高知尾理 (たかちお・おさむ)

宇宙では既知の元素や素粒子だけでは説明できない現象が観測されています。これを説明する「暗黒物質」の探索実験XMASSに携わっていました。以前から、「伝える」ということに関心があったことに加え、東日本大震災以降、科学コミュニケーションに強く関心をもったため、博士号取得を機に、2016年10月より未来館へ。

専門分野

素粒子物理学(実験:暗黒物質、ニュートリノなど)。岐阜県の神岡町にある液体キセノン検出器「XMASS」を用いて、ダークフォトンを暗黒物質だと仮定して探索を行いました。

いま関心をもっていること

「最先端の基礎科学の普及」、「トランスサイエンス問題の議論の場の構築」の二方面から科学コミュニケーションに興味があります。科学に関してコミュニケートする際に担い手がもつ「人間味」にそのヒントがあるのではないかと思い、模索中です。

趣味・特技

お芝居を観るのが好きです。以前、岐阜県にいた際は目の前に雄大な北アルプスがそびえ立っていた影響で、近年、登山も始めました。まだまだ初心者ですが、有名な登山家「ジョージ・マロリー」の言った言葉、なんとなくですが、わかる気がします。ひょっとしたら人類が基礎科学の研究を続けてきた理由のひとつは、そこにあるのかもしれません。