3月14日 「to be continued・・・」

ユノハナガニ日記を開始してから8ヶ月が経過しました。 この度、皆様に残念なお知らせをしなくてはいけません。
残っていた卵の孵化の見込みが無くなってしまいました。 悲しいご報告となってしまいましたが、今回の実験で多くの成果を出すことが出来ました。 温度によって発生の早さが異なることがわかったこと、眼の発生を確認できたことも世界初の成果なのです。
生きているゾエアに会えないことは残念ですが、もし再び産卵することがあったら、今回の努力がきっと実を結んでくれることでしょう。 そして、なんと最近セレーネが赤味を帯びて来ました。 土田先生によると、生殖腺(卵巣)が再度成熟し始めているのかもしれないとのこと。諦めるのはまだまだ早そうですね。8ヶ月間、セレーネもスタッフも皆様の暖かいご声援に支えられてきました。今後も3匹のカニたちは、展示フロアで深海生物の不思議を皆様にお伝えしてまいります。
ご来館の際は、ぜひカニたちを一目見に来てくださいね。
 
3月7日 ゾエアって・・・?

カニはどのような成長をするのでしょうか?
'卵から生まれた時から、カニの形でしょう?'と思った方もいらっしゃると思いますが、卵からかえると'ゾエア'と呼ばれる時期を経ます。
この写真は、卵から出てしまったゾエアです。 まだ完全に体が出来上がっていないうちに出てきてしまったようです。
・・・なんだか、エビに近いですよね。
卵からゾエア、そして成体への成長過程を明らかにすることで、生命の進化の謎がまたひとつ解けることでしょう。
深海の熱水噴出域の生物を研究することで、人類誕生について新しいヒントが得られるかもしれません!

2月20日 セレーネ?!大丈夫・・・?!

最近、セレーネは水槽の隅でじーっとしていることが多くなりました。今日もお客様の目も気にせず、グッタリしたままです。いつもピクピクしている触角までびくともしません。産卵後の疲れで力尽きたの?と心配になります。あまりにも動かないので、まさか・・・と思い、エサを近づけてみました。すると急に起き上がり、エサに向かって突進!!オキアミを一匹食べた後、また元の位置へ。どうやら、お気に入りの場所でお休み中だった様です。
先週のさかさま遊びといい、相変わらずお騒がせなセレーネでした。

2月14日 ☆セレーネの遊び!?☆

深海の生き物はいったいどのようなことをして遊ぶのでしょうか? まるで踊っているようなエビが見つかったり、耳のようなものをバタバタさせて泳いでるタコが見つかったり・・・深海の生物はまだまだ謎がいっぱいです。
セレーネも、時に逆さまにひっくり返って口をパクパクさせています。一見死んでしまったのかなぁって心配になるのですが、セレーネは30分以上も逆さまの状態になったままだったりします。これはユノハナガニの遊びなのでしょうか?力尽きないように今回もまた、インタープリターが起こしてあげました。深海で逆さまになったら誰に起こしてもらうのでしょうか?それとも、逆さまにならないのでしょうか・・・?

2月7日 固定方法は・・・?

今日は、今までに固定しスケッチした卵です。
固定とは、アルコールなどの薬剤で長期保存可能にすることです。卵は75%のエタノールで固定しています。卵を海水からエタノールに移すと卵の周りに塩がつき、白く濁ってしまいます。それを防ぐ為、エタノールで軽く洗い、固定液に漬けて作業終了です。このスケッチの状態で死んでしまう個体もいました。残りわずかの卵3つは、このステージを越えて今も頑張っています!
みなさんもぜひ、励ましてあげてください!

1月30日 カニチームリーダー登場☆

今回は、ユノハナガニをこよなく愛し、卵の孵化を心から望んでいる、 チームのリーダー櫻井英雄さんからのコメントです。

これまで世界初となるユノハナガニ卵孵化にむけて、チーム一丸となり尽力してきましたが、その甲斐もなく心拍の確認できる固体は1つ となってしまいました。 ですがまだ諦めたわけではありません!全ての卵が全滅するまでは諦めず観察を続けていきたいと思います。 このホームページを見て、未来館に来館していただいた皆さんからの温かい声援をいただけたことが何よりです。(櫻井英雄)

1月23日 新種の卵?!

