topics vol.29 立体印刷人工骨 体になじむ人工骨をもとめて 菅野勇樹(東京大学医学部附属病院)

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人工骨移植という治療をご存じだろうか。病気や事故で失った骨を人工物で補う治療法だ。人工骨は自分の骨や他人の骨を使えない場合の切り札として用いられてきたが、最近では印刷により、この人工骨をつくることができるという。
今回取材した医師、菅野勇樹氏は、立体印刷してつくった最先端の人工骨を、臨床現場でも実際に使っている。お話をうかがうと、一見無関係に見える印刷技術と人工骨は、非常に相性が良いことがわかってきた。印刷技術の進歩と医療現場の最先端に迫る。
文=鈴木真一朗(日本科学未来館 科学コミュニケーター)