02 01 投稿結果02 科学者に言いたいこと、ないですか? | 未来設計会議

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3月11日の大震災以降、多くの方が、これまであまり意識したことのなかった科学の有用性や限界などの問題に気づいたのではないでしょうか。

日本の科学技術研究費は、平成21年度で17兆2462億円。主要国の中ではアメリカに次いで2位です(資料1)。また、研究に従事している人の数は平成22年3月時点で106万3200人。人口1万人あたり約50人です(資料2)。日本は科学技術立国を目指してこれまで成長してきました。そのなかで起きた、3月11日の出来事。事後処理と復興の活動が多方面で懸命に行われている一方、さまざまな混乱や問題も生じています。

このようななかで、あなたが3月11日のあとに科学にたいして感じたことを教えてください。

※質問文中の「科学」「科学者」は、科学技術分野全般にかかわるものを指します。また「役に立つ」とは、直接・間接とさまざまなレベルがありますが、皆さん個人の基準でご自由にお考えください。
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資料1: 主要国における科学技術研究費の推移

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資料2: 主要国における科学技術研究関係従業者数(専従換算値)
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参考資料: 統計でみる日本の科学技術研究 総務省 統計局
https://www.stat.go.jp/data/kagaku/pamphlet/index.htm

●投稿方法
※投稿は終了しました。

以下の項目に従って枠内にお書きください。
1. はい・いいえ・わからない
2. 理由
3. 年代(10代、20代……)・性別・職業

投稿していただいたものは、当館で拝見後、このサイト上で公開させていただきます。ただし、上記項目に沿わない投稿内容は非公開となります。また、建設的な批判意見は歓迎しますが、特定の個人の誹謗中傷や人格攻撃に類することは非公開とする場合がありますので、お控えください。また、いただいたご意見に対して基本的に個別の回答はいたしかねますので、ご了承ください。
なお、イベント当日にも一部を公開する予定ですが、その際、短時間で主旨を伝えるために内容を若干編集させていただく場合があります。
※いただいた個人情報を公開したり、外部に提供したりすることはありません。
(受付期間:2011年12月14日24時まで)

(当日の会議ではいただいたご意見を参考にしながら、規制値のあり方や、放射性物質とのつきあいかたについて議論していきます。皆さまからの幅広いご意見をお待ちしています。)


3月11日以後、科学(または科学者)はあなたの役に立ちましたか?

おおやま says:
2011年11月17日 at 11:35 PM

1. いいえ
2. 原発も放射能も核のことですよね。日本人の得意分野だと思っていたのに正直期待はずれだった
3. 年代(20代)
4. 男・会社員

サンデル says:
2011年11月17日 at 11:44 PM

1. わからない 
2. 放射能のことはとにかく気になっていて気持ち悪いのですが、たいていのひとは大丈夫と言っているから大丈夫なんだろうなと思っています。だから科学が役に立っているかと聞かれると、科学なんて使ってない!というのが答え。
3. 年代(50代)
4. 男・商店主

ハル says:
2011年11月18日 at 10:22 AM

1. いいえ
2. 理由
科学情報をどう見るか(放射線量××mSvをどう見るか)が明確でなく、
研究者?によって解釈が違うなど何を信じてよいか分からなかった。
3. 年代(10代、20代……) 
20代
4. 性別・職業
会社員

純 says:
2011年11月18日 at 10:34 AM

1. いいえ
2. 科学は万能ではないということを思い知らされました。
科学者の発言も、歯にものが挟まった印象を受けました。
3.30代
4. 女・会社員

miwatakita says:
2011年11月18日 at 11:12 AM

1. はい
2. 理由 「はい」という意味ですぐに思い浮かぶのは、早野先生やチーム中川、野尻美保子さんのツイッターです。それから政治家を一喝した児玉先生のことです。政治家にも科学者にもみんな文句を言いますが、結局一つの分野の守備範囲は限られています。政治だけでもだめ、科学だけでもだめ。二つのぶつかり合いの中で最良の方法が模索されるんだと思います。
3. 年代(40代) 
4. 女性

はな says:
2011年11月18日 at 12:41 PM

1.いいえ
2.想定外だったと聞いた時に、科学の限界を感じた。危険があっても、あらかじめ対策をとればいいという考えがこれからは信じられない。
3.30代 女性 主婦

makoto says:
2011年11月18日 at 7:20 PM

1. はい
2. 理由 3.11以前も以降も安全に関して科学の知見で、ここまでは大丈夫だろうというのは重要な判断基準でした。
3.11以降で科学および科学者への信頼が落ちたのだとしたら、科学は絶対・万能という幻想を持ちすぎたのだろうと思います。
それでも現代において最も客観的に事象を説明できるのは科学と言うしかありません。
その科学的情報を知った上で、どう私たちが判断するかという方が問われていると感じます。(情報リテラシーの問題)

3. 年代(30代)
4. 男・自営業

nnn says:
2011年11月18日 at 7:53 PM

1. はい

2. 理由 震災直後に、千葉でガス爆発があり有害物質の雨が降る、というデマが流れたことがありました。しかし、中学から高校での理科・化学の知識があれば、石油やガスが燃えて有害物質の雨が降るのならストーブは殺人兵器だろ!という判断ができたはずです。役に立つ/立たない以前に、普通の人にもっと科学的な知識や科学的な姿勢(盲信せず情報を検証する)が必要だと思いました。

3. 年代(30代) 

4. 性別・女 / 職業・無(主婦)

kuukiwatcher says:
2011年11月18日 at 7:58 PM

1. はい
2. 3.11以降、どれだけ人間が電気に依存しているのかがわかりました。そして科学技術によってそれが支えられている事も。
科学者達の真剣な分析と、Twitter上での無償の活動により、多くの事を学ばせていただきました。
とても感謝しています。
今回の原発事故の収束は、これからの科学技術に携わる人々の技術開発力や研究にかかっています。
原発事故は収束に向かう過程で科学技術に携わる人々によって、さらに新たな技術が産み出されていくでしょう。
そういう科学者、技術者を応援していきましょう。

3. 年代 30代 
4. 性別・職業 男 自営業

酒井さおり says:
2011年11月18日 at 8:42 PM

1. いいえ 
2. なぜ人間に悪影響がある物質を作り続けるのかわからない。
  保身ばかりで、真実を言わない、政府の言いなりと思える
  放射性物質を無毒化する研究を確立してから、利用して欲しい。
  放射能が安全なら、どうして年間1ミリシーベルトの法律があるのかを説明して欲しい。

3. 40年代
4. 女・主婦

c.g.klaus says:
2011年11月18日 at 9:10 PM

1. いいえ 
2. 理由 テレビで発言したほとんどの学者は、自分で実際研究した事ではなく、今までのデーターの
まとめを連日話していた。つまり、学者はいなくても、WEBのまとめサイトさえあれば足りる。
特に東大、首都大学東京、日大等は、国が認める基準ありきと言う話ばかりで、 この為に国から、
高い金をもらっているのかと思うと笑えてくる。即刻仕分け対象にしても問題無し。
3. 年代(40代)
4. 男・自営業

おおさこ says:
2011年11月18日 at 9:16 PM

1. いいえ
2. 理由:科学者がいても、結果は金(利権)で歪められる。危険であっても危険と言えない学者はいらない。 
3. 年代(40代) 
4. 男・自営業

くしだ あつこ says:
2011年11月18日 at 9:19 PM

1. いいえ
2. 理由 科学の進歩は人類を滅ぼす。生きるのではなく、生かされる。
3. 年代(30代) 
4. 女・専業主婦

まもの says:
2011年11月18日 at 9:29 PM

1. はい
2. てか、文系に失望した。はっきり失望。酷いよ卑怯だよその上酷いよ。馬鹿ばっかりじゃん。責任取れよ。科学が心配してるの全スルーしてたじゃん。それ責められるのが嫌だからって、あららは無いわー。本当に無いわー。
3. 40代
4. 男・自営

さくま says:
2011年11月18日 at 9:32 PM

1. いいえ
2. 理由 科学?地震の予知はできました?原発事故は想定外?原発事故後放射性物質の拡散は防げました?結局化学とは机上の学問、自然との共存は考えていません。例えば、今流行りのサプリ、人間に必要とされるものを天然の物ではなく、薬品で補充。しかし実際それだけでは生きられませんね?やはり、自然の物を摂取しないといけない訳です。むしろ、人工的に作られたものは、体に悪影響を及ぼす物もあります。所詮科学とは、現実を解明する為の空想でしかない。
3. 年代(40代) 
4. 男・会社員

匿名 says:
2011年11月18日 at 10:37 PM

1. わからない
2. 理由 科学者の一部は電力会社側に有利な発言をする人がいたり、間違っている人がいたりするから、
どの程度信じていいのか、やはりわからなかった。
むしろ科学者は、放射性物質など危険なものを使わず、
また風力や太陽光の弱点である発電量が不安定なものでもなく、
安全で安定している新しい発電方法をぜひ考えていただきたいと思います。
3. 年代 30代
4. 性別・職業 男性・会社員

利香 says:
2011年11月18日 at 10:51 PM

1. はい
2. 理由 :特に原発問題については、ツイッターなどで多くの科学者が現状の解釈や放射線に関する情報を発信していましたので、それを利用して自分の知識の欠如部分を埋めることにより、どのようにして自分や家族の身を守るかを考える事ができました。特に食品関係の放射能対策については、クチコミで得られる事は玉石混淆でしたが、自分で判断するためにも科学的な知識が非常に役に立ちました。また、異常なまでの不安感は持ずに済みました(もちろん、不安が払拭できているわけではありません。気をつけるべき事がある事も同時に理解しましたので)。
科学者も人により違う事を言っている場合もありましたが、多くの人が情報を発信している事で自分なりに取捨選択する事もできました。叩かれる事もあろうことは予想されたのに、ボランティアで情報発信された先生方には感謝しています。
科学は万能ではありませんし、未だわかっていない事もたくさんあります。だけれども、わかっている事は役に立っている(役に立てることができる)と思います。実に使い方次第だと思います。原発事故からの流れで、科学が失敗するのではなく、人間が失敗や間違いを犯すのだということを痛感しました。
3. 年代 :30代
4. 性別 :女
  職業 :主婦

まりも says:
2011年11月19日 at 3:02 AM

1. わからない(主に原発事故についてです)

2. 原発事故において、原子力系科学者の対応が二分した時に感じました‥マッドサイエンティストっているんだなって。自分の研究分野が人間に与える悪影響についてを検証するのは当たり前だと思うのですが、原発事故の対応を見て、そこの知識がぽっかり抜けて良い面ばかりを主張する学者がいたのには、すごくがっかりしました。日本は原子力系の分野がつよいと聞いていたので、どうしても正当化したいのか、実験体をとりたいとかお金とか団体とかいろいろ裏で絡んでいるからなのか‥。研究ばかり追い求めて人間性が欠如してる研究者も多いのかなと感じました。
でも、事故後の事態は科学による人為的に引き起こされたものです。いくら政府が横から口出ししても、科学者団体で収束に向け動くことも出来たのでは?と思います。もっと倫理を勉強して欲しい良いです。
3. 20代
4. 女・学生

黒猫友達 says:
2011年11月19日 at 1:01 PM

1. いいえ 
2. 理由 ①専門家の、わかってる目線からの解説ばかりの報道だったので、どこがどう危なくてどう対処したらいいのかなどさっぱりわかりませんでした。魚についてお話ししてくれるさかなくんのような方が放射能の分野にもいて欲しかった。
3. 40代
4. 女 専業主婦

けい says:
2011年11月19日 at 5:35 PM

1. わからない
2. Twitter上で、科学者さん達が、どんどん学習して情報発信してくれるのを見て、本当に凄いと思いましたし感謝しています。それと同時に、事故を起こしたら、なすすべもなく、これほどたくさんの人達の生活を破壊してしまうような科学技術に対して、僕だけでなく、科学者さん達が無関心だったことに驚きと恐怖を感じました。科学者さんなら、興味さえ持てば、普通の人より遥かに容易に、不完全かつ危険で、言われているような安全安心な技術ではない、ということがわかったはずです。それなのに、なぜ興味を持たなかったのか、持てなかったのか、持とうとしなかったのか・・・その理由を知りたいです。それと、興味を持ったとして、危険だとわかった場合、「危険です」と、声を上げることが出来るのか、も知りたいです(人の研究をやめさせることが出来るのか)。そうでないなら、何を研究しているのか僕でもわかるようにして欲しいですし、多くの人が危険だと感じるような研究なら、中止に出来るような制度が必要だと思います。
3. 年代(10代) 
4. 男・学生

(leaf_parsley) says:
2011年11月19日 at 7:57 PM

1,はい
2、東電の福島第一発電所事故に関して、多数の科学に携わる皆様にお世話になりました。何が起きたのか?放射性物質はどのようなもので、どこへ飛散したか?健康への影響はどうみればよいのか?放射性物質を計測するには?数値の見方?食事のとり方?除染、日常生活、栽培方法、多くの研究者の方々が寝食と個人的な利益を忘れて、可能な限りの情報と知識を伝達しようとされていることに深く感謝しています。人生でこの8か月ほど勉強させていただいた時期はありませんでした。
3、40代 4女性、農業

ひで says:
2011年11月19日 at 8:15 PM

1. わからない 
2. 政治的な配慮により発表されなかった事実が多かったと感じている。後から出されても信用を
 失うだけ。真実を追究するという姿勢は311後にも守られているのか?    
3. 年代 40代 
4. 性別 男性・職業

毛糸 says:
2011年11月19日 at 8:28 PM

1. わからない
2. 一般人の命が二の次で政府や東電に都合のいいことしか発表されていないのではと疑うようになり、マスメディアに載る科学的発表はむしろ以前より信じられなくなりました。たとえば気象学会が会員に対し、「勝手に情報を発するな、政府の元に一本化しろ」とお達しを出した事実があります。また、名指しはしませんが科学者が差別を煽る発言をしているまことに悔しく情けないケースもあります。 権威のある方だからと発表を鵜呑みにせず、科学者一人一人の後ろにあるものや人柄をツイッターやブログでしっかり見極めた上で、おっしゃることに耳を傾ける必要があると感じています。
科学にお世話にはなっているのですが、こういうマイナス面に気づいたので「わからない」としました。
3. 年代50代
4. 女性 会社役員

Tama-mi says:
2011年11月19日 at 8:53 PM

1. わからない
2. 「科学」とか「科学者」とかに対する市民の期待というものがどれほど突拍子も無いものなのかを思い知りました(本音を言うと、テレビ等に出てくる市民の方々が自分の生活に無責任すぎると思う。無責任という言い方が悪いなら、飽食?すぎる)。なので、役に立つかどうか以前に「科学」ってなんだろう、という意味での「わからない」です。
3. 年代(40代)
4. 男・会社員(分析屋)

Riyo Yamanaka says:
2011年11月19日 at 8:54 PM

1. はい・いいえ・わからない 2. 理由 3. 年代(10代、20代……) 4. 性別・職業
1.はい
2.今回の地震後、本当に、工学やさん、理学屋さん、または、科学者の卵さんたちが、現地に赴き、気象学会が余計なシュミレーションをしないようにという中、皆さん、一生懸命、今、原子炉から出てきたものが、どんな状態であるかを調べて、情報をながしてくださいました。ジャーナリズムさんが、一番に飛び込んで行ったというテレビなどの紹介番組もありますが、学生たちを扇動し、まとめ、どんどん、測定していってくださった先生方、また、それをGPSとの対比で情報を出してくださった先生方、よい計測方法とはなにかをおしえてくださった先生方、本当に、日本の科学者は力強いっとおもいました。たとえ、専門でなくとも、それに何かを感じ、ご自分の専門分野と合わせて、向いあってくださった皆様に感謝しております。っというか、私も、その一員になりたかったかもしれません。
3.50代
4.女性、自営業

symbiotic says:
2011年11月19日 at 8:57 PM

1. はい 
2. 主に放射線に関して、やるべき対策、やらなくてもいい対策、やってはいけない対策を大別できた。
もちろんそれら3つの間でもグレーの領域というのはあり、その領域でいわゆる安全バイアスのかかった知見や、(意識的でないものも含めた)ポジショントークがまったくなかったとは言えないだろうが、それでも複数の科学者の意見を参照することによって、おおよその科学的なコンセンサスがどのようなものかを掴むことはできた。
個人的にもまた社会的にも、科学を利用しなかった場合に比べて、総合的なリスクを少なくできたと感じる。 
3. 20代 
4. 男 

ぷに says:
2011年11月19日 at 9:26 PM

1.いいえ
2. 理由
理由は沢山ありますが、最近の失望を覚えた事例から。数日前、朝日新聞に米国科学アカデミー紀要の論文に掲載された全国のセシウム137の汚染見積もり分布図が掲載されていましたが、このようなシュミレーションが作成されていたのならば、なぜすぐに公表なさらなかったのでしょうか。Twitter上の第一著者の発言を読んだところ、査読に4ヶ月もかったと。また、「この結果を元に、全国の土壌サンプリングと分析を強化していただきたい。そして、ちゃんと観測データを取ってもらいたいというのが論文からのメッセージ」とのことでしたが、それならばなぜもっと早く論文とは別にデータを出さなかったのかと思うと同時に、自分はエリートの科学者であるという奢りとエリート科学者以外の人々を蔑む視線を強く感じました。自分が科学者として出世するために論文発表を最優先させ、そのためには放射性物質の汚染という現実に直面している住民のための情報公開など二の次だったと思わざる得ません。もし仮にそのデータが数ヶ月前に出されていれば有効に活用された可能性もありますが、既に実測値が出ている段階でこのような分布図が朝日新聞という全国紙に出ることによって、逆に混乱させられることのほうが多いように思います。象牙の塔の中の方々の議論など一般人の知るところではありませんが、少なくとも国立大学に所属する方々は国民の税金で研究をし、給与を得ているということをもっと自覚するべきだと思います。科学とはいったい誰のためのものでしょう。社会貢献などどうでもよく、自身の実績のためのものでしかないのなら、研究費など税金から出す意味が果たしてあるのでしょうか。科研費は制度としてもらえるからもらおうというだけの人達にお金を与えるほど国家予算に余裕があるとは思えません。
3. 50代
4. 女性、会社員

aki says:
2011年11月19日 at 9:43 PM

1. はい
2. 理由
 例えば、食品等の測定値一つについても、国や自治体の発表だけでは理解できない部分を補う事が出来た。ただ、科学(科学者)と一般の人間との情報差・知識差を埋める役割の方が少なかった。科学者であれば当然わかっている基本知識レベルの事を、噛み砕いて説明して下さる方がもっと多かったら、ネット上での怪しい情報に踊らされ不安になったり福島県民を非難するような人は少なかったのではないだろうかと思う。
3. 年代(40代)
4. 性別・職業(女性・会社員)

aki says:
2011年11月19日 at 9:56 PM

1. いいえ(地震対策等、情報の集約について)
2. 理由
 地震の被害=津波との印象が強いこの度の震災ですが、福島県中通りでは地盤が強いと言われていた地域の被害が大きかった。その理由について、震災後に「地底湖があった」との情報がありました。(地質学が関係するのかもしれませんが)地盤が強いと言われていたが為に、耐震設計の住宅も少なく、また地震保険の加入率も低かったと言われています。
 また、以前から問題が指摘されていたにもかかわらず震災により決壊したダムもあり、防災対策を練っていく上で、もっと多くの専門家が意見交換していくことが必要ではないかと思われました。(これは、原発事故の対応にも言えると思います。個々の立場で意見を述べる方が多く、総合的な意見の集約が難しいように感じました)
3. 年代(40代)
4. 性別・職業(女性・会社員)

池田アキラ says:
2011年11月19日 at 10:12 PM

1. はい・いいえ・わからない 2. 理由 3. 年代(10代、20代……) 4. 性別・職業
1.はい 2.周囲に満ちる危険とその度合い、将来の予測をすることが可能となった。 3.50代 4.自営業

月 says:
2011年11月19日 at 10:16 PM

1. はい
2. 理由
科学者の冷静なtweetを読んで、正しい情報を知ることができました。彼らのtweetがなかったら、根拠の薄そうな記事や、後出しの東京電力の発表に、ただただ恐怖を感じて、避難していたと思います。科学者は、示されたデータを懐疑的な目で見て、矛盾していないかどうかを確認する作業が好き(?)ですよね、それだけでも充分すぎるほどです。
科学者だけでなく、文系、芸術系、スポーツ系、医学系、教育系の方々、もっと、科学的に思考する練習をしたらいいのにと思います。
3. 年代(40代)
4. 女性・主婦

cata says:
2011年11月19日 at 10:18 PM

1. わからない 
2. “科学者”もピンキリですよね.それを 科学者 とイッパヒトカラゲに出来る感覚が分からない.
3. 10代超
4. male : 技術屋

ひろ says:
2011年11月19日 at 10:41 PM

1. はい
2. 主にtwitterでの情報収集でした。もちろん情報は玉石混交ではありますが、その中から取捨選択ができるようになったことはかなりの収穫でした。淡々とデータを示してくださる科学者の方々には大変感謝しております。(特に早野先生、team nakagawaの皆様、野尻先生)。科学は万能ではないし、限界もある。それを自分はどれだけ理解していたか、という反省もあります。科学が役に立つかどうかというのは、私たち、情報の受け手の能力によっても違ってくると思います。
3. 50代
4. 女性

yajifun says:
2011年11月19日 at 11:13 PM

1. はい 
2. 理由
いまだによく覚えているのが下記のツイート。当時、ストロンチウム90の飛散量に対する不安があった。その飛散量が非常に低い、ということがよくわかるツイートだった。同じ情報を翌日のマスコミは「ついにストロンチウムが検出!」というニュアンスで報じていたと思う。

Mihoko_Nojiri これはいいしらせ。RT @hayano: 【TEPCO 福島第一の土壌中のストロンチウム 】5/9採取 5/31発表 https://bit.ly/lcE46t 例えばグラウンドでSr-90は480Bq/kg,一方,Cs-137は 500000Bq/kg 程度. posted at 21:41:44

「生のデータ」に対する科学者の解釈を聞くことで、安心したり覚悟を新たにしたということは度々あった。
3. 40代
4. 男・会社員

はばめろ says:
2011年11月19日 at 11:32 PM

1. いいえ 2. 理由 3. 30代女性 団体職員

震災後1ヶ月のパニック状態では、確かに科学は役立ったろう。発表された水道水中の放射線濃度であれば数日飲んでも問題は無いこと、自分の住む地域であれば再臨界で爆発しても数日の猶予はあるだろうこと、といった判断から冷静な行動が多少できたと思う。

しかし、それから今まで、将来を見据えた長期的な行動という条件では、科学は役に立っていない。冷却作業による原子炉内の状況変化、地震の今後、被ばくの身体への影響について、専門家によって解釈が異なるのは、科学的見解の違いだけではなく、現在の科学で応えられないグレー部分に対する主観的解釈の違いとみえた。Twitterやネット上でもてはやされた専門家同士の論争は、冷静になると、重箱のすみのつつきあいで、我々の生活を長期的にどうしていくかの判断材料にはならなかった。

毎日ごはんをミキサーにかけて放射線測定?
カロリー計算だって続かないのに、放射線積算値を日々計算??
膨大なお金をかけてひたすら除染???

無理です。
生きられません。

100ミリシーベルトで0.5%がん死亡率が上昇という数値にしても、結局その数値の示すリスクと自身の生活を変えることのリスクを天秤にかけて行動を判断するのは、一人一人の市民。

「震災後10年間の調査によると、科学的知識がない人が科学的知識がある人に比べてリスキーな行動をとり、結果的に不幸な人生をおくる確率が10倍高かった」なんてデータがとれるのなら、科学は役立ったと言えるかもしれないが…

科学的知識があったとしても(役に立つ)社会的行動へ反映されるかどうかは別次元の問題。
となると、結局、科学は役立たずなのである。(そもそも人為ミスがおこる原発を可としたのを科学、その時点で終わり)

こばやしあきひと says:
2011年11月19日 at 11:49 PM

1. わからない
2. 科学が役に立つか立たないかは、各個人による使い方次第だと考えます。そして、私が科学を役に立つように使えているかどうかは、まだ「わからない」状況です。これからぜひとも科学を役に立つように使いたいと思います。
3. 40代
4. 男・会社員

Hiroko says:
2011年11月20日 at 12:14 AM

1.はい
2.科学が役に立つのは当然。今回の震災ではっきりしたのは、科学の扱い方が不適切だと言う事。
科学者によって違う見解を報道されても、一般人は何を信じて良いのか分からず混乱するだけ。
料理に例えると、良い食材が在り役に立つ調理器機を揃えても、美味しく食べられる料理になるとは限らない。
良い科学者が居て研究成果があがっていても、私達に適切に伝わらなければ、科学があって良かったとは思えない。
今回の事で、科学を伝達する人間やシステムのいい加減さが露呈した。
3.50代、女性、医療職

すぎはら says:
2011年11月20日 at 1:44 AM

1. はい
2. 科学はいつも真実を見るものですから。どんな状況でも自然があれば科学は成り立つことが私には生きる希望になっています。ただ、社会の皆さんの中には現在の状況に不安を覚える人もいるようです。とくに、情報に惑わされている皆さんは中学や高校で何を学んでいたんでしょうか?今は科学だけでなくきちんとした教育が大事なんだと考えています。
3.20代
4. 男性、学生

西澤淳 says:
2011年11月20日 at 2:21 AM

1. はい
2. 理由
今回の震災で最も科学の威信を問われたのは原発被害でしょう。お恥ずかしい話ですが、放射性元素による土壌汚染、軽度の被曝などに関して、人体への影響が未知であるということを初めて知りました。こういった問題に対して、科学しか頼るところがない現在の社会において、科学が100%ではないのだということを改めて認識する機会になったのではないでしょうか。科学者は自分の見解はひとまず抑えて不明なことは不明であると真摯な態度で説明をするべきでしょう。人によって意見が別れる段階のものを、堂々とメディアで語るべきではないと思います。
3. 年代(30代)
4. 職業 大学研究員(天文学系)

うえだじろう says:
2011年11月20日 at 2:31 AM

1.はい
2.原発事故による放射能拡散の不安が拡がる中、政府はSPEEDIの予測結果を直ちに公開せず、気象学会は学会員の勝手な研究を禁ずる、等のあってはならない不芳対応が発生したものの、東大早野先生、野尻先生、児玉先生、群馬大早川先生、中部大武田先生、京大小出先生、今中先生、獨協医科大木村先生らのネットやマスコミ等を使った放射線測定やリスクの考え方、汚染マップ作成、除染や危険回避方法、原発事故状況分析等々の科学的知見に基づく分析は非常に役に立つものであった。ただ、今回の場合、一部の心ある先生方の良心的行動に拠る所大であった感が強いように見えた。もっと今回の原発事故のような未曾有の危機への対処にあたっては物理、医学、地学、工学等の複数の分野や大学間の垣根を超えた連携が必要だと思われた。とかく事業仕訳のように科学分野への血税投下への効果を疑問視するような向きもあるようだが、科学は短期での成果はもちろん、より長期的視野に立った人類全体の文明発展に寄与するものなので絶対に欠かすことのできないものだと考えております。そういった意味でも日本の科学技術発展に大いに期待しております。

3.40代・男性・会社員

ak says:
2011年11月20日 at 9:38 AM

1. はい 
2. 震災を境に、私がtwitterでフォローする相手の傾向が変わりました。震災以前はフリージャーナリストの方たちが「私の知りたいこと」を伝えてくれる人でした。震災以後、「私の知りたいこと」を発信してくれていたのは科学者の方たちでした。だから、あくまで相対的な話として、フリージャーナリストと科学者の「役立ち度」が3月11日以降逆転した(私にとって)、ということです。
3. 40代
4. 女性・自営業

高橋一博 says:
2011年11月20日 at 11:43 AM

1. はい

2. 理由
震災直後の原発事故、Twitterで冷静さを訴える菊池氏や中川氏、早野氏、野尻氏、片瀬氏の意見はとても参考になっている。

3. 年代(10代、20代……)
50代後半

4. 性別・職業
男性・無職(早期退職者)

Takahashi says:
2011年11月20日 at 11:57 AM

1. はい 
2. マスコミの報道だけでは、刻々変化するデータやその意味の解析について情報を得ることは不可能でした。その点、ツイッターで科学者の先生方がボランティアでネットに挙げてくださった膨大な量の科学的データや知見は、玉石混交のネットの海から正しい情報を選び出す上でも非常に役立ちました。今回の原発事故に対しては、感覚的に考えるよりも科学的に考えることの必要性が強く示されたと感じています。
4. 女性・自由業

Ion says:
2011年11月20日 at 12:50 PM

1. はい & いいえ

2. ごく一部の科学者が、ツイッター等で情報や 考え方の公開や 間違いを指摘等々
指導 解説してくれました。大変参考になったし、情報不足の不安を埋めていただきました。
が、ほとんどの科学者が遠くから見てるだけ。
もっと積極的に、世間で広まるインチキ科学の浸潤を止めて欲しいと感じました。

3. 40代
4. 男性 自営業

sachi says:
2011年11月20日 at 1:11 PM

1. いいえ
2. 難しい質問ですが、あえて「いいえ」。「科学技術立国」というのは、科学技術の力で社会をよりよいものにする国、という意味だと思います。震災以降、科学の知識や情報は不安を軽減したり、事故の後処理をしたり、人々を安全に導いたりするという、短期的な意味では確かに役に立ちましたが、社会をよりよい方向にもっていく「科学技術立国としての科学」という意味では、科学も科学者も何もしていないと思います。
科学は政治とは別だから科学者は情報を提供するだけであり、決断したり物事を動かすのは政治家の仕事、という考え方もありますが、私は現代の社会において、科学者ももっと前に出て、物事の方向性の決定に関与すべきではないかと思います。一流の科学者は、普通の政治家などが持ち得ない深い見識と、正当な決断に導くための論理的で客観的な方法論をもっているはずだからです。そういうものが生かされてこその「科学技術立国」だと思うのです。

