「未来をつくるラボ」では、開発中のテクノロジーをいち早く体験したり、研究者とアイデアを交換したりできる実証実験を行っています。

実証実験テーマ

いくつになっても元気に、楽しく、自分で動き続けられる社会をみんなでつくる

私たちがいくつになっても自由に動き続けるためには、「ひざの健康」が大切です。しかし、ひざの痛みが出て初めて医療機関などにかかることが多く、痛みが出る前にひざの「がんばりすぎ」に気づくことは簡単ではありません。
これまでの研究により、平地を自分のペースで歩いたときにひざにかかる負担をより簡単に測ることができるようになりました。一方で、日常生活のさまざまな活動の中で、ひざにどれほどの負荷がかかっているのかを正確に見積もることは、まだ十分に実現できていません。

そこで、この実証実験では、みなさんが歩くときのひざの動きに関するデータを集めて、坂道などの環境や歩く速度、体重の負荷などの条件変化にひざがどのように対応するかを表す「Knee Robustness Index(KRI)」という新しい指標の開発を目指します。 KRIにより、将来的には活動環境や一人ひとりの特徴に応じたひざへの負担を“見える化”し、やりたいことを続けながら、適切な活動方法を選べる未来につなげたいと考えています。ひざを守るための「ものさし」をつくって、みんなのひざをHappyにする“Hizappy” Projectに、あなたも参加してみませんか?

体験内容

あなたの一歩が、未来の「ひざの健康」をつくりはじめる

脚にウェアラブルセンサーを装着します

脚に小型のウェアラブルセンサーを装着し、平地や坂道などさまざまな条件で歩いていただきます。みなさんの歩き方はデータとして集められ、環境に対するひざの応答性の指標「Knee Robustness Index(KRI)」の開発に役立てられます。体験終了後には、身体の組成データや歩行の波形、ご自身の歩行データをもとにした、ひざにかかる負荷のフィードバックを受け取ることができ、ひざの健康を守るための第一歩になります。
そして、ひざや歩行について感じたこと、気づいたことをぜひ研究者や担当スタッフに教えてください。みなさんの声が、よりよい研究をみんなで育てていくための大切な道しるべになります。

体験の流れ

ウェアラブルセンサーを装着して、さまざまな条件で歩行します
  • 同意書・質問票の記入 ※体験前に実施いただきます
  • 受付・説明 ※予約時間の10分前にお越しください
  • 身体機能計測(InBody、身長、握力、柔軟性、バランス、ひざのエコー検査)
  • 歩行計測(靴/裸足、平地/坂道など、条件を変更しての歩行)
  • 結果フィードバック、アンケートの回答

※体験時間は60分程度、フィードバックに15分程度を予定しています
※測定の際に、裸足になっていただく場面があります
※ひざを出せる服装(ひざまでまくることができるズボンなど)および履き慣れたくつでお越しください

実証実験研究者

秋葉 絢子 の写真

秋葉 絢子

慶應義塾大学医学部 整形外科学教室/スポーツ医学総合センター 助教

経済学部・医学部卒、整形外科専門医。
目に見えないものを測ることで、社会は変わり始めます。速度の変化や回転をとらえるセンサーで歩行を測ると、一人ひとりの歩行の違いが見えてきます。いつまでも自分らしく動き続けられる社会を創りたい。一緒におひざを守る未来に挑戦しましょう。

名倉 武雄 の写真

名倉 武雄

慶應義塾大学医学部 整形外科学教室 運動器生体工学寄附研究講座 特任教授

博士(医学)。専門はバイオメカニクス。自分は長く歩行の研究をしてきました。このプロジェクトは、歩行を新しい形でとらえようとするこれまでにない試みです。歩行の未来を皆さんで見ていきましょう!

藤田 康範 の写真

藤田 康範

慶應義塾大学経済学部 教授

博士(工学)。専門は応用経済理論・経済政策。研究と社会をつなぐお手伝いをします。研究に関係するみなさんの感性・経験・興味・知識が混ざり合う。win-winの関係の中で研究とともに人も社会も育っていく。そんな新しい研究のかたちを、皆さんと一緒につくっていけたらと思います。

開催概要

開催日時
2026年8月1日(土)〜2026年9月6日(日)
※開催期間中であっても、実施しない日がございます。詳しくは特設サイトの「予約状況を確認する」よりご確認ください。
開催場所
日本科学未来館 1階 実験スペース(受付:1階 シンボルゾーン Tokyo Mirai Park入口)
対象
以下の参加条件を全て満たす方が対象となります。
・18歳以上の方
・現在、身体に痛みがない方
・手すりを使用せずに坂道の上り下りができる方
・ひざの病気やひざの手術歴がない方
・現在、歩行に影響する疾患で整形外科に通院していない方(上肢疾患・骨粗鬆症を除く)
・これまでに変形性膝関節症と診断されたことがない方
※お子さま連れでのご参加も歓迎しています。お子さま連れの場合は予約の際にその旨をご連絡ください。
参加費
入館料のみ
参加方法
以下特設サイトの「プロジェクト参加の流れ」をご確認のうえ、参加登録をお願いします。
https://hizappy-colab.com/別ウィンドウで開きます
撮影について
・イベント中にカメラ撮影が入り、主催者および協力機関(未来館および、慶應義塾大学)のホームページやSNS、パンフレット等の広報物、学術研究発表や各種報告書等で使用される場合があります。
・撮影不可の場合には、遠慮なくその旨をスタッフまでお申し出ください。
・お客様ご自身による写真や動画の撮影について、個人でお楽しみいただく範囲であれば撮影いただけますが、他者の方が映り込まないようにご注意ください。
主催
日本科学未来館
慶應義塾大学医学部 整形外科学教室
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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