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投票結果
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<もしエネルギーを選択できるとしたら、皆さんは何を判断の根拠にするでしょう。単純化して試験的に導き出した電気料金をきっかけとして、具体的に考えてみてください。>

国内電力の約3割を占める原子力発電を、すべて自然エネルギーでまかなうことにした場合、家庭の電気料金にどのくらいの影響があるでしょう。ここでは原子力発電のかわりに、大規模な導入が可能な太陽電池を選んで試算します。
1kWhあたりの発電コストを、原子力では6円(※1)、太陽光では42円(※2)と仮定(あくまでも具体的な数字を提示するための仮定です)。そして発電コストの上昇分が、そのまま各家庭の電気料金の上昇に反映するとします。
現在、標準的な一家庭の消費電力は1ヵ月あたり300kWh(電気料金としては7200円程度)。そのうちの30%を原子力から太陽光に置き換えると、1ヵ月あたりの電気料金の増加分は、

300kWh/月 x 0.3 x (42 – 6 円/kwh) = 3240円/月

1日に換算すると約110円。ミネラルウォーター1本分ほどの負担増です。
もしこの値段を提示されたとしたら、あなたは払いますか? その判断の根拠は何でしょう?
値段以外に、知るべき情報はあるでしょうか? お考えをお寄せください。

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※1 総合資源エネルギー調査会電気事業分科会コスト等検討小委員会(2004年1月)資料
「モデル試算による各電源の発電コスト比較」電気事業連合会

※2 総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会
第13回買取制度小委員会における太陽光発電買取価格の議論より

●投稿方法
※投稿は終了しました。
以下の項目に従って枠内にお書きください。

1. 払う・払わない・わからない
2. 理由
3. 年代(10代、20代……)・性別

投稿していただいたものは、当館で拝見後、このサイト上で公開させていただきます。ただし、上記項目に沿わない投稿内容は非公開となります。また、いただいたご意見に対して基本的に個別の回答はいたしかねますので、ご了承ください。
なお、イベント当日にも一部を公開する予定ですが、その際、短時間で主旨を伝えるために内容を若干編集させていただく場合があります。
※いただいた個人情報を公開したり、外部に提供したりすることはありません。
(受付期間:2011年7月14日24時まで)

(当日の会議ではいただいたご意見を参考にしながら、規制値のあり方や、放射性物質とのつきあいかたについて議論していきます。皆さまからの幅広いご意見をお待ちしています。)


71 Responses to あなたは自然エネルギーのために、一日110円を余分に払いますか?

匿名 says:
2011年6月17日 at 7:46 PM

1. 払わない

2. 理由
110円なんて高すぎます!技術を高めていけば原発の安全性は高められるはずです。危険だからといって、その技術を使わないようになってしまえば、進歩がとまってしまいます。車も飛行機も最初はもっと危険な存在でした、でも使い続けて技術を磨いてものにしてきたのですから。原発も過渡期です。

3. 年代(40代)・性別 男

kaoru says:
2011年6月17日 at 8:05 PM

1. わからない
2. この値段が妥当かどうか、わからないからです。でも原発の値段のように、隠された裏のコストがなく、誰かが不当に利益を得ている構造みたいなのがなく、全部のコストが本当に明らかになって、その上で今電気を使うにはこの値段しかないんだ!ということがはっきりすれば、払うかもしれません。そう言う意味で、判断の根拠としては、値段の高さ安さじゃないのかもしれません。
3. 年代(20代)・女

フクシマ says:
2011年6月18日 at 1:37 AM

1. わからない

2. 理由
この問題提起の前提が正しいように思えないから。もっと本質からはいってほしい。バカロレアとか知っていますか?

3. 年代(10代、20代……)・性別
18歳 女性

しまだ says:
2011年6月18日 at 3:36 PM

1. 払う

2. 理由

私個人の立場でコストだけ考えれば、全く高くない(払えるし、本当にそうなるなら払いたい)というのが理由。試算の正しさ、実現可能性、他の選択肢やリスクなどは全て検証済み、という前提で考えている。
じゃあ、自分が東電や行政や議会の立場として、みんなに毎日110円余分に払わせるか、と聞かれたら、全く判断付かない。どんなに前提が明らかでも人の価値判断や経済状況はマチマチなので。電気は、使いたい人だけが払って使えばいいサービスじゃないから、そこが難しい。

3. 年代(40代)・男

かず says:
2011年6月18日 at 8:02 PM

1. 払う

2. 安全にはかえられない。

3. 50代・女性
比較するなら引用した数字の妥当性を十分に検証しなさい。責任を持ちなさい。 says:
2011年6月18日 at 8:42 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う
2. 理由
①原発コストの「6円」にの資本費に建築費と事故に対する補償金(または保険金)が含まれていない。
②原発コストの「6円」に核燃料廃棄物の処理コストが含まれていない。
③原発コストの「6円」に環境負荷(原発の通常運用によって汚染された環境をもとに戻す)コストが含まれていない。
よって、議論の焦点のコスト差「一日110円」が、”今後”の日本のエネルギー政策の議論するに当たって正当な金額差になっていない。やりなおし。
3. 年代(10代、20代……)・性別
30代男性

匿名 says:
2011年6月18日 at 8:51 PM

1. わからない

2. 理由
「原子力では6円」にごまかしがあるから.
この計算には廃炉にかかる経費がはいっていないでしょ.
110円もの差があるように見せかけた誘導尋問に答えようはない.

