透明字幕パネル「See-Through Captions」を持った科学コミュニケーターと一緒に、展示フロアをまわります

文字と絵を使って、耳が聞こえる・聞こえないにかかわらず未来館の展示を楽しめるツアーを実施します。テーマは「人間とロボットのちがい」。「アンドロイドー人間って、なんだ?」や「計算機と自然、計算機の自然」などをめぐります。
このツアーでは、「See-Through Captions」(シースルーキャプションズ)*という透明字幕パネルを持った科学コミュニケーターと一緒に展示フロアをまわります。科学コミュニケーターが話した言葉が、透明なパネル上にリアルタイムで文字として表示されます。透明なのでパネルごしに表情やジェスチャーも見られます。「見ること」を中心に楽しむこのツアーでは、展示の内容を絵で説明するプチ紙芝居も登場します。
ツアー中、参加者の皆さんには、自分の考えや感想を書き留めておけるホワイトボードノートをお渡しします。ツアーで感じたことを文字や絵、手話やジェスチャーなどで伝えあいながら、「人間とロボットのちがい」について一緒に考えていきましょう。
一味違った展示の楽しみ方が見つかるかもしれません。

展示をみながら考えたことを、文字や絵、手話やジェスチャーなどで伝えあいましょう

*「See-Through Captions」について
「耳が聞こえる人と聞こえない人とのコミュニケーションをスムーズにしたい」という思いから、未来館の研究エリアに入居する「xDiversity(クロス・ダイバーシティ)プロジェクト」の研究者たちが開発しました。これまでにも、未来館で実証実験を行ってきました。
透明パネルで言葉と顔の両方が見えると伝わりやすい?〜聞こえる人と聞こえない人のコミュニケーション

ファシリテーション

大久保 明、佐野 広大、小林 沙羅、中野 夏海(日本科学未来館科学コミュニケーター)

開催概要

開催日時
2023年4月1日(土)
①11:00~12:00(手話通訳あり)
②14:00~15:00(手話通訳あり)

2023年4月2日(日)
①11:00~12:00(手話通訳あり)
②14:00~15:00(手話通訳あり)

※ツアー後にお時間がある方は、アンケートにご協力ください。
開催場所
日本科学未来館 3階常設展示フロア
※3階常設展示内の、実験工房前の受付からご案内いたします。
対象
ろう・難聴者の方をはじめ、どなたでも
※ツアー内容は、小学4年生以上の方におすすめできるものとなっています。
※日本語字幕を読むのが難しい方向けに、手話通訳をご用意しております。
参加人数
各回8名まで
参加費
入館料のみ
※3階の総合案内受付で障害者手帳をご提示いただくと、ご本人とお連れ様1名は常設展入場料が無料です。
参加方法
【事前申し込み制】(抽選)
各日とも、事前申し込みを受け付けいたします。Miraikan ID マイページよりお申し込みください。応募者多数の場合は、ろう・難聴者の方を優先させていただきます。ご了承ください。

※本イベントのお申し込みには、Miraikan IDへのご登録が必要です。(登録無料)
※Miraikan IDにご登録後、「Miraikan IDマイページ」→「限定イベント」より、ご希望のイベントにお申込みください。
※保護者がお子様のイベント参加申込を行う場合は、保護者の方のお名前でMiraikan IDに登録いただいたうえで、お子様の名前を家族設定で追加してください。


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【応募期間】
3月23日(木)17:00まで

【当日参加枠】(先着順)
事前申し込みの状況やキャンセル状況により、当日受け付けを行う場合がございます。その場合は事前に未来館の公式Twitterでお知らせいたします。

※本ツアーは今後も開催を予定しています。今回ご参加がかなわない方は、ぜひ次の機会にご参加ください。
主催
日本科学未来館
協力
JST CREST xDiversityプロジェクト
株式会社ジャパンディスプレイ
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム

未来館の研究エリアについて
展示エリアの隣にある「研究エリア」には、最先端の科学技術研究を進めるさまざまな外部プロジェクトチームが常駐しています。ここは研究者が実験や研究を行うだけでなく、来館者が最先端の研究に参加する場所でもあります。ともに研究を進め、未来をつくっていくために、みなさんをお待ちしています。
日本科未来館 研究エリアについて

JST CREST xDiversity について
"できないこと"の壁を取り払い、"できること"をより拡張できたら、本当に個性が活かせる社会になるのではないか。人や環境の「ちがい」をAIとクロスさせ、多くの人々によりそった問題解決の仕組み作りを目指すプロジェクトです。
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