母セレーネと共に水槽で過ごしていた卵を久しぶりに観察してみました。
すると…!卵が2つつながっているの?それとも新種の卵かしら?? まさか、エイリアンにつかまっているの??
ワクワクしながら、よ〜くみてみると…。
これは、「クラゲ」の一種(エダアシクラゲ科ハイクラゲ属)だそうです。水槽の中では、新たな生態系が生まれているのですね。


水槽で、ユノハナガニを優しくみつめる土田真二先生

1月16日 カニのおなかをのぞいてみると・・・?!

先日、JAMSTECの土田先生が来館され、ユノハナガニの様子を見てもらいました。
カニの卵を産んだセレーネのおなかを再び開き、中を見てみましたが、もう卵を抱えていなかったので、セレーネは大きな水槽の中に戻されました。
今後は3匹(カニは正確には、杯(はい)と数ます)で仲良くしてくれるといいのですが・・・。

1月10日 みなさまの声援、ありがとうございます!

お正月中の未来館は、全国各地からお客様がいらっしゃいます。そんな中、ユノハナガニの水槽で’セレーネは元気ですか?’と声をかけられることが何度かありました!
みなさんの励ましが本当に嬉しく感じる今日この頃です。
その思いに答えるべく、ユノハナガニもいつも以上に元気に動いておりました。カニタマがこれからどのように育っていくのか? みなさんの温かい応援を、今後ともよろしくお願いいたします。
来館してくださったお客様、どうもありがとうございました。

1月2日 乞うご期待!

明けましておめでとうございます。無事、ユノハナガニもお正月を迎えることができました。セレーネも自分の卵と同じ水槽で迎えられ、心なしか満足そうです。
今日は今年初めての食事の日でもあり、3匹とも食欲旺盛。いつもはオキアミ一匹食べておなか一杯になるカニたちなのですが、今日は2匹もむしゃむしゃと食べていました。
エサを巡ってゾンドとアポロがけんかを始める始末。
3匹のカニたちも今年も元気に頑張ります!

12月27日 カニタマ・スケッチ

日に日にカニの卵が成長しているように感じます。しかし水カビや小さな微生物によって卵が死んでしまう場合もあります。観察チームは、卵の生と死を日々、見守っています。
今回は、カニの卵を観察し、スケッチを行う、スケッチチームのご紹介と、お二人のスケッチです。 絵心(?!)をちょっと拝見!

矢崎:卵は成長するに従って姿が変わっていきますが、その時々の姿をスケッチする事で卵がどのように成長していくのかを明らかにしたいと思います。

小山:固定液の中で卵が常に動いてしまうので、スケッチは意外に難しいのですが、写真では伝わらない部分を描けたら、と思っています。

12月16日 ☆カニタマ、再び母のもとへ

今まで採取したカニタマをシャーレに移して、インキュベーターの中で育てていましたが、今回、元気の良い卵74個を5階のユノハナガニ水槽に戻しました。水の循環が良いことから、水カビなどの心配がいらず卵が元気に育つかもしれません。でも、一番の元気はお母さんと一緒!ということかもしれませんね。 カニタマも母親の愛情できっと元気に育つことでしょう。 今後の経過に乞うご期待!

12月8日 卵の成長!?

卵の中には、眼や心拍が確認できるものがあります。 今日は、新たにオレンジ色の点が2つ確認されました。 これは何かの組織になったりするのでしょうか? 体の中で、2つある組織って・・・? さらによーく見ると神経のような線状のものも見えています。 体がだんだん出来上がってきているのかもしれません。 明日はどうなっているのか?今後の変化もお楽しみに!


12月6日 深海のルビー
 
ユノハナガニ水槽から新しく卵を100個弱採取しました。 卵がシャーレに入った状態を肉眼で見ると、 まるで、ちっちゃなルビーがちりばめられているよう。 そのひとつ、ひとつが、立派な命を持った宝石なのです。 ・・・生命って、なんでしょう?生命って不思議ですね。 今日も観察チームは、その宝石を大事に育てています。 命の尊さを切実に感じた1日でした。

12月5日 カニチーム結成!!