3. 年代(10代、20代……) 4. 性別・職業

まる says:
2011年11月20日 at 2:02 PM

1. はい

2. 理由 もちろん科学は万能ではないので、できることとできないことがあるのは当然だと思います。ただ、事故以降の様々な対応は科学の力なくしては全く不可能でしたし、今後二度と同じような失敗をしないためには、科学の力をフル活用していくことが重要だと思います。現在の科学力は、過去の人々の努力の結晶です。今後も科学力を維持・発展させていくことは不可欠ですし、それをささえる人材育成も含めて大変な国民的努力が必要だと思います。

3. 30代 4. 男・研究者

tashiro says:
2011年11月20日 at 4:02 PM

1. はい.でも放射能の影響が自分の住んでいる地域でもあることにだいぶ気付くのが遅かったので、こどもにかなり申し訳ないことをしたと思っています。2. 正直に知っている情報を明らかにしてくれた学者がいたおかげで政府も情報を出し始めたのではないでしょうか?マスコミや政府を批判する気には正直ならない。かつての戦争報道などから、そんなもんだという認識がある。それより水俣病などが解明された経緯をまねて、市民と真摯な学者が共に解明していくことが大切かな。専門家は政治と組むことに躊躇してほしい。そのための地位でしょ。 3. 40代 4. 女・主婦

ゆき says:
2011年11月20日 at 4:02 PM

1. はい
2. 参考になった科学者の範囲をどこで絞るかで違いますが、事実と数値を淡々と示して頂けた方々には心から感謝しております。残念なのはコミュニケーターが全く役に立ってなかったこと、一部のトンデモで声の大きい方に恐怖を増幅させられた人がいたこと。社会不安と上手に付き合う為にも、コミュニケーションを専門とする人や団体がもっと早くから積極的に動いて欲しかった。
3. 30代
4. 男 会社員

てつや says:
2011年11月20日 at 4:49 PM

1. はい
2. 理由
東大の早野先生(Twitterの@hayano)をはじめ、客観的な情報を提供してくれた方々に感謝。
ただ、普通の人がきちんと理解できる情報をだすには、科学の限界を知ってもらうことと、
子供の頃からの地道な教育が必要なんだと改めて感じます。
どうしようもないデマも未だに流れます。
それを取捨選択できる力を備えている人は意外と少ないように思います。
3. 年代(30代)
4. 男性・会社員

大野 says:
2011年11月20日 at 9:49 PM

1. いいえ
2. 理由 原発事故問題に関して、
1)テレビ・新聞等のオールドメディアに登場する研究者=大学教授という方達が揃って根拠無き楽観論を垂れ流し続けていたが、原発事故はIAEA尺度でレベル7のチェルノブイリ級の大事故であったこと、炉心は1号炉から3号炉までメルトダウン、メルトスルーを起こしていたことが発覚し、放射能汚染も甚大であることも判明した。にも関わらず、誤った情報発信をした彼らは結果責任を問われることもなく、テニュアのポストに留まり続けている。特に長崎大学大学院教授山下俊一氏は、放射能汚染に関して『放射能汚染は取るに足らない』とする楽観論を福島県民に対して説いて回り、無用の被曝を強いたが、自説が誤っていたのにも関わらず、福島医科大学副学長という要職に遇されている。これは科学者不信を増幅させたのみならず、失敗を犯した科学者であっても体制に都合の良い言説を述べれば、保身どころか栄進すらするというこの国の歪んだ科学のあり方を端的に示したといえる。また、科学コミュニケーション、リスクコミュニケーションは近年注目され、国費も投入された養成プログラムも存在するが、彼らは震災ではまったく役に立たなかった。

2)1)以外のオルタナティブメディアといえるインターネット上で情報発信をしていた「科学者」、大学教授、研究員、元研究者からなるグループが存在したが、彼らもまた1)で挙げた研究者たちよりも原発事故と放射能汚染に関しては更に楽観的な予測を立てていた。特に物理学の研究者たちの情報発信は、結果として、世論を誤らせたといってよい。予測がことごとく外れたのにもかかわらず、もちろん誰一人として責任を取ってはいない。特に大阪大学教授菊池誠氏のグループの誤った情報発信は有害であるとすら言える。彼らの無責任な情報発信は現在も続いており、科学者の権威を自ら失墜させ、科学への市民の信用を喪失させたという自覚も欠落している。テニュアの職に一度就くと、社会に対する発言に関して結果責任は一切問われない我が国の科学者たち、科学というシステム、そして科学コミュニケーションの問題は震災を機に追及されてしかるべきである。 

3. 年代40代
4. 男・会社員

内山秀樹 says:
2011年11月20日 at 9:54 PM

1. はい
2. 両親(特に父親。理系修士保有。母は小学校教師。)が臨界のことばかり心配しているのに対し、本当に危険なのは放射性物質の体内への取り込み(特に子供・妊婦)であることを説明できた点。一方で放射線がどの位(何Sv)だと具体的に人体に危険なのかが分からない(mSvだと思わず「をい!」と叫ぶにせよ)自分に愕然として、放射線取扱主任者の勉強中。
3. 20代後半 
4. 男・X線天文学PD

chargaff says:
2011年11月20日 at 10:51 PM

1. はい 2. 主に原子力発電所の事故、放射性物質、被曝について参考になりました。震災後1週間、国内では情報が少なく(推測を抑えた報道が徹底されていたと記憶しています)、海外からはさまざまな推測やシミュレーションが数多く発信されるなか、それをどう受け取るか、公表された情報から予測される事態とすべきことすべきでないこと、優先するべきことは何か、理解しておくことは何か等、具体的な事柄を日々、Twitter等で読めたことは自分のためになりました。本来は国内の研究機関より発信されるべき情報が海外発であったことは残念に、また科学者が直接、行動することには限界があるのだとも感じました。震災後、私が科学者に期待することは、本当に情報が欲しい時に、起きている事実自体と、それをどう捉えるかの判断材料を、普通の生活者に向けて発信して欲しいということです。(原発事故に絞って書きましたが、他分野のかたの情報も大変、参考になっております) 3. 40代 4. 女・自営業

HOSOMICHI says:
2011年11月21日 at 2:09 AM

1. はい・いいえ・わからない 2. 理由 3. 年代(10代、20代……) 4. 性別・職業
1.はい
2.安全・危険。逃げる・逃げない。行く・いかない。食べる・食べない。・・・科学知識は唯一の判断基準。
3.50代
4.内科医師

とうふ says:
2011年11月21日 at 2:12 AM

1 もちろんはい
2 テレビでの不用意にもとれる安全洗脳をやめて欲しい先生方もいたが、ボランティアで情報発信して下さっていた研究者がいたから私の中で何を選ぶか基準を設けることができた。特に早野先生のTwitterには助けられた。チェックすべき情報は毎日ものすごい量で、個人ではとても把握しきれない情報も先生のTwitterから知ることができて良かった。
ただ、原子力の研究が科学者の信念に基づく研究は少なくて原子力を推進するための研究ばかりだったことは本当に残念だった。国策だったとは言え、人の安全を守るはずの科学が原発運転に関しては十分に役立っていなかったことは日本の技術を信じていた分ショックだった。
科学者、これから科学者になる人に言いたいことはご自分の研究が人や自然界の安全を脅かすものでないか常に考えて欲しいということです。
3 30代
4 女性 医療職

無名の市民 says:
2011年11月21日 at 4:05 AM

1. わからない 
2. 理由
どちらともいえる。
役に立つ情報を発信している学者もいれば、そうでない学者もいる。
3月当初に事故の被害を低く見積もり、核反応が収まっていればメルトダウンはおきないなどと言ってた学者もいた。
チェルノブイリにようにはならないだとか、プルトニウムは重いから飛ばないだとか、汚染の程度は核実験時代のほうが高かったなど。
これらの嘘情報はみな学者が言っていたこと。
事故を過小評価し、冷静になれなどと言っていた学者は絶対に許さない。
逆に事故後に危険性を伝えていた学者もいた、長年反原発活動を続けてきた小出先生や今中先生、いちはやく事故の危険性を計算によって見通していた押していた牧野先生。
事故後から各地で計測を行い汚染マップを作った早川先生などには感謝してます。
それにくらべると、事故を過小評価しようとしていた原子力関係の学者や、なぜか安全性バイアスにかかっている人の多い物理系の連中はまったく役立たずだったと思います。

3. 年代(20代) 
4. 男・会社員

K.M. says:
2011年11月21日 at 4:10 PM

1. はい
2. その分野のど真ん中の専門家ではなくても、一生懸命調べて、情報発信して下さった科学者の方がたくさんいらっしゃいます。特に原発の影響については、そのおかげで、東京では子どもにはほぼ影響がでないことがわかり、安心して子どもを通学させたり遊ばせたりできるようになりました。地震・津波についても、大津波の危険については残念ながら対策が間に合わなかったものの可能性は示唆されていたとのこと、今後も科学の進歩に期待しながら生きていきたいと私は考えます。未来館のみなさまも閉館の期間がありながらも伝える活動を続けて下さいました。本当にありがとうございます。
3. 40代
4. 女性・団体職員

