出展者紹介(50音順)

新井 仁之

  • 数学者 理学博士
    東京大学大学院数理科学研究科 教授
    1984 年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。86 年 東北大学理学部助手、その後、プリンストン大学数学科客員研究員、東北大学理学部助教授などを経て、96 年に東北大学大学院理学研究科教授。99 年より現職、現在に至る。
    主な受賞歴:97 年に日本の数学界の最高賞である日本数学会賞春季賞、08 年に文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)。

安藤英由樹 // 渡邊淳司

  • 安藤英由樹

    感覚-運動系インタフェース研究者
    大阪大学大学院 准教授 1974年生まれ。1999年愛知工業大学大学院工学系研究科修士課程修了。2000年理化学研究所BMC ジュニア・リサーチ・アソシエイト。2001年科学技術振興事業団「協調と制御」領域グループメンバーとして東京大学情報学環研究員。2002年よりNTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチアソシエイト、2007年同研究所リサーチスペシャリストを経て現職。博士(情報理工学)。感覚–知覚–運動インタフェース、バーチャル・リアリティなどの研究に従事。
    安藤英由樹氏WEBサイト

  • 渡邊淳司

    知覚研究者
    1976年生まれ。2000年東京大学工学部計数工学科卒業。2005年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。人間の知覚メカニズムの研究を行うとともに、そのインタフェース技術への応用を行う。人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している。
    渡邊淳司氏WEBサイト

ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクト

独立法人科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業が支援するプロジェクトのひとつ。東京大学大学院情報理工学系研究科 教授の五十嵐健夫氏が研究総括するインタフェース研究グループ。一般ユーザが感性と創造力によって手軽にデザインできる、新たなインタフェースの実現を目指し、研究を行う。
JST ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクトWEBサイト


池上 高志

東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻・広域システム系教授
1989年東京大学大学院理学系研究科(物理学)博士課程終了(理学博士)。京都大学基礎物理学研究所・PostDoc、神戸大学自然科学研究科・助教を経て、2008年より現職。



伊坂 忠夫

立命館大学スポーツ健康科学部 学部長・教授
COI「運動の生活カルチャー化により活力のある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点」研究リーダー
運動の生活カルチャー化を実現するため、スポーツ科学を中心に多岐にわたる分野との連携を図り「健康行動継続学」の構築を目指す。また、工学分野と連携しながら、スポーツ選手ならびにリハビリテーションに活用できる新しいコンセプトのトレーニング装置の開発に携わる。

稲見 昌彦

慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授
1999年東京大学大学院 工学系研究科 博士課程修了。博士(工学) 東京大学助手,科学技術振興機構さきがけ研究者,マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者,電気通信大学教授などを経て,2008年4月より現職。 拡張現実感システム,触覚インタフェースなど,五感に関わる新規ユーザインタフェースを多数開発。 科学技術振興機構ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクトグループリーダー,日本バーチャルリアリティ学会理事,情報処理学会エンタテイメントコンピューティング研究会主査,コンピュータエンターテインメント協会理事等を務める。 IEEE Virtual Reality Best Paper Award,米「TIME」誌Coolest Inventions,文化庁メディア芸術祭優秀賞など各賞受賞。
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 稲見研究室WEBサイト

岩田洋夫

筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授
1957年生まれ、東京都出身。1981年東京大学工学部機械工学科卒業、1986年東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)、同年筑波大学構造工学系助手を経て、現在に至る。 バーチャルリアリティ、特にハプティック・インタフェース、ロコモーション・インタフェース、没入ディスプレイの研究に従事。SIGGRAPHのEmerging Technologiesに1994年より14年間続けて入選。Prix Ars Electronica 1996と2001においてインタラクティブアート部門honorary mentions受賞。第5回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。
筑波大学大学院システム情報工学研究科 バーチャルリアリティ研究室WEBサイト

