
「Mirai can FES(ミライキャンフェス)」開催にあわせて、「耳が聞こえる人と聞こえない人とのコミュニケーションをスムーズにしたい」という思いから開発された技術を使い、科学コミュニケーターとともに展示をめぐるツアーを開催します。
「See-Through Captions」(シースルーキャプションズ)*は、透明パネルに話者の言葉をリアルタイム表示するもの。自分と相手の間に置けば、透明パネル上の字幕と同時に、相手の表情やジェスチャーなども見ることができます。手持ちサイズのSee-Through Captionsを使って、科学コミュニケーターが常設展をご案内します。手話や筆談も交えながら、展示ツアーのテーマ「人間とロボットのちがい」について一緒に考えましょう。

*「See-Through Captions」について
未来館の研究エリアに入居する「xDiversity(クロス・ダイバーシティ)プロジェクト」の研究者たちが開発しました。これまでにも、未来館で実証実験を行っています。
透明パネルで言葉と顔の両方が見えると伝わりやすい?〜聞こえる人と聞こえない人のコミュニケーション
※透明字幕パネルを使用している様子をご覧になりたい方は、上記のろう・難聴者向け展示ツアーを自由にご見学ください。また、Mirai can FES期間中(7月8日~7月10日)は、置き型の「See-Through Captions」を5階特設「つくる」ゾーンに設置しています。ご興味のある方は、会場のスタッフにお声がけください。
ツアー企画・実施

田中 沙紀子
日本科学未来館 科学コミュニケーター

大久保 明
日本科学未来館 科学コミュニケーター

川﨑 文資
日本科学未来館 科学コミュニケーター
開催概要
- 開催日時
-
2022年7月8日(金)
①13:00~13:40
②15:00~15:40
2022年7月9日(土)
①13:00~13:40
②15:00~15:40(手話通訳あり)
2022年7月10日(日)
①13:00~13:40(手話通訳あり)
②15:00~15:40
※ツアー後にお時間がある方は、アンケートにご協力ください。
- 開催場所
-
日本科学未来館 5階特設「つくる」ゾーン、3階常設展示フロア
※受付場所は5階特設「つくる」ゾーン受付です。
- 対象
-
ろう・難聴者とそのお連れ様
※日本語の字幕と展示物から充分に情報が得られる方には、手話通訳なしの回(内容の一部には、手話が含まれます)をおすすめします。日本語字幕を読むのが難しい方は、手話通訳ありの回にお申し込みください。
- 参加人数
- 各回2組まで
- 参加費
- 無料
- 参加方法
-
【事前申し込み枠】(先着順)
下記に表示される「お申し込みフォーム」より事前申し込みを受け付けいたします。希望の日時を選び、お申し込みください。
7月8日(金) 13:00
※事前申込期間は2022年7月7日(木) 17:00まで
7月8日(金) 15:00
※事前申込期間は2022年7月7日(木) 17:00まで
●7月9日(土) 13:00
※受付を終了しました
●7月9日(土) 15:00(手話通訳あり)
※受付を終了しました
●7月10日(日) 13:00(手話通訳あり)
※受付を終了しました
●7月10日(日) 15:00
※受付を終了しました
【当日参加枠】(先着順)
事前申し込みの状況やキャンセル状況により、当日受け付けを行う場合がございます。イベント前日に未来館の公式Twitterでお知らせいたします。
当日受け付けを希望される方も、5階特設「つくる」ゾーン受付へお越しください。
※未来館では、ろう・難聴者の方向けに開催するイベント情報等を、ご希望の方に一斉メールで不定期にお知らせしています(詳細は、以下の「関連情報」をご覧ください)。今回ご参加がかなわない方も、よろしければそちらにご登録ください。
- 主催
-
日本科学未来館
JST CREST xDiversityプロジェクト
- 協力
- 株式会社ジャパンディスプレイ
- お問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム
- 関連情報
-
未来館では、ろう・難聴者の方向けに開催するイベント情報等を、ご希望の方に一斉メールで不定期にお知らせしています。登録はメールアドレスのみで、その他の個人情報の登録は不要です。登録を希望する方は、「空メールの送信はこちらから」をクリックし、空メールをお送りください。自動返信で本登録用のURLが届きますので、そちらにアクセスをしていただき、登録完了です。
空メールの送信はこちらから
未来館の研究エリアについて
展示エリアの隣にある「研究エリア」には、最先端の科学技術研究を進めるさまざまな外部プロジェクトチームが常駐しています。ここは研究者が実験や研究を行うだけでなく、来館者が最先端の研究に参加する場所でもあります。ともに研究を進め、未来をつくっていくために、みなさんをお待ちしています。
日本科学未来館 研究エリアについて
JST CREST xDiversity について
"できないこと"の壁を取り払い、"できること"をより拡張できたら、本当に個性が活かせる社会になるのではないか。人や環境の「ちがい」をAIとクロスさせ、多くの人々によりそった問題解決の仕組み作りを目指すプロジェクトです。JST CREST xDiversityについて