MT says:
2011年11月21日 at 5:24 PM

1. いいえ
2. 理由 御用学者と自分の専門分野以外のことまで、しったかぶりして誤った口だしをして世論をミスリードする、現実を知らないか知らないふりをしている馬鹿学者、悪魔のような学者どものせいで日本は致命的な汚染を背負ってしまった。 迅速に動かなければならないときに、彼らが邪魔をして、多くの国民がしなくてもよい被爆させられてしまった。とくに子どもの被爆。このことはいずれ世界の歴史に残ると思う。
3. 年代(30代) 
4. 性別 女・職業 主婦

kurumi says:
2011年11月21日 at 5:51 PM

1. はい 
2. twitterを通したいろいろな科学者の方々の情報発信を知り、多様な視点でものを見、考えることができました。また、いろいろな疑問が、科学者の方々や一般の方々のやりとりを通して、解消されていく様子など、科学的な思考法を社会が学んでいく場面に立ち会うことができたと思います。これらのことを通しても科学者の方々のボランタリーな働きは、大いに役立ちました。
3. 50代 
4. 女性・主婦

zephy1024 says:
2011年11月21日 at 10:15 PM

1. いいえ
2. 現実で起きていることには目を向けないで、一部の目線での利益に準じたものしか認められてないから。発表された論文などはたくさんあるが、都合のよいものしか採用されてない事そのものが問題。
3. 年代(30代)
4. 男・無職

ふぃろ says:
2011年11月21日 at 10:23 PM

1. はい
2. 緊急地震速報の実用化と津波警報の迅速化は評価できる点です。地震による直接の被害こそありませんでしたが、緊急地震速報により地震前に情報を受け、心の準備をすることができました。また、今後太平洋沖での誘発地震の発生確率が高くなっていることも予想されており、当面の間地震・津波に対する警戒をすべきであることがわかるのは大変ありがたく思います。
一方で、原発事故に関しては、東電と政府の不手際・怠慢が事態を引き起こしたことは確かです。学者がこの点を強く警告し、東電に対して強固な対策を行わせるよう説得できなかったのは大変残念です。しかしながら、それでも各地の放射線量をモニタリングするなどして、どの場所が安全なのかを定量的に示してくれることは安心できます。
3. 20代
4. 男・学生

teshima says:
2011年11月21日 at 10:55 PM

1. いいえ 
2. 理由
学問的事実、論争中の案件、個人の願望を分けて話せない人たちが学者を名乗っていることに驚き呆れ果てた。格納容器は健全と繰返していた学者が政府発表後、自分たちは最初から分かっていたと平然と語ったことで科学者への信頼は崩壊した。そして、そのことを内部(大学、学会等)から表立った批判もなく、今も彼らが学問を続けられるのだから、日本の学問はインチキだと理解した。間違いを認めることができず、素人は黙っていろとただただ感情的に強弁する割に、あらゆる専門外のことにも発言をする奇態を演じている。学問を捻じ曲げ出鱈目を言いつづけるのは学問の冒涜に等しい。学問の自由とは嘘をつく自由ではない。
ごく少数、必死で情報提供をしている学者の方々もいるがそれはあまりに稀な存在。日本の大学は9割廃止して結構。税金の無駄。どれだけ社会に被害を与えたかも理解できていないのではないか?役に立った面と言えば、自信を持って日本の大学に行くなと言えるようになったこと。
3. 20代
4. 男・学部卒

もなもな says:
2011年11月22日 at 12:29 AM

1. はい
2. 事が大きかったので原発や地震予知のことに焦点が行きがちだけれども,携帯電話で連絡が取れるとか鮮度のよい野菜をいつでも買えるとか電車で遠くへ通勤できるとか,いまどき科学技術の世話にならずに生活するのは不可能なはず.3月11日以前も以降も,私の役に立っている.
3. 年代(40代)
4. 男・会社役員

カエル says:
2011年11月22日 at 8:32 AM

1. はい
2. 理由
科学と科学的な思考および方法論がなければ、現在の私たちの生活基盤そのものが崩壊してしまいます。これは地震の有無には関係ないことだと思います。ただし、科学だけですべてを理解し判断することはできません。たとえば近代以降の科学では、「価値」(善悪などを含む)を扱うことはありません。対策における「想定外」や原発の「善悪」は、科学を重要なポイントとして考えらえるべきではありますが、それだけで捉えられるものではありません。そうしたことを混同しないで整理して考えることは必要であると思います。
3. 年代(50代) 
4. 性別:女性・職業:契約職員

たかやまそら says:
2011年11月22日 at 5:14 PM

1. はい
2. 理由

政府・マスコミの発表する情報の全てが結果的に正しくなかったにもかかわらず、そしてSPEEDIの情報がなんらかの理由により公開されなかったにもかかわらず、首都圏に住む私が震災直後から10日間、福島の風上、日本海側に逃げることが出来たのは科学のお陰である。それは気象庁発表の地上天気図や高層天気図を自力で解読できるだけの気象に関する知識のお陰であり、その行動のモチベーションである被曝への理解と恐怖は生物に関する知識のお陰である。報道される物理量の様々な単位や接頭辞の理解にも一切困らず、放射線核種がどのように変化し、また半減してゆくかを大まかに知っていたのは物理に関する知識のお陰である。

政府・マスコミの情報の全てが正しいわけでないということを予め想定し、手にした情報を可能な限り矛盾無く説明しうる合理的な説明を探し、本来知りえない真実を探求する行為は、科学的思考そのものである。すなわち、既知の理論の全てが正しいとは限らないと想定し、観測事実を説明しうる合理的な仮説を考察し、真理を探究する行為がなされたお陰で、私は最も危険な10日間を風上で送ることが出来たのである。

このように、科学知識と科学的思考方法は確かに私の身を守った。これは教育の賜物である。もし国民全員が私と同じような知識と思考方法を手にしていれば、一人ひとりの心身の健康は今よりももっと確かなものであったろうと思う。そう考えると、日本の科学教育はまだまだ低いといわざるを得ないと思い、このことが非常に残念でならない。

3. 年代(30代)
4. 男・プログラマ

森 浩一 says:
2011年11月22日 at 6:56 PM

1. いいえ(はい)
2. 前も後も,政治と教育が科学や論理を無視して動いている。(個人的には職業柄,科学的・合理的に行動しています。)
3. 年代(50代……)
4. 男・研究職

織田信長 says:
2011年11月22日 at 7:32 PM

1. いいえ 
2.
科学は自己判断・自己防衛に大変役に立っているが、
科学者はその9割9分9厘が役に立つどころか、
安全デマの垂れ流し・政府見解の無批判な追認
・ことなかれの沈黙・象牙の塔内で議論のためにする議論を
繰り返すばかりで有害である。
原発過酷事故において根拠の無い楽観論を吹聴し、
最も重要な避難による被曝の回避を妨げた。
それは今も続いている。

科学の有用性や限界などの問題を意識してこなかったのは、
むしろ彼らではないのですか。
原発事故後の各学会の見解や振る舞いを見るにつけ、
当事者意識の無さ、無責任さに絶望してきました。
彼らを税金で食わせる必要をもう感じておりません。

若干厳しい言い方になりますが、
政争に明け暮れた政治家・体制の提灯持ちに徹したマスコミと一緒に
地獄に落ちろと思います。
3. 年代(30代) 
4. 男・自営

きくこま says:
2011年11月22日 at 9:53 PM

1. いいえ
2. 情報が乏しいチェルノブイリ事故を除き,人類が経験した事のない事態が起こっているのにもかかわらず,まるですべてを解っているかのような解説を加えた学者達の意見は全く役に立たなかった.テレビでは安心安全を連呼し,不安がる人々をツイッターで「ニセ科学」とか「放射脳」などと揶揄し嘲笑する自称専門家とそのシンパのような人々は今後,日本の歴史教科書で一種の暗黒時代を作った人々と紹介される事になると思う. 
3. 40代 
4. 男・大学教員(理系)

文系研究者 says:
2011年11月23日 at 5:54 AM

1. いいえ 2. 原発事故直後に役に立ったのは、原子力資料情報室による会見のUstream放送のみ。科学者が役立つかどうか以前に、原発事故前の安全であるという世論操作に協力し、事故後も、政府は情報を出さない、マスコミに出るのは、政府のスポークスマンのような学者、有識者ばかりで、原発事故による被害を拡大した。原発事故前後に、放射性物質の飛散について情報を持っていたのに世間に出さなかったすべての科学者は、被曝被害に対して人道的な責任がある。今も、福島はじめ東北・関東の住民の健康被害や、食品の汚染情報、内部被曝による健康被害の可能性について、研究環境があり情報を持った科学者からの発信は少なく、健康被害については素人による民間情報に頼らざるをえない。科学者は、多かれ少なかれ税金によって給料や研究費をもらっているのですから、税金の消費者である時の政府や省庁に忠誠を誓うのではなく、国民の生命健康に対する危険をいち早く守るために必要な情報を、形式など気にせず、未確認情報なら未確認情報であると言い添えた上で、一刻も早く伝えるべき。特に、国立大学の先生方、気象学会の先生方、責任を自覚して下さい。3. 年代(40代) 4. 女・文系研究者

りさ says:
2011年11月23日 at 6:41 AM

1. いいえ 
2. 理由 未知の出来事への想像力なく、過去のデータのみ正しいと信じた意見に
しなやかさを感じられず、危機感さえ感じます私達は、過去のデータ(現在ものさしにされているもの)が本当に正しいかどうかも含めて未知の世界に突入しているのです 3. 年代40代 4. 女性・子供達の母親

マッツー says:
2011年11月23日 at 11:46 AM

1.わからない
科学者が科学的に意見をいいにくい雰囲気の分野が原子力以外でもないかを危惧します。政策を意識して科学的でない事を一部の科学者が発信して不信感が増大したと感じています。又、事故の一番の大きな問題は地震・津波の可能性を確率論から考えて確率の低いものは考えなかった事だと思います。そういう意味では現在の安全宣言(食品等の)が未来に禍根を残さないか心配しています。科学者としては存在するリスクを発信してほしいと思っています。

3. 50代 4.男 自営

高野忠 says:
2011年11月23日 at 11:49 AM

1. いいえ 
2. 理由 
 ます科学者から、信頼に足る情報が発信されていないことである。特に地震予知について、説明が無かった。これができないことは、次の事実で明らかになったのに、である。
(1)地震直後テレビに登場した地震学者は、「想定外だった」としか言っていない。その後出てきた学者は、あるモデルに従って計算しただけの動画を見せて、災害の後講釈に終始していた。
(2)それまで地震学者と気象庁は、東海地震や東南海地震の危険ばかり言っており、東北地区の脆弱性は一言も言っていない。
(3)M9の本震の前にM7が有ったが、これを前震とは露思っていなかったようだ。
 あまつさえ彼らは、今後観測網を充実すれば、予知性能が上がると言っている。予知の原理が分かっていないのに、台数増やすだけでは性能上がるはずが無いというのは、科学の常識である。こういうことを言うのは、いわば火事場泥棒のようであり、不謹慎と言わざるを得ない。