3. 年代(40代)・性別 男

akiocci says:
2011年6月18日 at 9:01 PM

1. 払う・払わない・わからない
わからない
2. 理由
なぜ大規模な導入が可能な自然エネルギーの中で、最もコストのかかる太陽電池を選ぶのかがまず理解できない。コストのかからない方法を選んで、自然エネルギーに転換していく方法がいろいろとあるはず。そのうえで自分が負担できる金額について考えたい。
この設問は、自然エネルギーに変換するにはお金がさらにかかるからやはり原発をそのまま使い続けましょう、というメッセージなのでしょうか。
3. 年代(10代、20代……)・性別
40代 女性

佐藤 吉男 says:
2011年6月18日 at 9:08 PM

1. 払う

2. 理由
月に130円の負担で原子力の恐怖をのがれられるのなら安いと感じたから。
3. 年代(10代、20代……)・性別
54歳 男性

jikutama says:
2011年6月18日 at 9:10 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う。
2. 理由
事故等が起こった際の、自然環境及び人体への影響がはっきりとしておらず、且つ長期間に渡って影響が残ってしまうような不安材料のあるエネルギーを使いたくないから。
自然エネルギーは、手段としていくつかの選択肢があり、地域に併せた発電をチョイスすることができるから。「地域にあった」という部分で自然エネルギーを選択する際もしっかりとした環境影響調査が必要と考える。
3. 年代(10代、20代……)・性別
30代、男性

Masaki.O says:
2011年6月18日 at 10:13 PM

1. 払う

2. 子供に胸を張って未来に残せる新しい技術の創造・革新に期待すると同時に、今をその礎とすべき時だと思うから。

3. 40代・男

たけうち says:
2011年6月18日 at 10:17 PM

1. 払う・払わない・わからない
払います。
2. 理由
現在の福島、被災地の状況を考えると金額は関係なく自然エネルギーに転換すべきと考えます。たとえ110円になったとしても、少しも高いとは思いません。
ただし、電気代の試算を「発電コスト」だけで話し合うのは問題があると思います。
発電所を作るための費用、電力を送るための費用に差はないのでしょうか。(原子力発電所は電気を消費する地域から離れていますよね?)
発電後に生ずる費用(放射性廃棄物の処理にかかる費用は膨大なのでは?)、もっと言えば事故が起きてしまった後に生じてくる費用の試算も含めていかなければ、たとえ“個人の問題として具体的に考えるきっかけ”の見積もりとしても、あまりに大雑把すぎないでしょうか?
失礼ながら、ちょっと科博らしくないなと感じました。
3. 年代(10代、20代……)・性別
40代 女

T.S. says:
2011年6月18日 at 10:23 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う
2. 理由
原発で失うものの方が遥かに大きい。立地地域に対する差別や、将来世代へのツケや、地球の汚染を、これ以上に増やせるわけがない。
ちなみに原発コストはもっと高いし、家庭の消費電力ももっと減らせるので、負担増も減らせます。

3. 年代(10代、20代……)・性別
30代男性

匿名 says:
2011年6月18日 at 10:50 PM

1. 払う・払わない・わからない

払う

2. 理由

まず、見積もられた単価、それが適正価格であるという前提であるならば、購入を判断する価値があります。その上で、高価と思っても必要なら購入して、対価を支払います。必要なくても、贅沢をしたいときには買うでしょう。ほかの商品、製品とおなじです。

ただし、適正でない価格ならば、高いものは避けたいでしょう。避けても代替があれば必要は満たせますが、電力はそうはいかないのが、この問題の要ではないでしょうか。本題としてはそこに注目してほしいところです。

言い換えれば、この件の話は、既に「仮定された単価」という疑問の基にありますから(原発、太陽電池のそれぞれの単価はほんとうでしょうか?)、その基から回答を求めたとしても、私にとっては、それは生活という現実とは一線を画した、もじどおり「卓上の議論」にすぎません。必要なら「払う」のは当たり前なのですから。ナンセンスな議論であって、空しさすら覚えます。

むしろ、「最もコストのかかる太陽電池を選びます」──ここに、設問制作者の誘導的な意図を感じます。なぜ、あえて心情的なインパクトが最も大きくなる価格差の非現実的なモデルなのでしょうか。

3. 年代(10代、20代……)・性別

30代男性

imacko says:
2011年6月18日 at 11:13 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う。
2. 理由
未来永劫安全で安心できる暮らしが可能と思えば、投資してもよい。また、より節電を意識できるのではないかとも思う。
3. 年代(10代、20代……)・性別
30代・男

茜 says:
2011年6月18日 at 11:35 PM

1. 払わない

2. 値段を提示されただけでは、払いません。もし一日110円増加だとするなら、それがいつまで続くのかを知りたいです。

3. 年代(30代……)・女
M.Y. says:
2011年6月19日 at 12:09 AM

1. 払う・払わない・わからない
払う

2. 理由
仮にどちらの試算も正しいとしたとしても私は自然エネルギーを選ぶでしょう
まず原子力の値段の算出には今回の福島のような事故があった場合の補償金などがコストに入っていないように思われます。
事故当初から国民負担(=利用者負担)と言う言葉が出てきているように想定外の事故があった場合のコストを考えれば、平常時には月3000円もの違いが出たとしても同じ規模の事故があった場合この金額はひっくり返る可能性が十分に考えられます。
また原子力のコストは下がり続ける計算ですが、このことは自然エネルギーでも同じように考えられるのではないでしょうか。
太陽光発電等自然エネルギーはまだまだ発展途上だと考えられますので、発電効率が上がればその分コストも下がるのではないかと思います。
例え現在月3240円の値上げだとしても将来的に見れば十分安い投資だと思います。