12月に入り、ユノハナガニの卵の孵化を目指した「カニタマ大作戦」も本格始動してきました。そして新たに3つのチーム「観察チーム」「スケッチチーム」「webチーム」が結成されました。そこで今回は、webチームの3名に意気込みを書いてもらいました。

溝部(左):タマゴのなかの小さな心拍を見て以来、気分はすっかり母カニです。
皆さまにも我が子を見守る気持ちで読んで頂けるようにお伝えしたいと思います。
岡野(中央):カニを初めてみた人はどう思ったのでしょうか?そして、それを食べよう!と思い、初めて食べた方・・・!深海にもカニがいたなんて、想像だにしなかったことでしょう。そんな魅惑の深海カニ、ユノハナカニの卵を心をこめてレポートいたします。
谷村(右):深海とは全く異なる環境で育つカニの子の成長を考えると楽しみです。眼は?色は?大きさは?孵化が成功すると、きっと沢山の謎が解けることでしょう。お楽しみに。


11月25日 あなたも是非!

セレーネ達の住んでいるユノハナガニ水槽の隣、「フロンティアラボ」というコーナーでは、生きている卵を見ることができます。今日からちょっと成長した卵の展示を始めました。顕微鏡で拡大された卵達は迫力満点。大きくなった目やきれいな赤い卵黄を観察することができます。運が良ければ、心臓の動きが見えることもあるんです。ピクピクと小さく動く心拍を見ると、なdぜか胸がキュンとしてしまいます。ご来館の際は、親カニだけではなく、卵の観察も忘れないで下さいね。それにしても大人気の卵達。年齢問わず人を惹き付ける生き物ってすごい!!!

11月21日 ボランティアさん大活躍!

先日からカニのエサやりをボランティアさんにもしていただいていますが、日曜日は特に大人気です。今日の担当は糸澤さん、猪又さん、山口さん。エサになるオキアミをマジックハンドを使ってカニ達に手渡ししました。ボランティアさん達はそれぞれ、「オキアミの殻をむくのが難しい。」「カニにマジックハンドをぶつけないように気を使うが、ぱっととってくれるとうれしい。」など、エサをあげることで愛情がさらにわいているようです。さあ、セレーネにエサをあげてみたい方は未来館のボランティアに応募しましょう!

11月19日 セレーネ脱走事件

昨日の興奮冷めやらぬ中、水槽を見てみると、あれ?いつもと違います。水槽の底にカニが3匹います。よく見ると飼育箱のふたが開いていて、セレーネが脱走しているではありませんか!
今日はエサやりの日ですが、3匹とも興奮しているのか、ほとんど食べません。セレーネの取り合いなのか、テリトリーが狭くなっていらだっているのか、動きもいつもより活発なようです。エサやりの後、セレーネはいつもの飼育箱に戻しましたが、アポロとゾンドはずっとけんかをしていました。
やっぱり狭かったのね、セレーネ。もう少し我慢してね。

11月18日 待ってました!

今日は土田先生が未来館にいらっしゃる日です。先生は先日までしんかい6500に乗って調査をしていましたが、船上でもセレーネの卵を気にかけて下さっていたご様子でした。
先生は帰国後すぐにセレーネとその卵を見に来てくださいました。みんなの期待が高まる中、衝撃的なことが! 先生がセレーネのお腹をあけて卵の様子を確認しているではありませんか。「卵50個くらいありますね。」 その様子に一同唖然。先生のお話では、これまで観察された孵化しかけの幼生や卵はいまだ未発達とのこと。孵化するときはもっと目が発達して黒っぽくなって、幼生も顕微鏡で追えないくらい活発に動き回るそうです。うーん、残念ですがフライングだったみたいです。孵化までにもう少し時間がかかるようです。先日の三宅先生に続き、土田先生にも見ていただいたので、これからも元気に育ってくれることを願いましょう。

11月13日 感動っ!!

先週から続く25℃の卵達の不調によって、最近の私達は意気消沈気味で観察や腐った卵の取り除き作業を行っていた。しかし、そんな中で今日は一筋の希望の光をみつけた!これまで、ゆっくりと育ち、あまり変化していないと思われていた20℃の卵達をよーく観察してみると、何とっ!かすかに心臓が動いているではないか!小さいながらも一生懸命拍動している小さな心臓。すごい、すごい!生きている!順調に育っている卵達に元気づけられた。孵化までもう少し!?

11月12日 カニタマ大移動

本日より、カニタマ大作戦の実験場所が3階の実験工房の隣に移動した。来館者の方々にも実験風景を見ていただけるガラス張りの部屋である。また、以前よりも顕微鏡台数が増えて作業がしやすくなった。卵にも良い変化があるといいなあ。

11月7日 残念!