 また原子力発電所の事故について、出てきた専門家は、「問題ない」と言っていた。しかしその後の展開は、ご承知のようである。その原因は、次のようではないかと推察する。
(1)事実を良く知っている本当の専門家が、登用されなかった(このテレビ番組にも、以前の国の審議会にも)。
(2)技術者・専門家が本当のことを語ることが、集落意識(いわゆる部落意識)のため憚られた。

 これらの事実を考えると、科学者が自分の保身と共に自分が属する部落のため、真実を隠すことは厳に慎まないといけない。勿論然るべきレベルでは、政治的配慮が有って然るべきと思うが。

3. 年代(10代、20代……) 
 60代
4. 性別・職業
 男・大学教授

meri says:
2011年11月23日 at 2:41 PM

1. はい
2. 地震・津波・そして原子力発電所の事故と、おそろしいことが立て続けに起こったとき、落ちついてものを考えようと思えたのはtwitter上での一部科学者の方々の態度からでした。なにが起きているのかを想像だけで恐れたり怒ったりするのではなく、参照できうるデータを検討することで想像(仮説)を逐次修正し、現実的な解を導こうとされている姿勢にははっとさせられました。「科学的なものの見方」みたいなものを思い出させられ、勇気づけられたと感じています。(もちろん「科学的なものの見方」が唯一絶対正しい、ということではなく、あくまで現実を理解する手段のひとつとして有効と思えた、ということです)
3. 40代
4. 女 ・ 会社員

ntxp says:
2011年11月23日 at 7:21 PM

1. はい+いいえ 2. 下記 3. 年代(50代) 4. 自由業
権力や自然現象から身を守るとき、アカデミズムとジャーナリズムは個人にとって最後にたよるべき二つの砦だと考えていた。しかし、震災後明らかになった科学者の姿は、権威の中身がからっぽなもの、保身に走るもの、自覚のないもの、論外のもの、単なるサラリーマンなど、日本人にとってはあまりに身近な社会の縮図以外の何者でもなかった。一言で言うと、幻滅。一方で、Twitter などを通じて情報や意見を発している良心的な学者の存在も知ることが出来、また、学者間で学際的なオープンな議論も始まっている。幻滅はしているが、絶望しているわけでもない。と言う意味ではい+いいえ

ぐめ says:
2011年11月24日 at 10:44 PM

1,はい
2, 知識は役立った。ネット技術はあって良かった。使われ方はわからない。人の問題があるので。
3,40代 女性 研究職

ぴろ says:
2011年11月25日 at 1:37 PM

1. はい
2. 理由は下記
3. 30代
4. 男性、会社員

①まず、日本の科学者が真に科学的であるか、という問題:
・科学者としての信念がない、いわゆる御用学者
・専門家としての責任を放棄(気象学会の箝口令)
・科学的探究心の欠落(「プルトニウムは検出されてない(測定してない)から拡散してない」と言った、東大物理学教授)
・科学常識の欠如(水道水を煮沸すればヨウ素除去できる→もしヨウ素が気化したらその方が危険)
・学者の立場で専門外の事に言及する(武田教授,他多数)
・確率・統計学に関する無知(確率分布を考慮せず地震の発生確率を日換算した小泉時代の経済学者)
・発言が一貫しない(100mSvは安全です→間違いでした)

②次に、今回の原発事故が、科学的でない考え・判断の元に発生したことを指摘する:
・物理限界の無視(原子炉が制御不能となる前に海水注入の決断をしなかった、「技術経営」の問題)
・時代遅れの誤った仮説に基づいた安全設計(地震学におけるプレート地震理論(大地震が発生する毎に新しい仮説とプレートが出来る)、断層地震理論(因果関係が逆)は、破綻している)
・原発のブラックボックスと安全神話(核実験が出来ない日本ではコア部分に関する知見がないので、リスク分析・強度設計などが出来ない。それを回避するために「そんな問題は存在しない」とする”信仰”が生まれた)

③同時に、これらの誤りに気づかない人、特に、確率論的な考え方が出来ない人が多いことについて、
 日本の科学教育の問題を挙げておく:
・科学とは、自然界で起こる事象・現象のうち、法則性と再現性(誰がやっても同じ結果になる)がある事を言う。
 自然界の事象・現象を説明するため、仮説→検証(実験・観測で再現性を担保)→結果を矛盾なく説明する理論を選び出すのが、科学的アプローチである
・科学的アプローチの習得と、決定論的に断言できる事・確率論的にしか言えない事・証明されてない仮説や論争のある学説・そもそも答えのないもの、の識別が出来るようになる事が、科学教育の基礎である
・とくに確率論的事象について、リスク判断の訓練が必要。決定論的には言えない事象や未知の部分があった場合に、全体のリスクとベネフィットをどう捉えてリスク回避するか?

「科学(科学者が役に立ったか?」でなく、「真に科学的であったか? 科学的な事象を見極め、役立てることが出来たか?」だと思う。その点で、自分自身はYes。

Yasushi says:
2011年11月26日 at 6:49 AM

1. はい
2. ①科学者がどのように社会に接することが出来るか、真剣に考える時間を持てたから。②同一の現象をどう解釈し説明するか、それは個々の科学者の持つ学術的背景や立場などによっても大きく変わりうることを、世間一般に広く知ってもらう機会ができたから。③自分の目で見て、自分の頭で考えるというのはどういうことか、それを考える風土が助長されてきたと思うから。
3. 30代
4. 男・科学者を目指す研究者

piccola says:
2011年11月26日 at 11:50 PM

1. いいえ 

2. 理由 
一般人にとっての情報源である地上波TVや全国紙に登場した科学者(大学教授から講師まで)は、科学的根拠に基づいた情報を視聴者・読者に提供していない。真の科学者ではなく、政治的役割を果たす偽善科学者になっていた。そうでない科学者の口は重く、ネットの世界(2チャンネルなど)を通じて情報を発信する程度のことしかしていない。

既存メディアや大学からの圧力に屈することなく、堂々と一般人に対しまっとうな情報を提供した大学教員は、(情報隠蔽を支持した大学教授たちが科学者として認定しようとしない)京大助教小出先生や今中先生などごくわずかな研究者だけだった。 3/11から7ヶ月以上が経過しているが、巧妙なやり方で事実を歪めて福島第1原発から放出された放射性物質による汚染のリスクを説明する科学者(特に大学教授クラスに多い)は後を絶ちません。

参考資料の研究費の推移のグラフですが、研究費の資金源が明確になっていません。国家や地方自治体から付与された研究費なのか、民間企業からの寄付や協働研究を含んでいるのかわかりません。企業から多額の寄付をもらっている場合は、スポンサー企業の旗色が悪くなるようなことは口に出せなくなります。金額が多ければ良いというものではない。単純に金額と研究者のヘッドカウントだけで見ただけで意見を出してほしいということであれば、”日本には科学技術研究者の数が多すぎる”と思います。 

3. 年代 40代  

4. 性別・職業  女性・会社員

みゆみゆ says:
2011年11月27日 at 11:25 AM

1. はい と いいえ(一部の科学者) 2. まず、政府機関内の一部科学者は論外。自分に都合が悪くなったら逃げるか都合の悪い相手を攻撃する。それと自分の専門やよく知っている分野についてツィッターやブログで教えてくれる科学者の方々には本当に感謝しているけれど、専門外の所について判断を押し付けてくる科学者は話にならない。 3. 年代(30代) 4. 女・会社員

そら says:
2011年11月27日 at 7:42 PM

1. わからない 
2. 理由 科学技術そのものがブラックボックス化して、とにかくよくわかりません。情報があふれていることは分かっているのですが、単に情報にアクセスできることと、理解し納得し議論することとは、また別問題であると思います。
3. 30代 
4. 女・無職

Masa says:
2011年11月27日 at 8:16 PM

1. いいえ
2. 電気、ガス、水道が止まり、とにかくほしいのは情報でした。電気はすぐ復旧しましたが、テレビで流れる情報は今日明日の生活をどうすればいいのかという問いには答えてくれません。一番役に立ったのは近所の人からの情報。どこの店が開いててどんな商品を売ってるかとか、給水車が何時にどこに来るかとか。こういう地域コミュニティの大切さが身にしみて感じ、そのときは科学なんてなんの役にも立たないと思いました。ただ、その一方でtwitterは意外と役に立ちました。ハッシュタグをうまく利用することによって、欲しい情報が手に入りやすかったです。
3. 30代
4. 男、理系研究者

ぽっきー says:
2011年11月27日 at 9:20 PM

1. はい
2. 理由:科学が悪いのではない。、原発の作りのまずさは正直びっくりしたが、科学や科学者が悪いのではなく、逆に科学をちゃんと知らない人が東京電力や政治家をはじめ、社会に大勢いたから、あんな構造のまま運用を続け、今回の悲惨な事態に至ったのだろうとも思う。もっと国民全体の科学に対する興味や知見を増やせるような社会になってほしいと思う。科学を正しく使って、未来を創っていきたい。
3. 年代:30代
4. 性別・職業: 男性、会社員

大栗 勝 says:
2011年11月27日 at 9:49 PM

1. はい
2. 理由
震災、特に原発事故以降、阪大菊池氏、東大早野氏、KEK野尻氏、東工大牧野氏はじめ科学者諸氏のネットでの発言を追いかける事で、既存メディアからのそれより遥かに有益な情報を得る事が出来た。本業ある中、積極的に社会と関わって行こうとするその姿勢には頭が下がる。不確実な情報発信は社会に混乱を招くという意見もある様だが、今の時代情報がなければ、却って混乱を増す。情報の多様性は選択の自由をもたらすし、多様な意見が揉まれる過程を見る事も有益だ。科学者にばかり期待するのは狡い事なのかも知れないが、他に頼るものもなく、申し訳ないが今後も出し惜しみなく情報を発信していただければと思う。