3. 年代(10代、20代……)・性別
20代 性別・男

電気工学科卒 says:
2011年6月19日 at 1:08 AM

1. 払う

2. 理由は3点あります。
・単に家計の負担と捉えず、エネルギー政策の未来へ向けた投資額と考えたい。
・料金増に伴い無駄が省かれることを期待したい。
・事故の補償、今後の安全対策、保険を考えれば原発維持が早晩割高になりそう。
(ただ、自然エネルギーだけを原子力発電の代替案に持ってくるのは疑問です。最新の高効率火力発電も交えて議論して頂きたいと思います。)

3. 20代・男性

みゆ says:
2011年6月19日 at 1:26 AM

1. 払う

2. 理由
数年前から環境問題を解決するには、効率のいい安全なエネルギーが必要と強く意識するようになりました。でも具体的に何をどうすればいいのかがわからず、思い描くことも難しいと感じていました。今年の震災で原発事故が起きて、わからないなりにも「効率のいい安全なエネルギー」を手に入れるためには時間と知恵が相当量必要で、その手法が開発された場合、価格ではあらわせないほどの価値があるはずで、いまの時点で110円としたら、むしろ破格かも…と思います。

3. 年代(30代)・女

松本なみほ、 says:
2011年6月19日 at 11:27 PM

1. 払う

2. 理由
再生可能エネルギーにシフトすれば日本が輸入している燃料、資源(石油/ガス/ウラン)毎年13兆円分が必要なくなる(田中優さん談)から

3. 年代(30代)・性別 女

k says:
2011年6月19日 at 11:57 PM

1. 払う
2. 理由
一日たった110円、年4万円弱で人類の「未来」と「原発事故からの安心」が買えるなら安いものだと思う。「原発事故を起こさない保険」と思えば、高くはない。
3. 40代男性

まるめろ says:
2011年6月20日 at 12:04 AM

1. 払う・払わない・わからない
払わない

2. 理由
発電コストの上昇分を家庭の電気料金に拡散させる、という仮定が議論の土台としておかしいから。それは国民に判断をせまる課題ではないから。
計画的に太陽電池をとりいれるならば、発電コストの上昇分は段階的な増税でまかない、同時並行で発電コストを下げる技術開発をして○年後に○○を実現など、長期的な工程表を示して国民を納得させるべき。短絡的に消費電力に応じて家庭に経済的負担を課すようなやり方では、ライフクオリティの低下と産業の後退をまねく。
またおそらく、一日110円など痛くも痒くもない高収入の家庭は大量の電力を消費し続け、それが切実な問題となる家庭はさらなる節電にはげむだろう。

3. 年代(10代、20代……)・性別
30代女性

匿名 says:
2011年6月20日 at 9:57 PM

1. 払う

2. 理由
仮に、この金額に裏で動くお金や汚いお金が含まれていたとしても、
それで原発を廃止してくれるなら110円程なら喜んで払う。
今回の福島で思い知ったけれど、安全には代えがたい。
とはいえ、この意見の足元を見て、値段をどんどん釣り上げるのは許されざる行為ですが、たとえ不当なお金を多少払わされたとしても、雨や食べ物に含まれる放射能を気にしない生活を私は選びます。

3. 30代・女性

ぽぽ says:
2011年6月21日 at 12:45 PM

1. 払う

2. 理由
とにかく自然エネルギーを推進したいから。原発で作られるエネルギーを使いたくないから。毎日エコに貢献してるなあと思って気持ちよく過ごしたいから。一日110円ということは一カ月で3300円。一般家庭にとっては安くない金額と思います。でも、節電のインセンティブになる。電気のことをもっと考えるようになる。ただ、私のように考える人がそう多いとは思っていません。

3. 年代(40代)・女性

匿名 says:
2011年6月22日 at 10:44 AM

1. 払う
2. 理由
電気を使わないわけにはいかないので、払わざるをえないと思いいます。
がしかし、電気だけの問題ではなく、少子化→高齢化、膨大な国債、消費税、あたらな震災、ありとあらゆる回避不可能な問題が山積みになっており、どこまでの痛みを背負わなければならないかがわからないため、大変不安です。
日本の技術や知恵で新しい電気のシステムを生み出すための痛みの治療費としてお金を払いたいと思います。
3. 年代(10代、20代……)・性別
30代 女性

やまだ says:
2011年6月23日 at 11:52 AM

1. わからない
2. 理由
「余分に払うか?」という問いはおかしい。余分かどうかは、適正(価格)がどこにあるかによる。現在の電気料金は総括原価方式で設定されていますから、競争原理の働かない地域独占の電力会社が示す電気料金そのものから問われるべき話です。その上で、発電由来による電気料金の差を比較するべきです。更に、この試算の妥当性にも疑問をもっています。原発には国策として多額の国費が投入されていますし、使用済み核燃料の最終処分費用も含まれていない、更には事故の際の保険についての考え方も今後見直されるでしょう。ですから、この試算はあまりに乱暴な気がします。それから、ただちに(現行法の元)原発由来の電気料金と太陽光発電由来のそれとを比較すれば、一日110円の差が出るのかもしれませんが、中長期的にはどうなのか?ウラン鉱石も化石燃料同様に輸入に頼っていますし、枯渇する資源ですから将来は値上がりすることが考えられます。そもそも、再生可能エネルギーについては分散型、独立系も含めて考えなければ意味がないと思います。そうした法律やシステムも考慮した上で、どの発電由来の電力を選択するのかを問うべきでしょう。ただ、原発により、どうしても出てしまう放射性廃棄物の処分方法が見いだせない現在においては、原発由来の電気料金がいくら安くても選択したくはありません。ですから、私にとってこれは「余分」ではありません。
3. 年代(40代)・性別 男

