを、地上から宇宙へと届けるロケット。そのまさに駆動源となっているのが、エンジンです。小惑星探査機はやぶさ2も、この「LE-7A」エンジンを搭載したH-ⅡAロケットで地球を飛び立ちました。
じつはこの展示、「最初の燃焼試験に使われた”実物”」なんです。360度、いろんな角度からじっくりと眺めてみてください!

場所
5階 常設展

5F 常設展「世界をさぐる」

こちら、国際宇宙ステーション

そこは、地上400kmを浮かぶ宇宙の実験室「国際宇宙ステーション」。ほとんど重力がない無重量空間ならではのさまざまな工夫が、トイレや壁などあちこちにほどこされています。
展示の外側にある宇宙飛行士のサインは必見! 月面を歩いたアメリカの宇宙飛行士バズ・オルドリンのサインもあるんですよ。次にここにサインをするのは、あなたかも……?

場所
5階 常設展

屋外

宇宙ヤクスギ

未来館を出た後も、楽しみは続きます。チケットブースからテレコムセンター駅に向かう途中にある、1本の杉の木。これは、名誉館長の毛利衛が宇宙飛行時、スペースシャトルに持ち込んだ屋久杉の種が約20年の歳月をかけて成長したものです。
地球で強くたくましく育つ「宇宙ヤクスギ」、是非立ち寄ってみてください。すぐ近くにあるスペースシャトルの石碑も、お見逃しなく!

場所
屋外 (旧Miraikan Shop店舗付近)