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サイエンティスト・トーク「有孔虫は教えてくれる-生命の不思議と地球のしくみ」

北里洋氏
ホシズナとタイヨウノスナ(有孔虫)
有孔虫と海そして私たちとのつながりとは…

有孔虫(ゆうこうちゅう)は、海にすむ小さな生き物。その多くは体長1mmもありません。瓶に入った「星の砂」を手にしたことがあるでしょうか。それは、星の形をした有孔虫の殻です。他にも有孔虫はたくさんの種類があり、それぞれが独特の姿をしています。拡大してみると、その美しい造形に驚くことでしょう。

有孔虫は、世界中の浅海から深海までいたる所にいます。そして、その殻に海の様々な情報が詰まっています。化石から見つかった有孔虫は、当時の気候や海洋環境を知る大きな手がかりとなっています。さらに、有孔虫は海の食物連鎖や物質循環を語る上でも重要な存在です。豊かな海の生態系を支えるダイナミックな動きをご紹介します。

私たち人間の活動は、いまや地球全体の環境を変えるほどの大きなものとなりました。二酸化炭素の増加、海洋酸性化など......。影響は、今後どのような形で現れてくるのでしょうか。その予測にも、実は有孔虫が大きく関わってきます。

深海からブラジル沖まで、深くそして広く海洋の研究を続けてこられた、独立行政法人海洋研究開発機構の北里洋氏をお迎えして、有孔虫の研究によって見えてきた、生命の不思議と地球の過去、そして未来を、大画面に映る有孔虫の美しい姿とともに紹介していきます。


講師

北里洋氏(独立行政法人海洋研究開発機構 上席研究員)
1948年東京都生まれ。1976年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。静岡大学理学部助手、助教授、教授を経て、2002年海洋科学技術センター入所。2009年より海洋・極限環境生物圏領域長を勤め、現在、東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチームのプロジェクト長。
専門は、地球生命科学、深海生物学、海洋微古生物学、地質学。大学院修了までは地質学古生物学を専攻、現在では海洋生物、とくに有孔虫類の起源、進化そして生態に関する研究を行っている。著書に『日本の海はなぜ豊かなのか』、『深海 もうひとつの宇宙(近刊)』(いずれも岩波書店)などがある。

開催日時
2014年12月14日(日) 14:30~15:30
開催場所
日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
定員
100名
参加費
無料
参加方法
事前申し込み不要。 直接会場にお越し下さい。
※撮影した写真やビデオを、展示記録や広報などの目的で使用する場合があります。 予め、ご了承ください。
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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