プロジェクト一覧

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「光電変換」プロジェクト

「有機薄膜太陽電池」は薄くて軽く、設置場所を選ばず、カラフルでデザイン性に富んだ未来の太陽電池です。当プロジェクトでは、分子デザインからデバイス作製まで全ての工程を研究しています。高効率で安定な太陽電池を志向し、ドナーやアクセプターの開発、有機無機ハイブリット太陽電池の研究を行っています。また、電極にカーボンナノチューブを用いることで、レアメタルを使わないオールカーボン太陽電池の開発にも力を入れています。

代表研究者

松尾 豊 (名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所)

入居期間
2017年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「有機薄膜太陽電池は、新しい太陽電池のひとつです。最新の無機電子材料を組み合わせて、エネルギー変換効率の向上を図るとともに、その活用に向けて、一般の方々との対話の場をつくることもめざします。」
研究者略歴
2001年大阪大学大学院基礎工学研究科化学系専攻博士後期課程修了。2001年東京大学大学院理学系研究科化学専攻助手。2004年JST/ERATO中村活性炭素クラスタープロジェクトグループリーダー。2009年東京大学大学院理学系研究科光電変換化学講座(社会連携講座)特任教授。2016年東京大学大学院工学系専攻機械工学専攻特任教授。2019年名古屋大学未来社会創造機構 教授。

「自律移動ロボットの生活空間センシング」プロジェクト

人の多い環境で動くロボットの自律性を達成するために、認識・計画・制御の各機能を研究しています。特に、人と接する環境では、周囲にある様々な物やその動きを認識する、人の動きや意図を理解する、といった情景理解が重要です。ロボットに搭載したセンサから環境の3D地図を生成し、地図を利用した自己位置推定や経路計画、移動制御を行うとともに、ロボットの視覚・聴覚で観測した周囲の人・モノや聞こえる情報から状況変化や場の使われ方を自動学習する機能を研究しています。こうして学習した環境の知識を基に、状況に応じて自律的に動作生成可能なロボットの実現を目指しています。

代表研究者

持丸 正明 (産業技術総合研究所 人間拡張研究センター)

入居期間
2014年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「いろいろな人と、いろいろな環境で一緒に動けるロボットが、人を支えて助ける社会をめざして、人とロボットの研究を進めています。」
研究者略歴
1993年慶應義塾大学大学院博士課程 生体医工学専攻修了。博士(工学)。1993年通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所 入所。2010年 デジタルヒューマン工学研究センター・研究センター長、および、サービス工学研究センター・研究センター長。2015年 産業技術総合研究所 人間情報研究部門・研究部門長。2018年 人間拡張研究センター長。

「ヒューマノイド」プロジェクト

ヒューマノイドは人にしかできなかったタスクを行えるという利点がありますが、ロボットが事前に想定できない環境では、利用する道具の選定や適用対象を人が指示したり、ロボットの行動途中に人が誘導教示する必要があります。本プロジェクトでは、遠隔からの高齢者活動支援や緊急災害対応などを想定して、人が必要に応じて目的指示できる遠隔操縦ヒューマノイドシステムの開発・実験などを行っています。

代表研究者

稲葉 雅幸(東京大学情報理工学系研究科)

入居期間
2013年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「色々な所に持って行ってすぐ動かせる、使いやすいロボットや、人のコミュニケーションの手助けができることを目指したロボットシステムの研究開発を行っています。」
研究者略歴
1981年東京大学工学部機械工学科卒業、1986年東京大学大学院工学系研究科情報理工学専門課修了(工学博士)。1986年東京大学講師、1989年同助教授。2000年同教授。現在、東京大学情報理工学系研究科創造情報学専攻所属。知能ロボット、ヒューマノイドの研究に従事。

「Cyber Living Lab|身体性メディア」プロジェクト

本プロジェクトでは、触原色原理に基づき小型・一体型の触覚伝送モジュールを開発し産業界や一般のユーザーに広く提供することで、触覚をもつ身体的経験の記録、伝送、再生に基づく製品やサービスの早期創出を推進します。放送分野やエンターテインメント分野での実用化を志向した「身体性コンテンツプラットフォーム」、およびロボットを用いた遠隔就労という新しい産業の可能性を示す「身体性テレイグジスタンスプラットフォーム」の2つの実証システムを構築し、社会的・経済的インパクトを与えるイノベーションの実現をめざしています。

