“科学”とひとくちに言っても、すでに確立して揺るぎないニュートンの法則から、異論続出の最先端仮説まで、そのありようはさまざまです。だから、私たちと科学の関係や、私たちと科学をつなぐものの姿も、なかなかとらえどころがなく、一筋縄では行きません。そんな混沌を少しでも見通し良くするために、科学とは何なのか、科学の鏡を社会に向けるとどう映るのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

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#05-1:三好春樹(理学療法士)

2008年7月15日

介護と科学の“モード2”をさぐる(1)

2.jpg 3人目のゲストは、「老い」に関わる理学療法士として全国にその名を馳せる三好春樹氏。 老いた者と健康な者、現場の活動と医学知識の間にあるギャップに直面する老人介護。それはそのまま、価値観の違うふたつをつなぎ、実践的活動と理論的研究の間に道筋を通そうと試行錯誤する、科学と社会のコミュニケーションの問題だった。 現場を知りつくした人ならではの、切実さと説得力ある話は、介護にとどまらず、さまざまな分野への応用の可能性を秘めている。 (文=阿蘭ヒサコ、豊永郁代 撮影=邑口京一郎)

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#05-2:三好春樹(理学療法士)

2008年7月15日

介護と科学の“モード2”をさぐる(2)

2.jpg 介護の現場を熟知する三好さんならではの老いや死生観をめぐって、後半の対談は進む。浄土真宗の思想や「介護」の語源など、三好さん独自の視点が光る解説にうなずかされつつ、「現場の実践と理論をどうつなぐか」という、この対談のそもそものテーマへと話題は収斂していく。果たして将来、老人大国の日本から新しい介護の理論は生まれてくるだろうか? (文=阿蘭ヒサコ、豊永郁代 撮影=邑口京一郎)

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