クワクボリョウタ

メディア・アーティスト
現代美術とメディアアートを学んだ後、1998年から主にエレクトロニクスを用いてアナログとデジタル、人間と機械、送り手と受け手といった境界線上で起きる様々な事象に焦点を絞った作品の発表を始める。2002年、2003年にアルス・エレクトロニカで入選。2003年に文化庁メディア芸術祭アート部門で大賞を受賞。代表作に「ビデオバルブ」、「PLX」や、明和電機と共作の「ビットマン」、Sony CSLに開発参加した「ブロックジャム」などがある。
クワクボリョウタ氏WEBサイト

児玉 幸子

アーティスト、電気通信大学准教授
物理学科を卒業後、筑波大学で芸術を学ぶ。博士(芸術学)。2000年から赴任した電気通信大学を拠点に、磁性流体のアートプロジェクト「突き出す、流れる」を開始。2008年には、マドリッドのソフィア王妃芸術センター「機械と心」展 で、2メートルの巨大電磁石による荘厳な作品を制作した。2009年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりニューヨーク滞在。デジタルメディアと新素材を有機的に結びつけることによるダイナミックに変容する造形、インスタレーション、映像作品を発表している。
児玉幸子氏WEBサイト

杉原 厚吉

  • 工学博士
    明治大学 先端数理科学インスティテュート 特任教授
    1973 年、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年、通商産業省電子技術総合研究所研究官。81 年名古屋大学大学院工学研究科助教授。91 年東京大学工学部教授、2001 年同大学大学院情報理工学系研究科教授。09 年より現職、現在に至る。
    主な受賞歴:ベスト錯覚コンテスト優勝2 回(2010 年、2013 年)、準優勝2 回(2015 年、2016 年)。

大日本タイポ組合 ∩ 古堅まさひこ

  • 古堅まさひこ

    武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科准教授。
    コンピュータを扱う上で重要な「アルゴリズム」の考え方をデザイン分野でどう活かすかを研究。独立行政法人情報処理推進機構 未踏ソフトウェア創造事業より、2004年度下期「天才プログラマー/スーパークリエータ」に認定。
    古堅まさひこ氏WEBサイト

  • 大日本タイポ組合

    塚田哲也と秀親の2名で1993年に結成された実験的タイポグラフィ集団。
    日本語の文字やアルファベットを解体し、組み合わせ、再構築することで、新しい文字の概念を探る。東京、ロンドン、バルセロナで展覧会を開催。作品集に「TYPE CARD PLAY BOOK」など。
    大日本タイポ組合WEBサイト

JST CREST 「さわれる人間調和型情報環境の構築と活用」

  • 研究代表者:舘 暲(たち・すすむ)

    東京大学名誉教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 特別招聘教授/国際VR研究センター長
    慶応義塾大学 舘研究室

田中浩也

  • 慶應義塾大学 環境情報学部 教授/JST COI 「ファブ地球社会創造拠点」研究リーダー補佐
    1975年北海道札幌市生まれ モットーは「技術と社会の両面から研究すること」東京大学工学系研究科博士課程にて、画像による広域の3Dスキャンシステムを研究開発。社会基盤工学の分野にて博士(工学)を取得。

東原 和成

東京大学大学院農学生命科学研究科教授
JST ERATO 「東原化学感覚シグナルプロジェクト」研究統括
博士(Ph.D. ニューヨーク州立大学ストーニー・ブルック校)
デューク大学博士研究員、東京大学医学部助手、神戸大学助手、東京大学助教授をへて、2009年より現職。

土佐 信道

アーティスト
1967年兵庫県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。 1993年にアートユニット「明和電機」を結成。 アートユニット「明和電機」では、青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで活動。魚をモチーフにしたナンセンスマシーン「魚器」シリーズ、オリジナル楽器「ツクバ」シリーズなどを制作している。プロモーション展開は既成の芸術の枠を超え、展覧会やライブパフォーマンスはもちろんのこと、CDやビデオの制作、本の執筆、作品をおもちゃや電気製品に落とし込んでの大量流通など、多岐にわたる。現在、「機械は人間のように歌を歌うか?」をテーマに「明和電機ボイス計画」を進行中。
「明和電機」WEBサイト

