2010年12月1日(水)より3階「情報科学技術と社会」にて、メディアラボ第8期展示「見えない庭」を公開します


 

常設展示「メディアラボ」は、年3回程度の展示更新を行いながら先端情報技術やそれらを利用した表現の可能性を紹介していく展示空間です。第8期展示では、物理学を学んだ後、メディアアートの分野に転進した異色の作家、児玉幸子氏の作品を展示します。
作品の中心にあるのは、米国航空宇宙局(NASA)で発明された素材である「磁性流体」(磁場に反応する液体)と「光」。電磁波や赤外線など、目には見えない力を操ることで生み出された作品群により、庭園のような華やかな空間を演出します。

メディアラボ第8期展示「見えない庭」

【公開時期】2010年12月1日(水)~2011年3月21日(月・祝)

展示作品

磁性流体による新しいアート表現を探求した作品4点と、光を使ったダイナミックなインスタレーション作品3点で構成。


児玉幸子「モルフォタワー/二つの立てる渦」(c)2010

「跳ね星」ボールプロジェクト、電気通信大学児玉幸子研究室(c)2008

《モルフォタワー/二つの立てる渦》 (2010)
テーブル型の磁性流体彫刻。磁性流体で覆われた滑らかな水面が、音楽と光と調和しながら隆起し、表情を変えていく。

《モルフォタワー》 (2006-現在)
卓上型の磁性流体彫刻。らせん状に刻まれた塔に磁場がかかると、周囲の磁性流体が小さな棘となり登っていく。

《プラネットシリーズ》 (2010)
磁性流体の小型作品。ガラスに包み込むことで閉じた惑星のような世界を演出。

《ダイナミック・ライト・ウォール》 (2009-2010)
うろこ状の紋様を持った壁の表面に、色彩に富んだ光が映し出される作品。

《「跳ね星」ボールプロジェクト》
センサーを内蔵した特殊なボールを使ったインスタレーション作品。ボールの状態や位置を検知し、床に投影する映像を同期させることでデジタルなボール遊びを実現する。

児玉幸子(アーティスト、電気通信大学 人間コミュニケーション学科 准教授)
北海道大学理学部卒、筑波大学大学院芸術学研究科修了、博士(芸術学)。2000年より磁性流体を応用したメディアアート作品を発表。文化庁メディア芸術祭インタラクティブ部門大賞の他、国内外のコンクールで多数入選。新しい芸術表現の分野を開拓している。

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