
もしも手に指が1本増えたら、どう感じるでしょうか?
便利なことは?不便なことは?あなたはその指で何をしますか?
このワークショップでは、機械式の「6本目の指(Sixth Finger)」を開発した研究者たちと、レゴ®ブロックで指を作って身につけてみることで、身体の知られざる可能性と未来社会を“空想”します。
「6本目の指」は、「自在化身体プロジェクト」とよばれる研究プロジェクトのなかで作られました。このプロジェクトは、ヒトの身体のしくみをベースにしたロボット工学と、身体+機械+サイバー空間をつないでコントロールする情報科学、さらにその影響を調べる脳・神経科学、社会科学を融合させて、「人機一体」による身体能力の拡張と、それが思い通りに扱えるようになる「自在化」を追究しています。
その1つとして開発された「6本目の指」は、本来存在しない部位を身体にとりつけたときの脳や神経の研究に使われています。
今回、ワークショップで使うレゴ®版の指は、東大 LEGO部の特別協力によって実現しました。デコパーツで自分だけの指を楽しくデザインしながら、あなたも自在化身体の未来を考えてみませんか?
ワークショップの流れ

レゴ®を組み立ててオリジナルの動く指を制作し、6本目の指を体験します。
研究者から、「6本目の指」を作ろうと思いついたきっかけや、研究の成果などを直接聞いてみましょう!
- レゴ®で自分だけの「指」をつくってみよう!
「指」をつけてみた感じを味わってみよう!
途中で研究者の話を聞いてみよう! (75分) - 他にどんな身体があるといい?
身体が自在になる未来を具体的に描いてみよう!(30分)
※時間は目安です。
※自分で制作した「指」はお持ち帰りいただけます(部品数制限あり)。
注意事項

- 開始5分前には集合場所にお集まりください。
- 小さな部品を使用した体験が含まれますので、小さなお子様は保護者と一緒にご参加ください。
ゲストスピーカー

宮脇 陽一
電気通信大学 脳・医工学研究センター(CNBE) 教授

ガネッシュ・ゴウリシャンカー
フランス国立科学研究センター主任研究員
企画・ファシリテーション

佐野 広大
日本科学未来館 科学コミュニケーター
開催概要
- 開催日時
-
7月23日(土)13:00~15:00
8月7日(日)13:00~15:00
9月23日(金・祝)13:00~15:00
※各回とも同じ内容です。
※シンボルゾーンで開催中の「空想⇔実装」展にて、機械式の「6本目の指」を展示しています。
- 開催場所
-
日本科学未来館 1F ワークショップスペース
※集合は1Fシンボルゾーン奥 特設受付前
- 対象
-
どなたでも(小学4年生以上推奨)
※4歳以上なら参加可能
※ファミリー向けの内容です
- 参加人数
- 各回10組(1組4人まで)
- 参加費
- 無料
- 字幕の視聴について
- 本イベントでは、字幕表示用の端末の貸し出しを行います。必要な方は、お申し込みフォームの当該項目にチェックを入れた上でお申し込みください。
- 参加方法
-
【事前申し込み】(先着順)
下記に表示される「お申し込みフォーム」より事前申し込みを受け付けいたします。希望の日時を選び、お申し込みください。
●7月23日(土)13:00~15:00
※受付を終了しました
●8月7日(日)13:00~15:00
※受付を終了しました
●9月23日(金・祝)13:00~15:00
※受付を終了しました
【当日参加枠】(先着順)
事前申し込みの状況により、各日とも当日受付をおこなう場合がございます。
詳しくは会場にてご案内いたします。
- 主催
-
日本科学未来館
JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト
- 共催
- 電気通信大学 脳・医工学研究センター(CNBE)
- 協力
- 東京大学LEGO部、泰興物産株式会社、株式会社exiii design、公益財団法人東京都中小企業振興公社、ウインセス株式会社
- お問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム