分子ロボットの未来像

私たちの身体をつくっている、とても小さな生体分子。その性質をうまく活かして、10万分の1 mmというスケールでモノつくりをする研究が行われています。もう何年かしたら、顕微鏡でも見えないほど小さな「ロボット」だってつくれるかもしれません。そんな小さな分子の「ロボット」なら、私たちの身体の中で診断をしながら薬をつくったり、水や土の中を動き回って環境をきれいにしたり、いろんなことができそうです。
 でも、分子でできた「ロボット」という発想が新しすぎるせいで、研究の方針やゴールを決めるのが難しく、研究者たちも頭を悩ませています。どんな能力を持った「ロボット」をつくれば喜んでもらえるのか、分子の「ロボット」は本当に人の役に立てるのか、そもそも目に見えない「ロボット」がみんなに受け入れられるのか……。
 今回のオープンラボはそんな未来の研究、分子の「ロボット」づくりをみんなで考えていきます。研究者とじっくり話すことができる「対話」の時間と、お気軽に参加いただける「トークセッション」の時間をご用意しています。直接分子の「ロボット」の研究者たちに、率直な意見や感想を伝えてみませんか? わからない、おもしろい、食べてみたい、飼ってみたい、こわい……どんな感想を言ってもOKです。思い浮かんだけど研究には関係なさそうだな、と思うことでも伝えてみてください。皆さんの何気ない一言が、未来の研究を大きく動かすカギになるかもしれませんよ!

※このオープンラボでいただいたご意見は、実験を設計する際の参考にさせていただきます。

体験概要

  1. パネルをつかった対話
    分子で「ロボット」を作っている研究者と直接お話ができます。
  2. トークセッション(所要時間:20分程度)
    分子で作られる「ロボット」がもたらす未来について2人の研究者がお話をします。

(※ 上の2つはどちらか一方のみの参加でも構いませんし、両方参加いただいても構いません。)

実施研究者

小宮 健

国立研究開発法人海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 研究員

DNAなどの分子の反応をコンピュータやロボットとして利用する研究を通して、生命が持つ能力の解明と活用を目指しています。

標葉 隆馬

大阪大学 社会技術共創研究センター 准教授

先端科学技術をめぐる倫理的・社会的議題の分析と対話を行いながら、「科学技術と社会」のより良い関係のための仕掛けづくりをしています。

企画・ファシリテーション

太田 努

日本科学未来館 科学コミュニケーター

竹下 あすか

日本科学未来館 科学コミュニケーター

開催概要

開催日時
2021年10月16日(土), 17日(日)  11:00~17:00
トークセッションは各日13:00~13:20、15:00~15:20に実施
パネルを使った対話はトークセッションの時間を除いて常時実施
(※参加者数が多い場合など、状況に応じてトークセッションを追加実施する場合があります)
開催場所
日本科学未来館 3階 実験工房
対象
小学3年生以上を推奨
参加人数
トークセッション:各回20人
着席15人、立ち見5人(3階実験工房DRYにて、当日整理券を配布します)
参加費
参加費は無料ですが、別途、オンラインで常設展券の事前購入・予約が必要です。
参加方法
このオープンラボは事前の参加申し込みは不要です。3階実験工房DRYへお越しください。
トークセッションに参加される場合、当日会場にて整理券をお求めください。
主催
日本科学未来館
国立研究開発法人 海洋研究開発機構
お問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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