
もっとバッテリーが長持ちしたらいいのに……。生活のなかでそう思ったことはありませんか? 充電可能なバッテリーは、「二次電池」とも呼ばれ、スマートフォンやパソコン、さらには電気自動車など、生活のあらゆる場面で使用されるようになりました。
未来館で「高エネルギー二次電池」プロジェクトを進める佐藤正春さんは、新しい二次電池を材料から開発しています。佐藤さんが開発中の二次電池は、エネルギーが大きく、長持ちするため、例えばドローンが使える場面を大きく広げることが期待されています。

本イベントでは、実際に佐藤さんが開発した二次電池を積んだドローンを飛ばす公開実験を行い、佐藤さんにお話を伺います。あわせて、開発中の二次電池の材料などの展示やみなさんのアイデアを募集します!
みなさんなら、このパワフルで長持ちする新しい二次電池をどんな場所でどんなことに使いたいですか?イベントに参加して、“未来の電池”の使い方を研究者と一緒に考えてみませんか。
プログラム詳細
ドローンデモフライト&研究者トーク ①11:00 ②15:00 各回30分程度
※当日整理券制 参加ご希望の方は直接会場までお越しください。
※定員30名程度(先着順)
※各回で内容は同じです。
新しく開発した二次電池を積んだ小型のドローンの飛行時間を従来品と比べるテストを行います。また、電池の特徴や、今後の可能性について、佐藤さんにお話しいただきます。
みなさんもぜひ、未来の電池開発の第一歩となるフライトの目撃者になりませんか!
二次電池の展示&アイデア募集 10:30~17:00
※入退場自由
開発した電池の材料や、製造機器など、二次電池のヒミツに迫る展示がみられます!
また、ドローンや二次電池の使いみちについて、みなさんのアイデアを募集します。研究者と直接お話しするチャンスもあります。
新しい二次電池を使ってどんな未来が描けるのか、一緒に考えてみませんか。
ゲストスピーカー

佐藤 正春
ORLIB株式会社 代表取締役社長
1981年、東京農工大学大学院 工学研究科 工学化学専攻 修士課程修了。博士(工学)。
企画・ファシリテーション

竹腰 麻由
日本科学未来館 科学コミュニケーター
最近、スマートフォンの充電がすぐになくなるので困っています…

太田 努
日本科学未来館 科学コミュニケーター
携帯ゲーム機が充電できるようになったとき、革命だと思いました
開催概要
- 開催日時
-
2022年1月9日(日)
ドローンデモフライト&研究者トーク:①11:00 ②15:00 ※各回30分程度
二次電池の展示&アイデア募集:10:30~17:00 ※入退場自由
- 開催場所
- 日本科学未来館 研究エリア3階「ハブスペース」
- 対象
- どなたでも
- 参加方法
-
・「ドローンデモフライト&研究者トーク」への参加をご希望の方は、当日会場で先着順にて整理券をお配りいたします。
・「二次電池の展示&アイデア募集」は入退場自由。常設展エリア3階にある研究エリアへの通路から、自由に出入りできます。
- 参加費
- 入館料のみ
- 参加人数
- ドローンデモフライト&研究者トーク:各回先着30名程度
- 主催
-
日本科学未来館
高エネルギー二次電池プロジェクト
- お問い合わせ先
-
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(開館日の10:00~17:00)
お問い合わせフォーム
研究エリア「高エネルギー二次電池」プロジェクトについて
展示エリアに併設されている「研究エリア」には、最先端の研究を進める多様な外部プロジェクトチームが常駐しています。そのうちの一つ、高エネルギー二次電池プロジェクトでは“電池で世界をワクワクさせる”をコンセプトに、独自に開発したユニークな二次電池の使い道を、みなさまからのアイデアをもとに探っていきます。
「高エネルギー二次電池」プロジェクト