長田典子

  • 関西学院大学 理工学部 教授/感性価値創造研究センター センター長/JST COI 「ファブ地球社会創造拠点」研究リーダー補佐
    1983年三菱電機(株)入社。産業システム研究所において、色彩情報処理、感性情報処理の計測システムへの応用に関する研究に従事。1996年大阪大学大学院基礎工学部研究科博士後期課程修了。専門は感性工学、メディア工学等。

苗村 健

東京大学 大学院 情報学環 教授(大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻、工学部電子情報工学科 兼担)
JST CREST「局所性・指向性制御に基づく多人数調和型情報提示技術の構築と実践」研究代表者
1997 年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。米国スタンフォード大学客員助教授(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、2013年4月より現職。実世界指向情報環境、複合現実感 、メディア+コンテンツ、実写に基づく映像合成、アート&エンタテインメントなどの研究に従事。

JST CREST「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」研究領域(研究総括: 東倉洋一)

東京大学苗村研究室WEBサイト

八谷和彦

メディア・アーティスト
佐賀市出身。1966年4月18日(発明の日)生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業。個人TV放送局ユニット 「SMTV」、コンサルティング会社勤務を経て現在に至る。 作品には《視聴覚交換マシン》や《見ることは信じること》などの特殊コミュニケーション・ツール・シリーズ、ジェット・エンジン付きスケート・ボード《エアボード》やパーソナルフライトシステム《オープンスカイ》など機能をもった装置が多い。メールソフト《ポストペット》の開発者でもあり、ポストペット関連のソフトウェア開発とディレクションを行なう会社「ペットワークス」の創業者でもある。
八谷和彦氏WEBサイト

FIRST 合原最先端数理モデルプロジェクト

  • (最先端研究開発支援プログラム「複雑系数理モデル学の基礎理論構築とその分野横断的科学技術応用」)
    内閣府の総合科学技術会議により2009年5月に創設されたFIRSTプログラムの30プロジェクトのうちのひとつ。
    2010年度よりプロジェクトが開始され、我が国独自の学問「数理工学」やカオス、フラクタル、複雑ネットワークなどの工学応用を目指す「カオス工学」を基にして、複雑系数理モデル学の構築とその様々な分野横断的科学技術応用を研究している。

  • 合原一幸

    FIRST 合原最先端数理モデルプロジェクト 中心研究者
    東京大学 生産技術研究所 教授/同 最先端数理モデル連携研究センター センター長/東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授/東京大学大学院 工学系研究科 教授
    1954年生まれ。1982年 東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。東京電機大学工学部助教授、東京大学工学部助教授,教授、JST ERATO合原複雑数理モデルプロジェクト研究総括などを経て,現職。
    FIRST 合原最先端数理モデルプロジェクト

JST ERATO湊離散構造処理系プロジェクト

八木 康史

  • 大阪大学 理事・副学長/産業科学研究所 複合知能メディア研究分野
    JST CREST「歩容意図行動モデルに基づいた人物行動解析と心を写す情報環境の構築」研究代表者
    1985年、大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了、工学博士。三菱電機株式会社研究員、大阪大学助手、助教授などを経て、2003年、同大学産業科学研究所教授。2012年、同大学産業科学研究所所長に就任し、現在に至る。
    周囲360°が観察できる全方位カメラの開発、ロボットに高度な視覚機能を与えることを目指した知能システムの開発など、視覚情報処理を専門とした研究を行っている。
    大阪大学 産業科学研究所 複合知能メディア研究分野(八木研)

吉川 雄一郎

  • 大阪大学大学院基礎工学研究科 准教授
    JST ERATO「石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト」(研究総括:石黒浩)研究総括補佐/自律型ロボット研究グループ・グループリーダー
    2005年、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。ATR知能ロボティクス研究所、JST ERATO研究員を経て、2010年、大阪大学大学院基礎工学研究科講師に就任。2013年、同准教授となり、現在に至る。
    人と関わるロボット、特に複数体が連携して人と対話するロボット、自閉スペクトラム症などの発達障害を抱える児童のコミュニケーション支援・療育に用いるロボット、人と関わりながら発達していくロボットなどの独創的な研究を行っている。