孵化が期待された卵達はやはり死んでしまったようだ。また、順調に育っていたかに思われた25℃の卵達は最近どうやら不調の様子。本来は赤い卵黄と透明な身体の部分ははっきりと分かれて観察できるはずなのだが、全体的に赤みがかってきた。その一方で、低い温度にある卵達は、成長速度は遅いものの確実に目の部分が大きくなり、卵黄部分が減ってきて全体的にきれいな色味に育っている。本当は全部幼生になって欲しいところだが‥‥、今後もさらに注意深く観察していこうと思う。

11月6日 幼生飼育に向けて

昨日、孵化途中が確認された卵だが、今日は特に変化はなくピクピク動く様子も見られない。生死は不明だが、希望をもってさっそく孵化した場合の今後の飼育準備を始めた。孵化した後はトゲをもったゾエアと呼ばれる幼生になるとのこと。幼生のエサとするアルテミア(通称シーモンキー)は24時間かけて孵化させるので、すでに作り始めた。幼生を飼育する小型水槽の準備も着々と進めている。卵たちよ、いつ孵化してもOKですよ!!!

11月5日 ついに孵化???

今日の夕方、25℃の恒温槽で保存している卵を観察していたら、なにやら見慣れない卵を発見!よく観察してみると、卵からトゲのようなものが外に飛び出しており、ときどきピクピク動いていた。さっそく、新江ノ島水族館の三宅先生に写真を送り確認していただいたところ、孵化途中だろう、とのことだった。このまま様子を見ることになった。変化が見られた卵は一つだけだったが、期待はますます膨らむ。

11月3日 仰向け(その2)

セレーネは相変わらずおとなしく、時々仰向けになっている。あまり動かないのでちょっぴり心配になってしまう。

10月30日 仰向け

今週はずっとおとなしいセレーネ。これまでならば飼育箱のフタを開けると、すぐに外に出たがるおてんばだったのが、隅っこでじっとしたままだ。元気がないようにも見え、ちょっと心配である。特に、今日は何度か仰向けになってじっとしていることが多くあせったが、しばらくすると元の体勢に戻り安心した。お腹に抱えた卵は目に見えて減ってきており、ほとんど見当たらなくなっていた。各温度設定にある卵たちは順調に育っているが、先日の満月の影響は特になかったようだ。

10月28日 今日は満月

今日は満月。温度を変えて育てている卵に目に見えて違いが現れてきた。25℃の恒温槽と室温(若干の温度変化があるが約25℃)に置かれた卵は、他と比べると明らかに黒い目の部分が大きく、赤い部分以外の場所に色素の沈着も見られた。これはすごい!ここまで温度が影響を与えるとは驚いた。今日は満月。何かしらの影響を期待してしまう。

10月25日 おとなしいカニ達

カニ達はおとなしい。セレーネは先週作った砂山のくぼみに身を寄せていることが多く、他のカニも水槽の縁に立ってじっとしているか、石の下に隠れている。

10月23日 地震予知!?

セレーネは朝からそわそわ。お腹の卵をはさみで触ったりお腹をパカパカしていた。また、他のカニ達(アポロやゾンド)は朝から石の下にもぐっていておとなしい。夕方、新潟県中越地震が起こった。もしかすると、カニ達は地震を予知していたのかもしれない・・・。未来館もこの地震でかなり揺れ、水槽の水がこぼれてしまった。このとき起きた水槽内の波のせいで、セレーネは体が水から出たり入ったりをくりかえし、少し気の毒な光景だった。
また、今までの方法に加え各温度設定(12℃、20℃、25℃)の元で観察する『カニたま大作戦!!』がスタートした。どの卵も無事に孵化してくれるといいなぁ。

10月21日 砂集め

今日は朝からセレーネは砂遊び。一生懸命に砂をかき集めて、産卵箱の中に見事な砂山を完成。その後、砂山を作ってできたくぼみに身を屈めていた。


10月17日 孵化へ一歩前進か!?