ハル says:
2011年6月23日 at 8:51 PM

1. わからない

2. 理由
自然エネルギーでエネルギーを代替できるという前提で話がはじまっているように思う。
現段階では原発を廃止し、自然エネルギーに代替しようとしたら、
エネルギーの不安定さで社会は成り立たない。
自然エネルギーでやっていけるようにするためのインフラ整備にかかる出資はどれくらいになるのか?誰がするのか?
そこまでして自然エネルギーを推し進めてリターンは何か?
という情報はほしい。

3. 年代(10代、20代……)・性別
20代男性

モリタ says:
2011年6月24日 at 6:14 AM

1. 払う・払わない・わからない
払う
2. 理由
値段の問題でも、お金の問題でもないと思います。原子力をつかいこなすために実験や挑戦が必要だと思う気持ちもわかりますが、それは命が守られてからの話ではないでしょうか。少なくとも、命の犠牲の上に挑戦をする科学は未来的ではないと思います。
3. 年代(10代、20代……)・性別
30代女性

さいとう says:
2011年6月24日 at 5:19 PM

1. 払う

2. 理由:原発が事故を起こした際の金額の方がはるかに高い。人体に悪影響。

3. 年代:30代、女性

ゆり says:
2011年6月24日 at 7:32 PM

1. 払わない
2. 一日110円と考えると安い気がしますが、月の電気代が3000円以上増えると考えると厳しく感じます。
3. 20代・女

佐藤 吉男 says:
2011年6月24日 at 7:37 PM

1. 払う

2. 理由
現在使用されている化石燃料はCO2の増加につながるし、原子力は結局放射能の増加をまねく。したがって、自然エネルギーにいくらかかろうと選択の余地はありません。私の参加している倉本聰主宰富良野自然塾では地球温暖化のことを地球高温化とよんでいます。CO2の増加を止めるのは自然エネルギーしかありません。
3. 年代(50代)・性別 男性

U.J. says:
2011年6月24日 at 10:25 PM

1. 払う・払わない・わからない
→がんばって払う

2. 理由
→仮定された発電コストがこの金額だから云々、というのはほとんど理由ではない。年間4万円アップ(!)で原子力と縁を切れるならまあ…安いもんじゃね(苦渋)、といった感想を得た程度である。家計的には確かに苦しいが、これが単純に高いか安いか、というのも実はよくわからない。

→問題は、原子力においては廃炉や(何千年を要するかわからない)廃棄物処分等、発電以外のコスト算出もかなり「夢見がち」としか思われない点にある(※1資料を読んだ感想)。途轍もなくありそうにない基準を見事クリアすると大もうけ、というのは巷の悪徳商法なんかに似ていなくもないが、核燃料サイクル自体も相当夢見がちではあるが、これと「110円」とを単純に比較することにどんな意味があるのかよーわからん、というのが一つ。

→何でここで自然エネルギーが「太陽光」だけなのかもアレが、とりあえず言えそうなのは、少なくとも原子力に比べれば、まだ将来にわたる「負債」の算出が容易そうである、という「印象論」である。この「負債」とは環境に対する「原状回復費用」と呼んでもいい。原子力政策の胡散臭さというのは、ともかくも根拠薄弱なる技術信仰に甘んじて、核物質の半減期などのタイムスケールについてはまともに考えた形跡がどこにもない点に尽きる(ほとんど哲学の問題だが、ヨーロッパでは核政策に関して神学部教授が悩み抜いている)。

→このような尋常ならざるタイムスケールを持つ「負債」を、直ちに日々の電気料金に転嫁すべきかもよくわからない、というのは「負債」の全てを果たして電力事業者だけが負うだろうか?という疑問でもある。転じて「110円」を見れば、高い安いの以前にまだ数字としての具体性があるように思われる。だから、高い安いは基準ではない。つまり金で買える安全ならば買うよということであって(何に使われるかわからない税金よりは払い甲斐があるともいう)、現況の負債は金とかどうとかの範囲を既に超えている気がする。得体の知れぬものを「安く」買ったところで面白くも可笑しくもない。

→とりあえず言えるのは、この度の事故一発でこれだけの貴重な人的資源を浪費というのは、全く合理的とは思われない(しかもまだ3ヶ月ちょっとしか経っていない。この状態がいったい今後何年続くのか)。余分な支出と言うならば、こちらの方がよほど余分な社会的損失である。

3. 年代(10代、20代……)・性別
→30代・男

Minako_U says:
2011年6月24日 at 10:56 PM

1. 払う

2. 理由
次世代に胸を張って「良い時代」をバトンタッチする事の出来る選択をしたいと考えるから。だからといって、この負担額に納得しているわけではない。不明な所も多々あるように思う。でも、この期に及んで、ここまでの犠牲を目の当りにして、自然エネルギーへのシフトに踏み出しながら、その中で問題点を少しずつ解決して行くことしか、私達の未来はないのではないか、と思う。

3. 年代(50代)・性別 ・女

sci_ says:
2011年6月25日 at 10:04 AM

1. 払う・払わない・わからない
1.払います。

2. 理由
原子力発電は完成された技術ではないから。
壊れたら直せない、というのは未完成な技術だということである。
広範囲かつ長期にわたり国民(かつ世界の人にも)精神的苦痛と健康被害をもたらす。
人間の生きる基本である空気、水、土が汚染される。利用後の廃燃料の管理が面倒、などリスクだらけ。こんなものに自分たちの命を預けていいとは思いません。
1日110円のアップというのは正直きついが、各家庭での自家発電などを併用することで、すべてを電力会社に依存しなくていい方法も併せて考えたい。

3. 年代(10代、20代……)・性別
40代女性

郡司修一(公開可) says:
2011年6月26日 at 11:33 AM

1. 喜んで払います

2. 理由
 ・原発事故は被害が甚大。地域コミュニティーのみならず、国そのものを破壊する。
 ・未来世代である子どもや子孫に対して放射能被害や放射能の「ゴミ」を押し付ける。
 ・国民の生命や財産よりも経済で儲ける価値観の象徴であり、それを維持する制度になっている。
 ・運用すればするほど原発コストは上がるが、自然エネルギーはコストが下がる。
 ・「貧しい地方」で電気をつくって、「豊かな都会」でじゃんじゃん消費するってアンフェア。
 ・でもって、「危険」「被害」は地方に押し付ける。
 ・自然エネルギーは、その土地や風土を生かした「地産地消」的な電力供給ができる可能性がある。

3. 40代・男

匿名 says:
2011年6月26日 at 11:01 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う。

2. 理由
原発は様々な問題を抱えているので、とにかく原発をなくしたいから。

3. 年代(10代、20代……)・性別
20代・男

匿名42歳パート(女性) says:
2011年7月1日 at 9:31 PM

1. 払う

2. 理由
無理せず払える程度の金額であるし、子供のころ、石油エネルギーはこのまま行くとあと数十年、というように脅されて育った世代なので、太陽光など、無限(ではないでしょうけれど)のエネルギー活用には賛成です。自分の世代は化石エネルギーでも持ちそうな気はしますが、子供やその先の人たちのことを考えると、多少の負担はしかたないと思います。
ただし、自分の暮らしが脅かされるほどの金額の負担になるようであれば、やはり未来の人に申し訳ないと思いつつ、今を生きてしまうと思います。

3. 年代(10代、20代……)・性別  40歳代、女性

SJ says:
2011年7月2日 at 6:08 AM

1. 払う

2. 理由 原子力発電をめぐる科学技術は、ノーマルルート以外は未解決の問題が多く、特に核燃料の処理については、地下に生め10万年後に自然に無害になるのを待つというものです。明らかに、技術開発の目処も立っていないのではないでしょうか?この点については、本当のところはどうなっているのでしょうか?確かな方法があるのでしょうか?
 今回のFUKUSIMAの結果として、さまざまな新たな技術は生まれるでしょうが、その対価はあまりにも大きすぎ、そのコストの計算をしないのは不公平です。
 原子力行政のこれまでの点検も不可欠です。特に、文科省及びJSTはこれまでの啓蒙活動について反省するべき点はなかったか?自問自答を求めます。
 政治と産業界をめぐる不可抗力的な力に自然エネルギーの技術開発は封じ込められていたことは事実と私は強く感じています。
 原子力の技術開発は必要かもしれませんが、自然エネルギーの技術開発ももっと必要ではないかと思います。LPGを使用する火力発電が、一時代前のものとは格段の違いがあるように、さまざまな分野で、家電の技術革新、使い側のココロも含めて、再考することが新たな地平に必ず繋がると思います。
 20年ほど?前に、高木仁三郎の問いかけに「そんなこといっても」と自分のなかであきらめたことを思い起こしました。これまでの技術の「再考」を改めてすることが必要ではないかと思います。

3. 50代・男

れお says:
2011年7月2日 at 11:05 AM

1. 払う

2. 理由
ミネラルウォーター1本分の負担で、
処分方法が見つかっていない核燃料を使わずに済むのなら、
とても安いと思う。
今現在の電力のために、自分たちで処分できない燃料を
使うのは間違っている。

3. 年代(20代)

daikoku says:
2011年7月2日 at 12:51 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う
2. 理由
その程度ならガソリンや灯油の値上がりより安い。
100円/リットルのガソリンが今は150円。1日2リットル利用の場合と同じ。灯油は60円/リットルが80円。1日5リットル利用している場合と同じ。
それで、未来永劫に安全と安心が得られ、自国完全発電により近づくのであればエネルギーの安全保障の面でも安い。さらに、自然エネルギー電力で冷暖房給水、電気自動車をりようできるようになれば、二酸化炭素の排出量を大きく低減できる。
直流送電や家庭発電などインフラ整備が進めば、電気の利用法、コストの低減もはかられる。
導入が進み普及量、生産量が多くなれば、コストも下がっていくことは他の製品と同じでしょうし。
もっと時間的、空間的、社会的にトータルコストを視野に議論を進めてもらいたい。
3. 年代(10代、20代……)・性別
50代・男

こっひー says:
2011年7月4日 at 11:21 AM

1. 払う・払わない・わからない
払います。
2. 理由
原子力は見えないコスト(事故の保証金・廃棄物の処理費用)が多すぎて、正しい判断ができない。
自然エネルギーは、開始時のコストは高いが、将来は安くなるはずだから。
3. 年代(10代、20代……)・性別
40代 男

miwatakita says:
2011年7月4日 at 8:09 PM

1. わからない

2. 沢山の人が自然エネルギーの値段のほうが確実だから高くても払うという回答をされていますが、今の段階では「わからない」というのが正直なところです。この設問で一番気になる点は、もし本当に自然エネルギーを使うようになったら、電気料金が一律いくら、というのはなくなるのではないかという点です。太陽光も風力も、一括蓄電の一括配電でなく、いわば「地産地消」ですよね。地産地消の農作物の値段が地域で違うように、電気料金も異なるはずではないでしょうか。
原発+火力から自然エネルギーへの移行というのは、とにかくさまざまなことが異なるはずで、単純に値段の問題として考えられないのではないかと思います。その「さまざまに異なること」を有効に解釈するために、公共哲学のような考え方が必要なのかもしれません。

3. 年代(10代、20代……)・性別
30代、女性

nk says:
2011年7月4日 at 8:25 PM

1. 払わない
2. 理由
高すぎるし、電力会社に電気を買わせるメガソーラー的な計画も反対だし、
各家庭に太陽電池を普及させる為に電力会社に電力を買わせると言うのも反対。
発電は売る為ではなく使うのが目的であるはず。
但し一般家庭に太陽電池や蓄電池が普及することはいいことです。
何故ならその家庭などの家計を助けるし発電所依存も減らせて、
尚且つ資源や環境保護にも繋がるので・・。
その為にエコポイントのような税金を支出するのは許されると思います。
何故なら太陽電池を付けられる家庭と付けられない家庭はあるけれど、
CO2の削減を世界に公約しているので・・。
3. 年代(30代)・性別男性

植村 says:
2011年7月4日 at 9:03 PM

1. 払う

2. 理由
月3240円で安全な生活ができるなら。
原発事故で一体避難にいくらかかったでしょう。これからいくらかかるでしょう。どれだけの人が亡くなるんでしょう。土地汚染だけでなく人権も否定され、精神的なダメージまで。
安全で、環境負荷の少ない社会にすることは義務。義務として払う金額ならばそんなに高い金額ではないと感じる
ただしやるのであれば、多企業による競争環境を作りサービス、値段の見直しがされるようにしてほしいと思う。

3. 年代 ぎり20代 性別 女

田島誠一 says:
2011年7月4日 at 9:16 PM

1. 払う・払わない・わからない
もちろん、数万円でも払う。
2. 理由
日本を変えるため
3. 年代(10代、20代……)・性別
50代、男性

紗貴 says:
2011年7月4日 at 9:21 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う。
2. 理由
福島に住んでいます.もうこんな思いは嫌だから。
3. 年代(10代、20代……)・性別
30代、女

サイエンスキー says:
2011年7月4日 at 10:58 PM

1. 払う

2. 理由
安くはない金額ですが、これで脱原発できるなら喜んで払います。
自然エネルギーは当初は高額になっても、いずれ値下げになるというもくろみもあります。
原発廃炉費用、その後の管理費用などで多大な負担を強いられる後世に対して、せめて
自然エネルギーによる発電を残したいと切に思います。

3. 年代(50代)・女

匿名 says:
2011年7月4日 at 11:12 PM

1. タブン払う

2. 原子力にはびた一文払いたくない。これ以上日本の汚染に加担したくない。
  子どもを育てながら原子力に金を出すのは、自分が大事に育てている子どもを裏切る行為だと思う。また、原子力の値段には電力会社の用地買収費、広告宣伝費など莫大な費用が使われている事が明記されていないため、実際にはそこまで高額にはならないと思う。 太陽光発電の技術や地熱発電の技術が向上されればさらに費用は減る。電気代も減る方向だろう。

3. 年代(30代)・女

匿名 says:
2011年7月4日 at 11:51 PM

1 払う2 フィードインタリフ&大量普及ですぐにコストダウンされる予想があるから。また、フィードインタリフにより100%返済可能な国債や県債で110円上がらない方法も出来そうですが、危機なんで110円位ならOKです。著名な方々の、○億とか○○○億とか無理ですが、庶民なりに協力したいです。3 30代 男

komaesaku says:
2011年7月5日 at 12:11 AM

1. 払う・払わない・わからない
払う

2. 理由
エネルギーを選択できるなら、生物圏を汚し続けるエネルギーである原子力には一切の料金は払いたくありません。一方、太陽光エネルギーには、初期コストが高い、広大な面積を必要とする、不安定であるなどの問題点があることは承知していますが、時間的・空間的な安全性の面で核エネルギーとは比較になりません。自然エネルギーを太陽光のみに限定している点、原発のコストが安すぎる点で、設問の前提が随分偏っている(あえて単純化した結果がこれというのもどういうことでしょう)と思いますが、自然エネルギーのコストについては需要の高まりとともに低下、不安定性についてはいくつもの異なる方法による自然エネルギー利用により克服がなされることを望んでいます。
3. 年代(10代、20代……)・性別
40代、男性

いつき says:
2011年7月5日 at 12:24 AM

1. 払う

2. 理由
 1日100円ほどの負担で、原子力発電という際だって不道徳な(不倫の)発電方法から完全に無縁になれて、シーベルトだのベクレルだのといった専門家以外にはまったく役に立たない話題によって、有限な自分の人生のたいせつな時間を占拠されることがなくなるのだとしたら、こんなに安いことはない。
 それに、核燃料も化石燃料同様いつかはなくなるわけで(化石燃料よりもはやくなくなるって人もいたが)、そのときは太陽光をふくむ太陽起源エネルギーにたよらざるをえなくなるだろう。ならば、なるべくはやく移行して太陽光(などの)利用にかかわる技術革新(発電単価を下げるようなものも含め)を期するほうが、核燃料サイクルみたいなオカルト技術(今のところw)にすがるよりも、はるかに健全だと思うので。

3. 年代 40代 ・ 性別 男

たろう says:
2011年7月5日 at 12:54 AM

1. 払う

2. 理由
核廃棄物の処理費用、原子炉の解体費用、原発が事故を起こしたときの後始末の費用、事故後の医療費の増加分などを加味すれば実際には110円のコスト増とは思えないから楽勝で払えることにしておく。

3. 30代、男

隼田大輔 says:
2011年7月5日 at 1:00 AM

1. 払う・払わない・わからない
わからない

2. 理由
日本の電気料金は世界一高いという話があります。
そもそもそれが何故なのかを知りたいのですが。電力会社の独占だから??
そこから理解を共有することが大事だと思います。

3. 年代(10代、20代……)・性別
30歳 男性

大庭直之 says:
2011年7月5日 at 1:13 AM

1. 払う

2. 理由
可能な限り迅速に原発を止めていけるなら安いものだと思います。
次世代への負債を可能な限り少なくするのは、原子力政策を野放しにしてきた、私たちの義務でもあると思います。

3. 年代(50代、20代……)・性別 男

ころころ says:
2011年7月5日 at 7:43 AM

1. 払う
2. 理由
大きな危険を内蔵する原発を無くしたいから
輸入に頼らないエネルギーを持つ事で国として安全だから。
小規模分散型のエネルギー供給が出来る事で災害時にも強いと思うから。
経年的にみれば経済的と思うから。
3. 年代(50代…)・性別 女

ミノリ says:
2011年7月5日 at 9:49 AM

1. 払う

2. 理由
これだけの負担で、これからの未来がかわるなら、今生きている私たちが変えなければいけないことだと思うから。
3. 年代(10代、20代……)・性別
20代 女

佐々木 泉 says:
2011年7月5日 at 10:57 AM

1. 払う・払わない・わからない
払う
2. 理由
払うとは言ったものの、原発の発電コストを6円で計算していることには大きな疑問。ドイツのように送発電を分離し、発電を完全に市場に任せ、その上で私たちが選ぶことができればもっといい。何の改革もしないで料金だけ上げるのには反対です。ただし送電分離した時はあくまでも民間でやらないと、国が入ると国鉄や電電公社の二の舞になってしまう。
3. 年代(10代、20代……)・性別
50代・女性

匿名 says:
2011年7月5日 at 12:07 PM

1. 払う

2. 理由
原子力発電の危険性を回避できるのなら、決してこの料金は高いとは思いません。原子力発電により、失われる安心と安全、健康と命、自然、文化・・・そういうものが金銭で守る事ができるなら、喜んで支払います。
加えて言えるのなら、今後、自然エネルギーに注力することで、単価も下がっていくことも期待しています。そして、今までの自分の無関心が、フクシマの事故の遠因であり、金銭で少しでもあがなえるものならば…という気持ちもあります。

3. 年代(50代)・女性/自営業

chinup says:
2011年7月5日 at 12:40 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う!
110円より高くてもいいです。使わない方向で頑張るし。

2. 理由
被爆よりはいい!!!
人工放射性物質がない環境を子々孫々に残したいです。。。

3. 年代(10代、20代……)・性別
30代・女

うず says:
2011年7月5日 at 2:33 PM

1. 払う

2. 理由
原子力発電や化石燃料に頼り続けるよりもリスク(や余分に払う額)が低いと思うから。
実際には、毎日110円あがらなくて済むように使用量を抑えるとは思います。
同じように、損害賠償やそれを念頭に入れた保険料を含む原子力発電の値段、石油の価格高騰とカーボンオフセットする費用も含めた火力(石油)発電の値段の上昇も、一日◯◯◯円を余分に払いますか?とアンケートをとってみては?

3. 年代(10代、20代……)・性別
30代・女

匿名 says:
2011年7月5日 at 2:43 PM

1. 払わない
2. 理由
テレビの広告等をやめれば吸収できるはず。
原発のコスト計算がおかしい。

hnz0 says:
2011年7月5日 at 10:45 PM

1. 払う

2. 今回の事故についての報道を見る限り、原発の安全性についてシミュレーション不足、つまり安全性を高める努力が不足していて、安全性を高める余地はあったと思う。
 しかし、今後の努力で安全性がいくら高まっても、原発事故が起きる可能性がなくなるわけではない。もし事故が起きたら、それによる被害は今回以上にすら甚大なものとなり得る。そのリスクの大きさを思えば、原発の運用は必要最小限までにとどめるのが妥当だと思う。
 私はこれまで、電力の節約は家計のためとしか考えていなかったが、電力も石油等と同様、限りある資源と見ることができる。私も含め多くの人が電力に対する意識を変えなければならない。すなわち、「これまでと同じように電力を消費しその代価として110円払う」のではなく、「電力消費の抑制を心がけ、それでも不足する電力に対する発電コストを負担する」のがよいのではと考える。電気料金の算定基準を極端な累進賦課とし消費の抑制を促す方法もある。
 とにかく、この問いかけで提示された110円という金額が自分にとって高いか安いかはどうでもよく、むしろこの種の問いかけを通して原発のリスクや電力について考えることにこそ意味があると思う。たとえば、原発から10km圏内に住む家庭(会社)はあらゆる税金や社会保険料・医療費等が無料化されるなど優遇されたなら、引っ越しするか?今後電力会社が複数できたとして、原発を有して電気料金が安いA社と、原発を有さず電気料金の高いB社と、どちらと契約するだろう?このように問いかけを重ねて考えると、現代社会がコストや利便性を追求しすぎてきており、自分自身もその考え方にどっぷりつかってしまっていることに気づく。

3. 年代(30代)・性別(男)

