未来館注目のテーマ「Miraikanフォーカス」

 日本科学未来館では今年度から、科学と社会にまつわる大切なトピックを選んで、注目テーマ「Miraikanフォーカス」として、さまざまな展示やイベントなどを通じて、掘り下げていくことにしました。第一弾として、人工知能とこれからの社会を取り上げます。タイトルは「ハロー!AI社会 人工知能ってナンなんだ? そういう私ってナンなんだ?」。

 「ハロー!AI社会」。人工知能がこれからの暮らしを変えていく「AI社会」が産声をあげました。その秘めた可能性の大きさから、「なんでもやってくれる」「仕事が奪われる」といったイメージ先行の期待と不安が交錯しています。しかし人工知能、そして「AI社会」がこれからどんなふうに育っていくかは親である私たち次第。そういう意味では人間のあり方自体も問われているのかもしれません。

 まずは、「人工知能ってナンなんだ?」として、そもそもの疑問から始めます。ブラックボックスと考えられがちな人工知能が、実際のところどんな技術なのか。そして私たちの暮らしを具体的にどう変えていこうとしているのか。さまざまな事例をもとに道具としての人工知能について理解を深めていきます。同時に「そういう私ってナンなんだ?」として、「AI社会」における私たちの価値や役割についても考えていきます。


イベントレポート「イマジネーション×サイエンス」

イベントレポート「サイエンスアゴラ」

今後のスケジュール

トークセッション&ワークショップ「どう変わる!?がんとの向き合い方──人とAIでひらく新たな医療」

がんとの向き合い方

さまざまな分野で注目を集める人工知能(AI)は、がん医療の画像診断において使われ始めており、さらには治療法を探す場面でも使われようとしています。本イベントでは、医療分野全般におけるAIの可能性について、現状と今後の展望、またそこにはらむ倫理的・社会的課題について2名の研究者からお話をうかがいます。その後、ワークショップを通して、新しい医療のあり方について考えます。
開催日時: 2020年3月8日(日) 13:00~16:00
開催場所: 日本科学未来館 1階 多目的ルームa・b

トークセッション&ワークショップ「どう変わる!?がんとの向き合い方──人とAIでひらく新たな医療」

主な活動

常設展示「計算機と自然 計算機の自然」

「計算機と自然 計算機の自然」の展示イメージ
シンボル展示「計算機と自然」

コンピューター(計算機)やそこで動作する人工知能が高度に発達した未来において、私たちの自然観、世界観がどう変わるのかを問いかける展示です。総合監修およびアートディレクションをメディアアーティストで、筑波大学准教授の落合陽一氏が務めました。
展示公開日:2019年11月14日(木)
場所:日本科学未来館 3階 常設展「未来をつくる」

計算機と自然、計算機の自然

常設展示「GANGU」

「GANGU」のイメージ
アート作品「GANGU」 ©PARTY

5歳児に見立てた人工知能が車の画像を学習して描いた絵をもとに人間が立体に造形しました。アート作品を通して、人工知能の新しい可能性について考えます。
展示公開日:2019年11月14日(木)
場所:日本科学未来館 3階 常設展「未来をつくる」「零壱庵」内

零壱庵(ゼロイチアン)

ワークショップ「人工知能との向き合い方」(学校団体向け)

学校団体向けプログラムの様子

人工知能とはどのような技術で、これから私たちにどのような可能性をもたらすのでしょうか。中学生の学校団体を対象とした、人工知能とのつきあい方を考えるプログラムです。
所要時間: 50分間
対象: 中学生
定員: 40名

学校団体向けプログラム「ワークショップ『人工知能との向き合い方』」

トークセッション「AI×超高齢社会 ~データでかわる? 介護の現場~」

「計算機と自然 計算機の自然」の展示イメージ

人工知能(AI)に人の気持ちはわかるでしょうか? AIを仲立ちとしたコミュニケーションの未来についてトークセッションを開催しました。コミュニケーション技術を情報学的に分析・表現することで、介護の達人が長い試行錯誤の末に獲得した介護のスキルを、私たちも気軽に利用できる未来がやってくるかもしれません。AI研究者と介護の専門家から、超高齢社会でのAIによる支援についてのお話をお聞きしました。
開催日: 2019年12月15日(日)  ※本イベントは終了しました。
場所: 日本科学未来館 5階 コ・スタジオ

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」(サイエンスアゴラ2019関連イベント)

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」の画像

AIをはじめ高度に発達した情報テクノロジーによって、人間をとりまく環境は大きく変化しつつあります。この会議では、そのなかで変容しつつある私たち人間の知性に注目。科学者、漫画家、哲学者、エンジニア、新聞記者など多様なバックグラウンドをもつ11人が一堂に会し、AIと共生する時代を迎える前に、いま考えるべき課題についてセッションを開きました。
開催日時:2019年11月16日(土) ※本イベントは終了しました
場所:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン b
開催報告記事はこちら〔科学技術振興機構サイエンスポータル〕

トークセッション「イマジネーション×サイエンス~人工知能がつくる未来を想像する~」

トークセッション「イマジネーション×サイエンス」の画像

人工知能が高度に発達した未来、私たちにはどんな社会が待っているのでしょうか。世界中で大きな反響を呼んだゲーム作品『Detroit: Become Human』(デトロイト ビカム ヒューマン)で描かれた未来を題材に、これからの人工知能と私たちの関係がどうなっていくのかを、人工知能とかかわりが深い3名のクリエイターと研究者にお話を伺いました。
開催日:2019年9月13日(金) ※本イベントは終了しました
場所:日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
開催報告記事はこちら

(情報更新日 2020年1月20日)

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