中世に広まった数度のペスト、1918年のスペインかぜ、2019年の新型コロナウイルス感染症……。
私たち人間は大昔から、さまざまな感染症と向き合ってきました。感染症はたびたび世界的な大流行(パンデミック)を起こし、私たちの生活をおびやかします。
では、どうすればパンデミックを防ぐことができるのでしょうか? その鍵として注目されているのが “ワンヘルス”という考え方です。人間だけでなく、動物や環境の健康にも目を向け、これらを一つのつながったものとして考えるワンヘルスの視点に立つと、パンデミックを防ぐヒントが見えてきます。

未来館では、ワンヘルスの日(11月3日)前後の約2か月間、パンデミックやワンヘルスに関するパネルを展示します。また会期中には、ワンヘルスの視点からパンデミックを防ぐためにどうすればいいか考える研究者トークイベントや科学コミュニケータートークも行います。パンデミックやワンヘルスをより深く知り、自分や社会にできる対策を考えてみましょう。

①パネル展示「パンデミックを防げ! 鍵は“ワンヘルス”?」(10月8日~12月8日)

パンデミックはどのように起こり、ワンヘルスの視点からどんな対策がとれるのか、イラストとともに紹介します。また、感染症を専門とする3名の研究者が、これまでの研究や調査のなかで「これはヤバい!」と思った瞬間も掲載。科学の視点から感染症をとらえ直してみましょう。

②トークイベント「研究者と考えよう 次のパンデミックをどう防ぐ?」(11月2日、事前申込制)

左から、押谷仁先生(公衆衛生学)、佐藤佳先生(ウイルス学)、五箇公一先生(生態学)

公衆衛生学、ウイルス学、生態学を専門とする3名の研究者から、それぞれの専門の視点で感染症の現状をお話しします。後半は、みなさんからの質問やワンヘルスの考え方を踏まえて、感染症対策として取り組んでいくべきことを参加者全員で議論します。
トークイベントの詳細・申込はこちら:研究者と考えよう 次のパンデミックをどう防ぐ?

③科学コミュニケータートーク「ワンヘルスの視点で見てみよう! あなたのそばの感染症」(会期中毎週金曜・日曜)

感染症にかかる危険性はどこにある?

私たちのふだんの生活のまわりにも、感染症にかかる危険がたくさん潜んでいます。ワンヘルスの視点で生活を見つめながら、その危険性に気づき、自分にできる対策を考えてみましょう。

  • 都合により場所・時間等の変更や中止になる場合があります。予めご了承ください。
  • 開始時刻に参加者がいない場合は実施を中止する場合があります。

開催概要

開催日時
① パネル展示「パンデミックを防げ! 鍵は“ワンヘルス”?」
2025年10月8日(水)~12月8日(月)
② トークイベント「研究者と考えよう 次のパンデミックをどう防ぐ?」
2025年11月2日(日) 13:00~14:30
③ 科学コミュニケータートーク「ワンヘルスの視点で見てみよう! あなたのそばの感染症」
2025年10月8日(水)~12月8日(月)の毎週金曜・日曜 15:40~15:55 ※10月24日(金)、26日(日)を除く
開催場所
日本科学未来館
① 5階 ロビー
② 3階常設展 ジオ・コスモス前
③ 3階常設展 コ・スタジオ
対象
どなたでも
参加費
① 無料
※常設展・特別展・ドームシアターご鑑賞には別途料金が必要です
②③ 入館料のみ
字幕の視聴について
②③では、音声認識字幕アプリを使用し、イベント会場に字幕を表示いたします。
参加方法
・イベント中にカメラ撮影が入り、未来館の公式サイト(HP、SNS等)や館内サイン、各種報告書等で使用される場合があります。
・撮影不可の場合には、遠慮なくその旨をスタッフまでお申し出ください。
・お客様ご自身による写真や動画の撮影について、個人でお楽しみいただく範囲であれば撮影いただけますが、他の方が映り込まないようにご注意ください。
主催
日本科学未来館
協力
押谷仁(東北大学大学院医学研究科 教授)、五箇公一(国立環境研究所生物多様性領域(生態リスク評価・対策研究室)特命研究員)、佐藤佳(東京大学医科学研究所 教授)
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム