[お申し込みフォーム]より、必要事項をご記入のうえお申込みください。
10年後、あるいはもうすこし遠くの「未来」を想像してみる……
どんな色やカタチをしているんだろう?そこに暮らす人間はどんな日常をおくっている?
SFプロトタイピングとは、SF(サイエンスフィクション)物語をつくりながら、チームで新しいアイデアをつくり議論を深めるワークショップの手法で、近年、企業や自治体など様々な場所で実践されています。わたしたち自身の想像力をフル活用し、未来をえがき出すこの思考実験ワークショップ「SFプロトタイピング」を、今回、未来館で初めて実施します。

ワークショップでは、5人1組のグループになり、仲間と一緒になって、空想上の科学技術「未来ガジェット」をつくります。未来ガジェットは、便利な道具だったり、ときにはテクノロジーを使ったサービスだったりします。未来館の科学コミュニケーターも一緒になって、「未来ガジェット」をスタート地点に、科学技術をとりまく人間や社会の背景にまで空想をふくらませていきます。グループのなかでお互いが言葉をかわしていくうちに、空想がしだいに立体的になり、未来の住人たちの思いもよらない人間模様や、単なる技術にとどまらない「未来ガジェット」の一面に出会えることでしょう。最後に、グループで作りあげた空想世界を、ショートストーリーの作品にして発表します。
はたして、どんな未来と出会うことができるでしょうか?もしかすると、わたしたちの日常の価値を再発見したり、これから進むべき方向のヒントがみつかったりするかもしれません。未来なんてあらたまって考えたことないなあ……という人も、科学とか詳しくないなあ……という人も、大丈夫、心配ありません。必要なのはあなたの自由な「想像力」ただそれだけです。誰にも予想できない、その時その場かぎりのSFプロトタイピングに、あなたも参加してみませんか?
当日の流れ
午前の部
11:00-12:00
1 はじめに
ワークショップの説明とアイスブレイクをおこないます。
2 未来ガジェットをつくろう
グループでオリジナルの「未来ガジェット」を考案します。
休憩
12:00-13:00
※当日の昼食は各自ご持参ください
午後の部
13:00-15:30
3 未来ガジェットからえがく「未来の日常」
グループで考案した未来ガジェットをもとに、その科学技術をとりまく人間や社会にまで想像力を広げます。
4 SFショートストーリーをつくる
未来ガジェットからえがき出した空想の世界を舞台にし、未来ガジェットと人間たちの交差する一場面を短い物語をつくります。
5 発表
グループごとに、SFショートストーリーを発表します。どんな物語に出会えるのでしょうか!?
ファシリテーション

三澤 和樹
科学コミュニケーター
専門は生命科学。近頃は、未来館の科学コミュニケーターとしていろんな人と「未来を語りあう」って、実際どういうことなんだろう?とモヤモヤ思考中。SFプロトタイピングでみなさんと一緒にどんな未来を語ることになるのか楽しみにしています。

宮田 龍
科学コミュニケーター
専門は社会物理学。科学技術がどれだけ進んでも、それだけではみんなが生きやすい社会にはならないんじゃないかなとモヤモヤしています。SFプロトタイピングで一緒に考えたいと思っています。
開催概要
- 開催日時
- 2022年9月11日(日) 11:00~15:30
- 開催場所
-
日本科学未来館 研究エリア3階 ハブスペース
※3階総合案内前に開始10分前までにお集まりください。
- 対象
- 高校生~大人の方
- 参加人数
- 10人
- 参加費
- 無料
- 字幕の視聴について
- ご参加にあたり、字幕が必要な場合はご連絡ください。対応方法をご相談させていただきます。
- 参加方法
-
事前申し込み(抽選制)
以下の注意事項をご確認いただき、フォームに必要事項を記入のうえ、9月5日(月)17:00までにお申し込みください。
・イベント参加者の方以外の同席や見学はできません。
・当日は、昼食をご持参のうえご参加ください。
- 主催
- 日本科学未来館
- 監修
-
宮本道人 (科学文化作家)
西中美和 (香川大学 大学院地域マネジメント研究科 教授)
清河幸子 (東京大学大学院 教育学研究科 准教授)
大澤博隆 (慶応義塾大学 理工学部 准教授)
- お問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム