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笑顔でいれば楽しくなったり、あるいは一度泣きはじめるともっと悲しくなってしまったりした経験はありませんか? 私たちのからだの動作はこころの状態を左右することもあります。
最近の研究によって、こうしたからだとこころのつながりは、他者の気持ちを理解する際にも役立つことがわかってきました。このつながりは大人になるにつれて発達していくと考えられていますが、成長過程での様子についてはあまり分かっていません。そこで今回のイベントでは、6~10歳のお子さんを対象に、からだとこころの関係性が、成長とともにどのように形づくられていくのかを調べる研究を実施します!
お子さんには、パソコンの画面に登場する様々な人の表情を見てもらい、出てきた表情に対してどう感じるかを答えていただきます。なお実験中は、お子さんの心拍を計測するため、左右の鎖骨の下と、腰のあたりに、センサーを貼らせていただきます。また、保護者の方には、簡単なアンケートに答えていただきます。
イベントに参加して、私たちが他者の気持ちを理解するしくみの一端を、研究者とともに明らかにしてみませんか?
※今回の研究は、一人ひとりの行動の分析を目的としたものではなく、私たち人間が広く持つ傾向について調べるためのものとなります。
イベントの流れ(所要時間:40分程度)
①研究内容の説明、同意取得(5分)
②心電図装着(5分)
③2種類の実験に挑戦(ディスプレイを見ながら回答)(20分)
④研究のふりかえり、研究者とおしゃべり(5分)
ゲストスピーカー

磯村 朋子
名古屋大学大学院 情報学研究科 准教授
京都大学で博士(理学)を取得。専門は認知科学。もともとはミクロな世界の生物学を学んでいたが、自分とは何者なのかという問いを追いかけているうちに心理学の世界へ。人間が自分と他人を区別したり重ね合わせたりできるのは何故なのか、身体と脳の関係性に注目しながら研究している。
企画・ファシリテーション

飯田 綱規
日本科学未来館 科学コミュニケーター

鎌田 芽生
日本科学未来館 科学コミュニケーター
開催概要
- 開催概要
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2022年3月19日(土)~21日(月)
10:15~10:55、11:15~11:55、13:15~13:55、14:15~14:55、15:15~15:55、16:15~16:55
※19日(土)のみ、10:15~10:55の回はございません。
(所要時間は、事前説明等を含め40分程度です)
新型コロナウイルス感染症の状況によって本イベントは中止や延期となる可能性があります。
- 開催場所
- 日本科学未来館 3階 研究エリア ハブスペース
- 対象
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6~10歳の、日本語を母語とするお子様
※保護者の方にも、同意書の取得とアンケート調査をお願いしています。
- 参加人数
- 各回あたり 3名様程度
- 参加費
- 入館料のみ
- 字幕の視聴について
- 本イベントでは、字幕表示用の端末の貸し出しを行います。必要な方は、お申し込みフォームの当該項目にチェックを入れた上でお申し込みください。
- 参加方法
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【ご参加にあたっての注意事項】
本実験は保護者の方の同意が必要となります。実験当日に詳細をスタッフがご説明します。実験内容に同意いただけない場合は、途中退室が可能です。
【事前申し込み枠】(抽選)
各日とも、下記の「お申し込みフォーム」より、事前申し込みを受け付けいたします。上記の注意事項をご了解いただいたうえでお申し込みください。応募期間は2022年3月14日(月)10:00までとなります。
【当日参加枠】(先着順)
事前申し込みの状況により、各日とも当日受け付けを行う場合がございます。
詳しくは、3階展示エリア内に当日設置する特設受付までお越しください。
- 主催
- 日本科学未来館、早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科 渡邊克巳研究室
- お問い合わせ先
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日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
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