代表研究者

舘 暲(東京大学高齢社会総合研究機構)、南澤 孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

入居期間
2015年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「科学技術で人間の能力を回復したり拡張したりするヒューマンオーグメンテーションを目指します。特に、離れていてもその場に居るかのような臨場感と存在感を有して自在に行動することを可能とするテレイグジスタンスを完成させたいです。」
研究者略歴
舘 暲
1973年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了、工学博士。東京大学教授、慶應義塾大学教授・国際バーチャルリアリティ研究センター長などを経て、東京大学名誉教授。JST ACCEL 「身体性メディア」研究代表者。日本バーチャルリアリティ学会初代会長。盲導犬ロボット、テレイグジスタンス、再帰性投影技術、TWISTER、触原色などの独創的な研究で世界的に知られる。

南澤 孝太
2005 年東京大学工学部計数工学科卒業。2010 年同大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任助教、特任講師、准教授を経て2019 年より教授。触覚技術を活用し身体的経験を伝送・拡張・創造する身体性メディアの研究開発と社会実装、Haptic Design を通じた触感デザインの普及展開、新たなスポーツを創り出すスポーツ共創の活動を推進。

「多感覚コミュニケーション」プロジェクト

「コミュニケーション」を支える心と脳のメカニズムについて研究を進めています。コミュニケーションでは、「ことば」と「気持ち」が視覚や聴覚などを通して多感覚的に相手に伝わります。そうしたコミュニケーションのあり方の文化差や個人差に着目し、人間の発達過程で文化差がどのように生まれるのかを研究しています。研究を通して、よりよいコミュニケーション、よりよい社会のあり方を提案したいと考えています。

代表研究者

田中 章浩(東京女子大学 現代教養学部 心理学専攻)

活動期間
2015年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「コミュニケーションを可能とする人間の心の働きについて研究しています。心という「文系」のテーマについて、実験という「理系」のアプローチから迫っていく認知心理学の魅力をみなさんと共有していきたいと考えています。」
研究者略歴
1975年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(心理学)。東北大学電気通信研究所、東京大学文学部、Tilburg University(オランダ)、早稲田大学高等研究所等を経て、東京女子大学現代教養学部教授。Frontiers in Emotion Science編集委員、日本認知科学会常任運営委員、東京大学非常勤講師等を兼務。

「ミトコンドリア生合成」プロジェクト

細胞内のエネルギーを産生する小器官であるミトコンドリアは、その構成タンパク質と脂質をサイトゾルから取り込み、その構造と機能を維持します。近年、ミトコンドリアの内部構造が従来考えられていた以上に複雑に制御されていること、他のオルガネラとも物理的に結合して物質を交換しているらしいなど、新しい発見が相次いでいます。本プロジェクトでは、構造生物学のさまざまな手法を用いて、ダイナミックに働くミトコンドリアの構造と機能ネットワークの全貌とその制御機構の解明をめざします。

代表研究者

遠藤 斗志也(京都産業大学生命科学部)

入居期間
2014年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「ミトコンドリアは、細胞のエネルギーをつくる発電所です。ミトコンドリアがうまく働いてくれると、病気の改善や予防だけでなく、若さを保ち長生きすることにもつながります。私たちは、どのようにしてミトコンドリアがつくられるのか、その仕組みを解明することをめざしています。」
研究者略歴
1982年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修了(理学博士)。その後、群馬大学工業短期大学部助手、同助教授、同工学部助教授を経て、1989年名古屋大学理学部化学科助教授、1991年同教授。2014年から京都産業大学総合生命科学部教授および名古屋大学名誉教授。1986~1988年スイスバーゼル大学研究員。専門は分子細胞生物学、構造生物学。

