“科学”とひとくちに言っても、すでに確立して揺るぎないニュートンの法則から、異論続出の最先端仮説まで、そのありようはさまざまです。だから、私たちと科学の関係や、私たちと科学をつなぐものの姿も、なかなかとらえどころがなく、一筋縄では行きません。そんな混沌を少しでも見通し良くするために、科学とは何なのか、科学の鏡を社会に向けるとどう映るのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

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#04-1:児玉幸子 (アーティスト)

2008年4月22日

科学とアートが一人のなかに共存するわけ(1)

2.jpg ぬらぬらと黒光りする液体がまるで生きているかのように、無数の突起を生み出しては変形させていく——。「科学は今の日本でどのくらい“文化”として根づいているのか?」を探るこの対談シリーズ、二人目のゲストは、磁性流体という先端材料を使った作品で注目を浴びるアーティスト、児玉幸子氏。物理学からアートの世界へ転身した児玉氏の個人的体験や独自の作品制作プロセス、そして科学や人間に対する強い信念の奥に、何かヒントが見えてきそうだ。 (文=阿蘭ヒサコ、豊永郁代、撮影=邑口京一郎)

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