“科学”とひとくちに言っても、すでに確立して揺るぎないニュートンの法則から、異論続出の最先端仮説まで、そのありようはさまざまです。だから、私たちと科学の関係や、私たちと科学をつなぐものの姿も、なかなかとらえどころがなく、一筋縄では行きません。そんな混沌を少しでも見通し良くするために、科学とは何なのか、科学の鏡を社会に向けるとどう映るのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

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#10-2:堀江敏幸(小説家)

2010年3月 5日

余白をとりこんで科学を語るということ(後半)


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本来、科学が目指すのは、数値や数式による客観的で普遍性のある記述。しかし二人は、一般の人に向けた科学の語り方として、別の選択肢を模索する。またそれは、サルや人間など生物を相手にした研究方法の問い直しにも通じるものがありそうだ。 言葉は科学研究の世界と社会をつなぐインターフェイス。こうして両者に橋を架けることで生まれるものとは何だろう? (撮影=邑口京一郎)

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#11:吉松隆(音楽家)

2010年3月23日

「超ひも理論」はどんな音楽を奏でるか


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音楽や美術にかかわる“芸術的感性”を数値に置き換えることに、アレルギー反応を示す人は多い。しかし工学部出身の作曲家・吉松隆氏は、音楽も感情もデータとして解析し、客観的にCGなどで可視化することも不可能ではないはずだという。 科学と音楽の新しいリンクを考える吉松氏の壮大な夢とは? (撮影=邑口京一郎)

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