「二次元物質」プロジェクト

配位ナノシートとは、金属イオンと有機分子からなる、今まで世の中になかった全く新しいシート状の二次元物質です。本プロジェクトでは二相界面での錯形成反応を利用して、様々な種類の配位ナノシートの作製、構造解析、性質・特性の探究を行っています。また、その魅力的な構造や導電性や酸化還元特性、光吸収・発光特性、触媒活性など性質を利用した電子デバイス、エネルギーデバイス、化学デバイスを創出しています。

代表研究者

西原 寛(東京大学大学院理学系研究科化学専攻)

入居期間
2017年4月~2021年3月
研究者からのメッセージ
「40年間の研究でたくさんの新物質を生み出してきました。二次元物質のCONASHはその集大成とも言える面白い物質です。自分のアイデアが正しければ、確実に新しい科学的発見や新物質の誕生という喜びにつながります。」
研究者略歴
1982年東京大学大学院博士課程修了、理学博士。慶應義塾大学助手、専任講師、助教授、ノースカロライナ大学研究員( 兼任)、新技術事業団さきがけ研究21研究員( 兼任)を経て、1 9 9 6より東京大学教授。ボルドー大学名誉博士号、文部科学大臣表彰、錯体化学会賞、日本化学会賞などを受賞、専門は錯体化学、電気化学、光化学。

「潜在情報」プロジェクト

ヒトの潜在的(無意識的)な心は、知性や創造性の基礎と想定されています。本プロジェクトでは無自覚的な身体動作や神経応答、あるいは認知的過程などを計測する技術や方法を活用しながら、ヒトと機械、ヒトとヒトの協働に向けた研究を行っています。

代表研究者

渡邊 克巳(早稲田大学 理工学術院)

入居期間
2017年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「認知科学・心理学・脳神経科学等の最先端の方法を使って、心をつくり出している意識的・無意識的過程の科学的解明をめざしています。心が科学的に研究できるという驚きをみなさんに知ってもらいたいです。」
研究者略歴
1973年新潟生まれ。東京大学心理学科卒業。カリフォルニア工科大学計算科学-神経システム専攻博士課程修了(PhD)。産業技術総合研究所、東京大学先端科学技術研究センターなどを経て、早稲田大学理工学術院教授。

「自在化身体」プロジェクト

本プロジェクトでは超スマート社会に適応可能な「自在化身体」を構築する技術基盤を確立することを目指します。「自在化」と位置づけられる技術開発は、人間がロボットやAIと「人機一体」となり、自己主体感を保持したまま行動することを支援し、人間の行動の可能性を大幅に広げると考えられます。自在化身体を実現するために、身体・行動のシステム的な理解に基づき、VR・ヒューマンアシスティブロボット・ウェアラブルコンピューティング・脳情報デコーディング・機械学習などを用いて、人間と情報環境との関係性を柔軟に設計する「身体性編集」に関する基礎的知見の解明と設計指針を確立します。さらに、設計した自在化身体およびそれがもたらす心と社会の変容を、実社会やバーチャル社会、超人スポーツなどの活動を通じて検証します。

代表研究者

稲見 昌彦(東京大学 先端科学技術研究センター)

入居期間
2019年4月~2020年3月
研究者からのメッセージ
「人がコンピュータを意識的に「使う」ということから解放し、自然にやりたいことに集中でき、思うとおりに操れる、そんな生活を可能にしたいと思っています。コンピュータは、人をそっと支える存在になっていくでしょう。」
研究者略歴
東京大学大学院情報理工学系研究科・教授。博士(工学)。東京大学助手、電気通信大学教授、MITコンピューター科学・人工知能研究所客員科学者、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授を経て、2016年より東京大学先端科学技術研究センター教授。自在化技術、Augmented Human、エンタテインメント工学に興味を持つ。現在までに光学迷彩、触覚拡張装置、動体視力増強装置など、人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。米TIME誌CoolestInvention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。

「SFC Lab|サイエンスコミュニケーター」プロジェクト

本プロジェクトでは、進化する科学と技術によって形成される未来社会に向け、科学コミュニケーションのあり方と科学コミュニケーターの役割を再設計します。生活者を対象とするワークショップや、日本科学未来館のオピニオンバンク等から、潜在的な価値感と不安感を明らかにし、態度形成の要因等を解析していきます。