3. 年代(40代

4. 男性・会社員

佐藤健 says:
2011年11月28日 at 1:08 AM

1.はい
2.今まで培ってきた知識により、科学的な良し悪しの大まかな判断をすることができたが、世間一般には騒ぎに便乗したまがい物もどきの物品販売や、とても科学者とは思えないようないい加減な
発言やデマなどを平気でながす科学者も少なからずいる。
また、新聞やテレビ放送局を代表とするマスコミについても、世間一般に対する影響力に値するだけの科学的な知識が充分に足りているとは言えない。
本来、安心安全の上に技術がなければならないのに、完全に科学技術が安全性を過信した結果、起こるべきして起こってしまった。
科学技術立国日本でありながら、政治経済マスメディアが、それを生かしきれていない気がしてならない。
311以来価値観は変化したし、科学万能という迷信から目が覚めた気がする。一国が全世界を危険にさらすような力を人類は持つべきではないと感じている。
3.40代、男性、教員

わさび屋 (@wasabine) says:

2011年11月28日 at 12:44 PM

1. はい(意味合いは違いますが)
2. 理由 
科学者が如何に狭い世界に住んでいるかが分かりました。
多くの学者の発言が、科学的データとしての価値観で発言している節が感じられます。
物事に対するスタンスで、僅かだから無視できる・気にしなくて良い という発言は、
研究課題としては成り立ちますが、人間を守ると言う立場からは全く的を射ないと思います。
沢山聞かれた、平時の事故や発病の確率と比べての比較論は、上乗せ分になるのですから、
全くの無意味です。
アカデミズムの縦割り様が、浮き彫りになりました。
どうやらこの世界も権力・利権が幅を利かせ、不都合な見解を門前払いしている様子が伺えます。
あれだけの事故を起こしながら原子力関係の国家機関の委員らに対し、
学者の間から首のすげ替え論さえ余り聞かない事や、
過去や事故初期の誤った発言に対しても、殆ど謝罪や反省等無く、
一切の責任を負わずに、平然としている態度を見ると、
如何に『人間性』に乏しい学者が多いのかが如実に表れています。
知識の積み重ね変調で、知恵のない学者の多い事を嫌という程思い知らされました。

事故初期のマスメディアにおける学者の話に違和感を覚え、
インターネット上の情報を集める事になった方は非常に多いと思いますし、私もその一人です。
ネット上では、社会的な事ではなく、基本的な知識はいろいろ教えて頂く事が出来ました。
今回の場合は、汚染地域等から離れた安全地帯からの発言ばかり聞こえてきますので、
スタンスの違う、生活感に乏しい発言に一瞬憤慨する事はありますが、
ある意味世間知らず(忙殺されない)であることも研究者の前提と、
受ける側での心構え次第ですかね。

最後に、専門外の一般教養が、「一般人にも劣ることがある」という事実、(専門バカが悪いのではなく)
多くの場合、非常に特殊な環境におかれて居る事・多額の税金で生活している公僕でもある事
以上、学者さんには是非とも認識して欲しいです。

3. 年代(50代)
4. 性別(♂) 職業(自営)

みり says:
2011年11月28日 at 10:26 PM

1. わからない 
2. 理由:基本的に「わからないことなどなにもないのだよ。」と言ってもらいたいのですが
こちらにデータを読み解く力がないから、いろいろな角度のいろいろなデータが同時にでてきて
なにを信じたらいいのかがよく判らない状態だった。自分は一番慣れ親しんでいる地震エネルギーと動波については、出てきたデータをそのまま受け止めることができるし、それをどう活用していくかも想像できる。
しかし、健康被害なんていう分野はたぶん、今現在でもどうなるかなんて予測できるほどのデータが無いのだと思うけれど、だれもそれを言わない(いえない?)。だからこちらも分からない。
3. 年代(40代) 
4. 性別・女
  職業・自営業

科学に対して感じたこと:自然現象とはいえ、自然エネルギーの力って起こってみないと判らない。だけど後世に伝えるコトはできると思うのです。自分も被害の当事者ではないので地震被害のデータを拾うのに格好の機会と考えてしまう。今回多くの学術研究者の方もそのようにお考えになっているのではないかと思います。それならば、あらゆる角度から研究分析してそのデータを積み上げて次世代にしっかり渡して欲しいと思います。被害に遭われた方はいやかもしれないけれど、生命と放射線に関しては本当に多くのデータが得られると思いますので、国の貴重な財産だと思って長期に正確に観測を続けていただきたいと願います。(だから、なおさら周辺環境(給食や空間線量が)早く同一条件に測定できるといいですね。)

Koh Marsuda says:
2011年11月30日 at 8:37 AM

1.はい

2.地震については、瞬時に震度、震源地、津波情報がテレビに映るのを見、世界最高レベルの観測網、情報伝達システムを実感、安心につながりました。緊急地震情報のように改善を要するものもありますが、役には立っている、と思います。
 津波は微妙です。千年に一度の津波に耐えるはずの防潮堤が簡単に崩れた挙げ句、頼っていた住民を「慢心だ」と言わんばかりの風潮。とかく放射能の影に隠れがちですが、土木、治水工学はまさしく社会分野との交錯領域として意思決定への関わり方を真剣に反省し考えて欲しい、と思います。
 原発事故と、放射性物質による汚染については、科学リテラシーを備えたひとりの市民として個々立ち上がった、科学者、技術者の方々の責任感、良心に心から感謝しています。政府よりとか違うとかそれぞれ立場はおありですが、総体として公式見解に対するオルタナティブが存在し、行政への意見提起や市民行動のバックアップとなっていることは心強い限りであり、私にとってこの9ヶ月とても救いとなりました。この動きを災害ユートピアを超えて定着させていくのは、科学者や技術者ではない私達の側の責任と思います。
 ただ、発言し行動されている方々のほとんどが、小出先生や児玉先生などの例外を除けば、原子力工学、放射線防護学の専門家ではない、ということは意外を通り越し怒りを覚えます。専門家、表現を変えれば強い当事者性を引き受けるべきあの人たちはどこへ行ったのでしょう。学会声明も結構ですし、懺悔など必要ない(そんな暇があれば後始末のために必死に働いて貰わねば困ります)ですが、この難局に私たちと同じ目線で立ち向かう、各人の覚悟を見せて欲しい、と思わずにおれません。

3.男性、40代、会社員(東京在住)

miki says:
2011年12月1日 at 1:21 PM

1. はい と いいえ
2. 理由 別記のとおり
3. 50代
4. 男・大学教員

危険を煽りがちな一般報道に隠れ,冷静な状況解析と対応に関する基礎情報を提供したのも科学・科学者ですから上記を補ってあまりあると思います.積極的にTwitter等で情報を発信されておられた先生方には専門外では到達に時間のかかるソースまでお示しいただきまして個人的には感謝申し上げたいと感じています.もちろん,表立っては存じませんが,状況把握と改善には多方面の科学と科学者のみなさんが協働されておられ,何かわかっていて,何がわからないか,また,対立する事例が何であるのか,を示してくれるのも科学でありますし,役にたたなかったとは考えられません.
一方,科学・科学者が役にたたなかった,と謂うこととは多少ズレますが残念に思った点が二点ありました.
一点目は,「御用学者」とのレッテル貼りと露出回避(本人側と報道側)の影響かも知れませんが,本来であればもっと解説できる立場にあると想像される原子力・原発関係者(東電技術者)からの情報提供が迅速に届いてこないように思われたことです.もっとも,自分がその立場であれば死ぬほど勇気をださなければ矢面に立つことはできなかったことも容易に想像がつきます.報道側のことはさておき,後日ぜひ事故の原因・経過の詳細・検証を解説いただきたいと思います.
二点目は,「トランスサイエンス」や「リスクコミュニケーション」のかかわる方々がここで訊かれる科学・科学者に該当するのかどうか判りかねますが,恐らくアンケートの趣旨からは密接に関連しておられるはずの事柄です.これらについて専門外ですが,現在の状況に対して何らかのアクションを起こしておられるのでしょうか?過日,テレビ番組で一端は紹介されておりました.まだ,積極的に係わる状況にないと判断されておられるのかも知れませんが,現在の科学・科学者をめぐる「分断」をどう考え,どう対応しようとされておられるのか,おられないのか,わからないことが残念に思われますし,期待もあります.

キダ says:
2011年12月5日 at 2:04 AM

1. わからない 
2. 理由 
科学とは人間を理解するための一分野に過ぎない。総合的に判断すべきものであり、それにたいしてどうこうは言えない。
原発に関してはあまりにも核と言うものを軽んじたための事であり、イデオロギーに縛られ、それに関しての科学者もおらず、一般人の知識も無かったために起こった。
また、科学とは起こった事象に対しては分析できるが、経験の無い予測は出来ないものである。
お金には人格は無いがそれを使う人間の使い方によって人格が顕れる。政治と金の問題がここでも浮き彫りにされた。科学も技術もそれを使う人間によって問題が生じる。いかにそれらをコントロールするかが鍵である。
3. 年代(30代)
4. 性別(女)・職業(パート主婦母親業)

ニシモトフミヤ says:
2011年12月6日 at 4:48 AM

1. はい
2. 理由
 3.11以後の様々なメディアを活用した科学者の情報発信はとても役に立ちました。それらによって情報が錯誤しただとか、デマが流れるなどもありましたが、これは科学者(情報発信側)の問題ではなく我々(情報受信者)の問題です。科学はあくまでも自然を探求する営みであり、それらをどう扱うかは社会の問題です。科学を万能と考える一般市民の意識が変わらなければいけない、という課題も明らかになりました。
3. 年代 20代 
4. 性別・職業 男・大学生

匿名 says:
2011年12月13日 at 6:30 PM

1.いいえ
2. 311前は役に立つと思っていましたが、事故が起きてからは
科学者の発言はお金次第と理解しましたので、役に立たないと思います。
3. 30代
4. 女

