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<SCWS2017関連企画> 特別展示「ビューティフル・ライス~1000年おいしく食べられますように」

明日も、1000年先も、おいしいお米を食べ続けるために、いま私たちにできることは何でしょう?

本展は、日本科学未来館を会場にアジアで初めて開催する世界科学館サミット2017(SCWS2017:11月15~17日)にあわせて企画したものです。アジア各地の農村で、数千年にわたって続いてきた伝統的な米作りを科学の視点で読み解きながら、これからの1000年も「おいしく食べる」ためのアイデアを探ります。

本展の特色は、アジアの農村で受け継がれてきた米作りの背後に、周囲の自然とつながる見事な物質循環システムが成立していたことを浮き彫りにした点です。
中心となる展示は、伝統的な農村の様子を表現した大型模型です。「山から田んぼに水を引きこむ」「レンゲを育てて土に混ぜる」など、米作りをめぐる人々の営みを立体的なイラストで紹介。同時に、一つ一つの営みの背後にある物質の流れを、科学の目で解き明かしていきます。田の守り神などアジア地域の民俗資料のほか、各地の多様な食卓の風景なども見どころです。そしてこの循環型の米作りをヒントに、未来に続く「おいしい」のために科学技術をどのように使うべきかを考えていきます。

展示構成

展示のスタートは、アジアの伝統的な農村を表現した大型展示。ここを起点に、未来の米作りを考える手がかりを4つのパートに分けて紹介し、持続可能な食糧生産のあり方を探っていきます。

「1000年おいしい」の秘密

アジアの農村での伝統的な米作りの様子を、直径4.5メートルの円形模型で表現します。農作業だけでなく料理や祭りなど、稲作に関係の深い生活や文化を、映像や民俗資料を交えた豊富なイラストで展示。同時に、その背後にある物質循環を「もらう」「つくる」たべる」「かえす」という4つのプロセスで整理し、科学の視点でひも解きます。何千年も続く田んぼの物質循環を1000年おいしく食べ続けるためのヒントとしてとらえ直します。

「1000年おいしい」の危機

近代の農業は、化学肥料の活用や大規模化などにより高い生産性を実現した反面、化石燃料への強い依存や、田んぼの生物多様性の低下など、課題も生まれています。稲作をはじめとした21世紀の農業に共通した現状を、パネル展示で紹介します。

次の「1000年おいしい」のために

次世代へつなぐ「持続可能な食糧生産」の方向性を探ります。「地球」と「人類」が共生しながら「食べる」という営みを続けていくためには何が必要でしょうか。最適な環境を人工的に整える植物工場や、循環型の都市計画など、ブレイクスルーとなり得るアイデアを、パネル展示で紹介します。

あなたはどのお米を選びますか?

「1000年おいしい」を実現する方法を、参加者一人ひとりが考えるコーナー。「火星で作った米」、「1000年前の方法で作った米」など、環境負荷や収穫量などの点で一長一短ある架空のお米を選ぶ体験を通して、ベストの解を見つける難しさを体感します。

公開初日の11月11日(土)に、本展の監修者、佐藤洋一郎氏によるレクチャーイベントを開催します。終了後には、参加者におにぎりを食べていただきながら、お米の未来を考えます。ぜひご参加ください。

特別展示「ビューティフル・ライス」関連イベント「アジアに学ぶ1000年おいしい」

開催日時
2017年11月11日(土)~2018年1月8日(月・祝)
開催場所
日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
参加費
無料(ただし、常設展・企画展への入場には別途料金が必要です)
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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