展示「100億人でサバイバル」の監修者である岸本充生氏によるトークイベントを、展示の公開に先立って行います。

さまざまな災害によって私たちが受けるダメージは、社会システムによって大きく変わってきます。科学技術の発展により情報通信や交通手段、物流などが複雑化した現代社会。歴史的に経験があり「知っている」つもりの災害や自然現象が、全く新たな被害や混乱を招くことも考えられます。

未知の災害ダメージを「想定外」と言わないために。東日本大震災の教訓を再確認し、現代の社会に潜む脆弱性を見つめます。簡単なワークを取り入れたトークに続き、制作途中の展示を紹介し、参加者の視点を展示に反映させていく試みも行います。

ゲストスピーカー

岸本充生 の写真

岸本充生

東京大学公共政策大学院 政策ビジョン研究センター 特任教授

1998年に京都大学で博士(経済学)を取得。2011年より現職。災害や環境、健康などに関わるリスクや問題を、社会や個人が合理的に判断するための研究に取り組む。日本科学未来館が4月20日に公開する新展示「100億人でサバイバル」を監修。

企画・ファシリテーション

谷明洋 の写真

谷明洋

日本科学未来館 科学コミュニケーター

「未知の災害ダメージを『想定外』と言わないために」(1時間10分)

開催日時
2016年3月6日(日)14:30~16:30
開催場所
日本科学未来館 3階実験工房および5階「100億人でサバイバル(制作中)」
対象
どなたでも参加できますが、内容は中学生以上向けです。
定員
40名
参加費
入館料のみ
参加方法
直接会場にお越しください
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)