通りすがり says:
2011年12月13日 at 7:04 PM

1. はい
2. 今までに自分の経験で得た先端科学の知見のおかげで、御用学者、政府、高官の情報が怪しいということが、すぐに理解できたので。おかげでマスコミの情報に惑わされず、すぐに対極の情報ソースを探し出し、対処、対応することできたので。久しぶりに論文読みました。そこそこまじめに勉強&仕事して来て良かったなと思いました。
3. 30代
4. 女・会社員
チバ says:
2011年12月13日 at 8:50 PM

1. いいえ 

2.この記事を見て欲しい
 【近代科学の史的総括~市場拡大とともに自我肥大し、自然を支配(破壊)してきた近代科学】
  西欧科学による自然支配の原点は、牧畜=動物を飼い馴らすという自然の摂理に反する行為にあるのではないだろうか。
 牧畜が登場するまでは自然(動物)は畏敬の対象であり、生命をいただく代わりに感謝の念を捧げていた。これが日本人的(縄文人的)発想であるが、西欧人では牧畜の登場によってその自然を人間が飼い馴らすというパラダイム転換が起きた。そこでは家畜を制御・統制する必要があるが、それはアメとムチによって家畜を支配することと同義である。また、去勢をはじめ性を抑制・管理してゆくが、それらは自然の摂理に反する相当残虐な行為である。このような家畜の制御・統制→アメとムチ→去勢という自然の摂理に反する行為を通じて、家畜を管理・支配する部族に残虐性が刻印されていった。

 その後、略奪闘争によって共同体と規範共認を破壊された西欧人は、自我の塊となってゆく。そして、他部族を家畜同然と看做し支配しておきながら、自分たちだけは自由・平等という己に都合のよい架空観念を捏造してゆく。それがギリシア・ローマ人である。

 西欧人の自我をさらに肥大させたのがルネサンス以降の市場拡大である。
 西欧人(の科学者たち)はますます増長し、神に取って代わった人間が自然をも支配しようとする所まで行き着く。彼らの「実験」とは自然に対する拷問であり、そこで見い出された「法則」とは拷問によって強制された自然の「自白」なのである。そう考えれば、近代科学技術によって地球が破壊されてきたことは何ら不思議ではなく、当然の成り行きだったと言える。

 また、無数の要素や力が複合的に絡み合って働いているのが現実の自然世界(宇宙の運動)であるが、たかが人間の脳レベルは全体を構造化することはできない。そこで近代科学者たちは、関係する要素や力をほんの数個に限定し、その他の要素を捨象した人工的な特殊限定空間で実験を繰り返してきた。そうしてできた科学法則は、現実には存在しない特殊空間(実験室)でのみ成立する限定的な法則にすぎない。

 このように、近代科学は最初から自我に基づく邪心を原動力にして発展してきたのであり、自然に対する畏敬や感謝の念からその摂理に学ぼうとする姿勢とは全く逆の、文字通り「天に唾する行為」を繰り返てきたと言えるだろう。それに対する強烈なしっぺ返しが、福島原発事故だったのではないだろうか。
 (http://www.sayuu.net/blog/2011/09/002070.html)より

3. 年代(50代)
4. 男子  職業:会社員

増井 says:
2011年12月13日 at 11:04 PM

1. はい
2. 科学者が役に立ったという意味ではなくて、科学的に考えればおかしなことを政府や学者がいっていると判断できたという意味で。科学者は信頼格差が大きくなった。事態を軽視した人は信用失墜したと思う。
3. 40代
4. 男・自営業


ueshimayasuo says:
2011年12月14日 at 1:14 AM

1. はいといいえ

2. 初期段階での政府系学者やその同調者は本当にひどかった。しかもそれを振り返って批判する動きが科学者たちにみられないことには、大変失望させられる。実際に被曝を受けてしまった国民に対して、彼らは相当の責任を負わねばならない。個人の批判はさけるが、世間でも有名なった数名についてはパネリスト諸氏もご存じのはずだ。どう考えておられるのかぜひ明らかにしてほしい。一方、小出裕章氏のような心ある科学者の存在も知り、それは唯一の救いとなった。

3. 年代(50) 

4. 男性 会社員

パンダマン says:
2011年12月14日 at 9:05 AM

1. はい
2. 放射性物質のみならず科学や研究にかかわる報道の迷走ぶりを見て、どうするかは自分で決めようと思った。個々の研究者による発信は大いに参考になったし、今後も触れていきたい。一方で研究者個人の尽力が無いと触れる機会が無い/少なかった...というのも発信者(個人/組織)と受信者双方の今後の課題。
3. 30代
4. 女性・会社員

門馬 麻衣子 says:
2011年12月14日 at 11:02 AM

1. いいえ 
2. 理由 
【津波】科学というと違うかも知れませんが、実際に津波が襲来し逃げるときに、ラジオから聞こえてきた津波が到達した数字を数字のまま表現されても、動揺しているようなときはイメージがすぐにわくわけではなかった。〇メートルの津波が到達、これはビルの何階建てに相当します、などイメージしやすい言葉で表現してくれると緊迫感も増すかもしれないと思いました。
【原発事故・放射能問題】科学者の間でも二分するような問題は一般の人間にとって判断することは難しい。私は結局母子で自主避難という道を選びましたが、それが正しいか正しくないかではなく、予防原則に則って避難できる選択を最初から示して欲しかったです。避難と一口に言いますが、避難先に今までの生活をそのまま持っていけるわけではないこと、生活する上での大切にしていたもの(仕事や住む場所や家族の繋がり)を自ら絶つという決断をするというのは覚悟もいるし辛いことでした。避難を選択しようがその場に留まることを選択しようが、その苦しい判断を住民に押し付けたということに変わりはないと思います。科学者のみならず国や行政にもいえると思いますが、震災当時から今でも、一度たりとも住民の気持ちに向き合ってくれたことはないのではないかと思っています。

3. 30代
4. 女性・自営業

かず says:
2011年12月14日 at 2:18 PM

1. はい・いいえ
2. 「わかっていない」ということに対し、真剣に向き合うのが科学なのだと思う
科学と自分との間を虚しく保とうとする科学者の方の情報や解説は、信頼感があるし有難い
一方で、自分の思想、信念、主義、主張を詰め込む方々の場合、「科学者」としての社会的役割は
放棄されているように感じる
今も昔も、科学それ自体よりも、科学に対する権威付けや依存の姿勢が問題ではないか
3. 40代
4. 男性・会社員

よしゆき says:
2011年12月14日 at 5:42 PM

1. はい
2. Twitterをはじめとする科学者からの情報発信に触れなければ、精神的に生き抜けなかったと思います。ただ、同時に科学者からの情報発信に心惑わされる日々でもありました。
原発や放射線の問題は政治的な問題もはらみ、またハッキリと因果関係がわかっていない研究も多く、定説とされるものがどこまで正しく、世間的に認められてないものが正しい可能性がどれくらいあるのか、など、素人である自分でも様々な情報や論文に触れ、吟味する必要がありました。
また、科学者の発信が正しくメディアに乗らずに、惑わされることもありました。
わかっていること、わかっていないこと、新しく得られたもの、こういったものを最前線の研究者から市民に広く伝える何らかの仕組みが必要なんだと思います。
3. 30代
4. 男・会社員

たけうち says:
2011年12月14日 at 9:02 PM

1. わからない 
2. 理由 日本は科学技術立国だとは思いますが、科学者の意見・考え・指摘等が、現実に起きている問題解決のために十分に反映されているように思えない。
3. 年代(40代) 4. 性別・職業 女・自営

澤野 says:
2011年12月14日 at 10:21 PM

1. わからない 2. 理由 はいとも言えるしいいえとも言える。単純に言えるような問題ではない。そもそも「科学」や「科学技術」、「役に立つ」ということの定義もなされてないまま質問されても、非常に恣意的に感じる。質問者は一体何を聞きたいのだろうか?有意義な議論をするためには、ある程度前提を共有することが大事なのに、この質問では何も共有されない。そもそも科学と科学技術は別個のものである。仮にテクノロジーのことであると解釈しよう。確かにテクノロジーは便利で役に立つものだ。だが同時にテクノロジーは壊滅的な打撃を人々や環境にもたらすこともある。たとえどんなに技術が便利であろうと役だとうと、そのリスクやデメリットが軽んじられることがあってはならない。ましてや想定可能な事故に際して「想定外」などとふざけたコメントをすることは論外である。地震学の知見を無視しなければこんなことは言えない。ここでは同じ「科学」の中で、「国家」の政策に適合的な御用学者と、真実を探求する地震学者との間に、乗り越えられない程深くて暗い溝があるのだ。人はそれを「利害関係」と呼ぶ。質問者がこの「利害関係」、「政治」の問題に向き合わずに、「科学は貴方の役に立ちましたか?」などと聞いても無意味である。私は御用学者にもエア御用にも怒りを感じる。科学の信頼性を損ねるのは、他ならぬ御用学者だ。科学者とは政府や大企業の走狗なのか?なぜそこまで偉そうに振る舞えるのか?市民をバカにするのをやめるべきだ。いい加減、欠如モデルで全てを片付けようとするのをやめるべきである。余談だが、いちいち性別や職業を尋ねるのもやめてくれ。不愉快だ。あなた達は回答者の性別や職業や年令で、発言内容の価値を判断するのか?そう不審に思われても不思議ではなかろう。もう少しデリカシーを持って配慮して欲しい。3. 30代 4. 性別・職業 女性だと一応自認しているが、あなた達にとって性別とはなんなのか? 

のぶこ says:
2011年12月15日 at 8:14 AM

1. いいえ 
2. 理由 
3. 年代 40代
4. 性別・職業 女性 主婦

学者によっていうことさまざま。「プルトニウム飲んでも平気」という方や「体内に入ったら危険」という方もいる。科学的知識がない一般人は専門分野の意見を参考にするしかないのだが、
こんなに極端に意見が割れてしまうと、どうとらえてなにを信用していいのかわからない。
またネットを駆使できる環境であればある程度の判断材料は容易に入手できたりするが、
TV,新聞、書物のみの情報ソースだと、なかなか難しいものがあるとおもう。

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