4日前に採取した卵を顕微鏡で観察したところ、赤い部分(胚胎)の偏りが増していた。しかもその卵のほとんどに今までなかった黒い部分があるのを発見!お腹にある卵の数は少なくなってきたが、孵化する日がまた少し近づいてきたのかもしれない。
後日、ユノハナガニを研究しているJAMSTEC(独立行政法人 海洋研究開発機構)の土田真二先生より、卵の黒い部分について"発眼卵への成長"というお墨付きを頂いた。黒い点は目になる部分とのこと。先生も孵化を楽しみにしておられるご様子。

10月16日 人騒がせなセレーネ

文字通り仰向けになったまま、動かないセレーネ。心配になったので、産卵箱のフタを開てみると…。その瞬間、いつもの姿勢に!人騒がせなセレーネであった・・・。

10月9日 食べられた卵

ここ数日、目に見えて卵が少なくなってきた。おなかをパカパカさせ、卵をいつも通りほぐしているのが観察された。また、そのうち数個の卵をつまみ口に持っていくのが観察された。いくつか食べられたのではないだろうか。

9月16日2 孵化!?

孵化(ふか)騒動。試料採取の際、あかちゃん(ゾエア幼生)と思われる生物を観察。しかしこれは、カイミジンコであることが判明。カイミジンコとは、海ホタルの仲間。

9月3日 たくさん卵がとれた

うずくまる姿勢をとっていた。水槽の清掃時に水槽内に散らばっていた卵がたくさんとれた(30個ほど)。おなかから落ちてしまったようだ。

8月9日 すじがとれた

卵を脇から支えている白いすじ状のものが取れていた。えさを食べるときはおなかを閉じかけている。

8月2日 卵が減ってきた?

再度、産卵箱に隔離。隔離前にあげた餌は一匹食べた。餌を差し出した瞬間、普段以上の勢いで、うずくまっていたにもかかわらず飛びついてきた。昨晩の満月の影響はなさそうだが、お腹の卵の量が若干減ったように見える。卵は3つ膜でつながったものが採取できた。顕微鏡下では変化は見られない。

8月1日 満月

満月の影響を期待したが、変化無し。朝まで産卵箱に隔離していたが、顕微鏡下で卵の変化が見られず孵化する様子がないので、えさやりの際に出したままにする。午後、一時久しぶりに中腰の姿勢をとっていた。夕方からはうずくまる姿勢。

7月31日 産卵箱に隔離

大事を取って、夕方セレーネを産卵箱に隔離した。箱の容積はおよそ600cm3程度。窮屈そうに動き回っていた。

7月19日 おとなしい状態

ほとんどの時間、うずくまった姿勢のままであったが、産卵後初めてえさを食べた。えさを食べる時のみ起き上がった。

7月14日 桑実胚

足をさらにたたみ卵がまったく見えない状態。えさのときのみ起き上がった。でんぐり返しをして、仰向けになるも、数分もしないうちに元に戻った。写真は戻る場面。深海と現在の水槽との水圧の差はどこまで影響を与えているのだろう。
卵割が進んでいるのが観察された。桑実胚とみられる。

7月12日 卵割

午前中はおなかを底にべったりつけてうずくまる格好。力が出ないのか?暖めたいのか?午後えさの時間にやや起き上がるが、えさは相変わらず食べず。
卵を観察したところ、卵割(表割)が観察される。

7月8日 卵を採取・観察

一ヵ所で動かず。7日同様おなかを時々動かすのみ。卵を採取し観察をしてみたが卵割等は確認されず。サイズは約0.5mm。

7月7日 産卵

セレーネが中腰の姿勢のまま動かなかったので、脱皮か?と思っていたら、おなかに赤いものが発見される。なんと卵!突然のことに驚く。おなかをぱかぱか前後に動かす様子が10回近く観察された。



       
未来館のユノハナガニ
(アポロ、ゾンド、セレーネ)
ユノハナガニとは?
卵の成長そのものが世界初!?
〜孵化したらすごいのです!!〜
熱水噴出域とは?
深海の不思議な生態系
深海生物研究の意味? 
何故カニの研究をしているの?
未来館での育て方
「水槽の環境」
「エサ」
「育ての親?たくさんのSTAFFが見守ってます。」
一緒に見守る先生方
セレーネがおめでた!?
「カニタマ大作戦!!」
参考サイト・参考文献

 

現在、日本科学未来館の5Fの展示スペースに設置されている水槽には
ユノハナガニ(セレーネ♀、アポロ♂、ゾンド♂)がいます。
あなたもこの奇跡の瞬間を私達と一緒に目撃しませんか!?





(C) 2004 NATIONAL MUSEUM OF EMERGING SCIENCE AND INNOVATION