“科学”とひとくちに言っても、すでに確立して揺るぎないニュートンの法則から、異論続出の最先端仮説まで、そのありようはさまざまです。だから、私たちと科学の関係や、私たちと科学をつなぐものの姿も、なかなかとらえどころがなく、一筋縄では行きません。そんな混沌を少しでも見通し良くするために、科学とは何なのか、科学の鏡を社会に向けるとどう映るのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

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#06-1:黒田龍之助(語学教師)

2008年11月 6日

言語も生物も、多様だからこそ世界は楽しい(1)

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NHKラジオでロシア語を講じるかたわら、世界中の90もの言語を一人で解説してしまう黒田氏。
英語、ロシア語といった個別言語の枠を越え、多様な言語のある世界そのものの楽しさを伝えようとするその活動の根底には、どんな信条があるのか?
 「多様性」をキーワードに、生物学的、進化論的視点から迫ってみた。

(文=萩谷美也子、撮影=邑口京一郎)

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#06-2:黒田龍之助(語学教師)

2008年11月14日

言語も生物も、多様だからこそ世界は楽しい(2)

2.jpg 「言語学は科学だ」で終わった前半の話を受けて、黒田氏は言語に関するある企画を提案する。「新しい文字を作ってみよう」というこの試みは、何を明かしてくれるのだろう? そして人間の言語と生物の進化をめぐって進んだ二人の話は、最後に「文化」に到着する。言語も生物も文化も、多様であるほうが楽しく、そして必然であるはず……。二人の導く論は、この世界の見方にさまざまなヒントを投げかけてくれようだ。 (文=萩谷美也子、撮影=邑口京一郎)

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