なお says:
2011年7月6日 at 12:04 AM

1. 払う

2. 理由
現実的に実現可能だからやってくれと言ってもなぜか政府は動いてくれないので、110円くらいの差額なら払うからやってくれと言うより他ありません。
6円/kwhは意図的に楽観的な試算をした結果であり、もんじゅのような危険なだけで実現不可能な施設に対する投資を他のエネルギーの普及に回していたら既に42円/kWhより安かったかもしれません。原発にはこれ以上のイノベーションは期待できないので、自然エネルギー等にその開発費を回した方が効率的なんですが。

3. 30代・女

佐竹麗 says:
2011年7月7日 at 6:47 AM

1. 払う
2. 理由
原発に対してはさらに高負担であるし、将来への投資でもあり全く高いと思わない。
3.30年代女性

Nobu says:
2011年7月8日 at 6:28 AM

1.わからない
2. 理由
太陽光も原発コストも現在を前提にしていると思う。太陽光は普及が進めば
 価格は下がることは自明だし、原発コストはよく言われる保険や後処理が
 含まれない「不透明な」コストである。
 将来に亘る投資としての負担として、5年程度の我慢なら
 払うことは可能だが、それがいつまでも変わらないコストなら、
 払えないのは明らか。だから、もっと情報がないと、わからないのである。

3. 年代(10代、20代……)・性別
 40代 男

匿名 says:
2011年7月11日 at 7:15 PM

1. 払う・払わない・わからない
1.払います

2. 理由
エネルギーのベストミックスを検討するうえで再生可能エネルギーの利用は必要だと
思います。ただ、安定性等を考慮しますと基幹電源にはなり得ない上、バックアップ
電源が必要になりますので、火力・原子力発電所を全て残す事を前提としますと、
現実の費用は太陽光発電(を含む再生可能エネルギー)+火力+原子力となり、増加幅が
110円で収まるかどうかは疑問が残るところです。

3. 20代・女性

groovbeet says:
2011年7月12日 at 2:44 AM

1. 払わない

2. 理由
理由は三つあります.

その1.原発はこれまで国策として推進されてきたものであり,今自然エネルギーに転換するときにコスト高なのは過去の国民,政治家の責任.過去の政策を転換するためのコストを今の世代が背負うのはおかしい.原子力政策を推進してきた世代の年金給付を減額・廃止してそこから捻出すべき.もっと言うなら,その世代の財産をを相続して得た財に対し,過去にさかのぼって課税し捻出すべき.

その2.電気の利用者がそれを払うのはおかしい.
現状の制度では実質的には電気の供給者は独占状態にあり,利用者に選択の余地はない.これまで電力各社が自然エネルギーに積極投資せず,今自然エネルギーに転換するためにコスト高になっているのは,一義的には電力事業者の責任.電力事業者が社債なり何なり発行して導入期の高コストは吸収すべき.(設問の元になっている仮定は,自然エネルギー「導入」に必要なコストと「運用」にかかるコストが混同されている様に見えることは他の人も指摘しているとおりと思うので,あえて,「「導入」に必要なコストを何年か妥当な期間で割って「運用」コストに足した結果,1日110円になった」と解釈しました)

その3.原発をやめても,原発にかかるコストはなくならない
上記の計算は,単純に原発と太陽光発電の発電コストを比較しているだけだが,原発をなくすと決めても,原発にかかるコスト(事故補償・廃炉費用・使用済み燃料処分費用)がなくなるわけではない.現実には原発にかかるコストと自然エネルギー導入コストが(社会全体で)ダブルで必要になり,両方とも電気料金に上乗せされる(賄いきれない分は税金?)と予想される.そして原発廃棄にかかるコストはその規模が現段階で予想がつかない(そのまま運転していくのに必要なコストと比べてずっと低いかもしれないし,高いかもしれない).だから上記の追加コストが妥当なのか,これから上がるのか下がるのか,判断できない.妥当か判断できないものは(選択の自由があるのなら)払いたくない.

3. 年代(20代) ・ 性別 男

かおる says:
2011年7月12日 at 8:59 PM

1. 払う

2. 理由
自然エネルギーのためにと言うよりも、これからの時代を生きる人の安全のため。
価格競争ができる状態で自然エネルギーに移行しさえすれば、技術の進歩も
加速し、すぐに安くなると信じています。

3. 年代(40代)・女

のん says:
2011年7月13日 at 7:57 PM

1. 払う
2. たったこれだけの節約のために最大リスクの計り知れない原子力を、地震が桁違いに多い日本で使う必要ないです。
3. 40代女

junmama says:
2011年7月13日 at 10:10 PM

1. 払う

2. 払うもなにも、最初からその金額だったのだと思えばなんてことない額です。
  ギラギラと照らす太陽、暑いばかりではないはずです。突風、暴風、とんでもないけれど
  なんとか使いこなしましょうよ。地球に住んでるわけですから。
  ずっと先の未来、子ども達が悲しい思いをしないですむ国に変わって欲しいです。

3. 年代(40代)・女性

A says:
2011年7月14日 at 4:06 PM

1. 払う・払わない・わからない
払う
2. 理由
110円/日余分になる電気代は高い。

が、原発からの放射能で肉も魚も野菜も米も安全性が確保されない状況を考えると
極端な話、「安い電気を使う」 or 「生きる為の環境を危険にさらす」という選択肢に聞こえる。

考えるまでもない。

・・・安全性・・・ストレステスト・・・
想定外の災害から安全性を保てるのか。
安全性を保てなかった場合、またこの様な事態に陥るのか。

3. 年代(10代、20代……)・性別
20代・男性

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