代表研究者

村井 純(慶應義塾大学環境情報学部)

入居期間
2016年4月~2021年3月
研究者からのメッセージ
「世界中のコンピューター、また、今やコンピューターと化したさまざまなモノが、ひとつのインターネットで繋がった時、たくさんのデータが流通することになり、そのためのソフトウェアやハードウェアの新しい技術がどんどん発展していきます。そのような技術がどのように発展するかということに加えて、そのような技術がどうやって人と社会に貢献できるのかということを追求することが私の研究テーマです。」
研究者略歴
工学博士(慶應義塾大学・1987年取得)1984年日本の大学間ネットワーク「JUNET」を設立。1988年インターネットに関する研究プロジェクト「WIDEプロジェクト」を設立。内閣官房IT総合戦略本部員他、内閣他各省庁委員会の主査や委員等を多数務め、国際学会等でも活動。2013年ISOCの選ぶ「インターネットの殿堂(パイオニア部門)」入りを果たす。

過去の入居プロジェクト一覧

プロジェクト
研究代表者(所属・役職は当時)
入居期間
「超人スポーツ」プロジェクト
稲見 昌彦(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)
2015年4月~2019年3月
「空中3Dディスプレイ」プロジェクト
木村 秀尉(株式会社エリオ 代表)
2017年4月~2019年3月
「精神疾患の中間表現型『非成熟脳』解明」プロジェクト
宮川 剛(藤田医科大学 総合医科学研究所 教授)
2008年10月~2019年3月
「創薬シーズ開発の効率化に向けた次世代疾患モデルマウスの迅速作製技術開発」プロジェクト
新藤 隆行(信州大学大学院医学系研究科 教授)
2009年4月~2019年3月
「生体内生理活性因子の情報制御システムの解明と医薬品開発」プロジェクト
新藤 隆行(信州大学大学院医学系研究科 教授)
2015年6月~2019年3月
「人々が集う場の情報メディア」プロジェクト
苗村 健(東京大学大学院 情報学環 教授)
2013年7月~2017年3月
「軽元素を活用した機能性電子材料の創出」プロジェクト
長谷川 哲也 (東京大学大学院 理学系研究科 教授)
2012年4月~2017年3月
「インタラクション理解」プロジェクト
坊農 真弓(情報・システム研究機構 国立情報学研究所 准教授)
2013年4月~2016年3月
「さわれる情報環境」プロジェクト
舘 暲(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)
2013年4月~2015年3月
「リビングラボ東京」プロジェクト
稲見 昌彦(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)
2013年4月~2015年3月
「人環境のためのロボットの自律知能の研究」プロジェクト
加賀美 聡(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター 副センター長)
2009年4月~2014年3月
「ATP合成制御」プロジェクト
吉田 賢右(京都産業大学 総合生命科学部 教授)
2007年4月~2014年3月
「ナノ格子制御」プロジェクト
一木 正聡(産業技術総合研究所 集積マイクロシステム研究センター ネットワークMEMS研究チーム長)
2011年4月~2013年3月
「傷害予防学」プロジェクト
西田 圭史(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター 上席研究員)
2007年4月~2012年3月
「相田ナノ空間」プロジェクト
相田 卓三(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
2001年7月~2009年9月
「超分散マイク・スピーカーによる複数の音焦点形成」プロジェクト
加賀美 聡(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター ヒューマノイドインタラクションチーム長)
2004年12月~2006年9月
「ヒューマノイドのための実時間分散情報処理」プロジェクト
松井 俊浩(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター センター長代理)
2004年7月~2008年9月
「ロドプシンをモデルとしたG蛋白質共役型受容体の構造・機能解析」プロジェクト
七田 芳則(京都大学大学院 理学研究科 教授)
2003年4月~2006年11月
「柳沢オーファン受容体」プロジェクト
柳沢 正史(テキサス大学 サウスウェスタン医学研究所 教授)
2001年7月~2006年9月
「線虫C. elegams発生過程のシステム解析」プロジェクト
大浪 修一(システムバイオロジー研究機構 理事)
2001年12月~2004年9月

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