6/24(水)より野外実験展示「シェルピンスキーの森 -フラクタルが街を冷やす-」をエントランス前にて公開します。(2009)


6/24より8/31までの間、未来館メインエントランス前にて、野外実験展示「シェルピンスキーの森 -フラクタルが街を冷やす-」を公開します。

近年、夏になるとヒートアイランドや熱中症などが社会問題となっています。 その対策のヒントが植物にあります。 ひとつは植物が水蒸気とともに熱を空気に逃がす方法です。 これは打ち水などとして、古くから行われてきました。 もうひとつは形です。 小さな葉っぱをフラクタル的に並べた植物の形が、熱を空気に逃がしやすいことがわかってきました。
「シェルピンスキーの森」は植物の"形"に着目して街を冷やすという新発想の屋根です。 本当に涼しいのか、 ぜひ皆さん自身で体感してみてください。

野外実験展示 「シェルピンスキーの森」

【公開時期】 2009年6月24日(水)~8月31日(月)
【公開場所】 日本科学未来館 1階 メインエントランス前(屋外)

「シェルピンスキーの森」は、コンクリートジャングルの都会に木蔭のような爽やかな空間を創り出す人工樹木です。
自然の樹木の「知恵」を拝借し、エネルギーを使わず都市を冷やします。 水も要りません。解放感と良好な風通しを確保しつつ、強烈な直射日光を遮ることで環境を穏やかにします。 また、「葉っぱ」の間から漏れた光は森の木漏れ日のような爽やかな空間を創り出します。
「シェルピンスキーの森」は自然の樹木と同じで、雨風を完全に防ぐことはできません。クーラーのようにガンガン冷やすこともできません。 あくまで自然体です。 自然は完璧を目指しません。 控え目にいいところをちょっとずつ集めて全体として大きな効果を発揮します。
肩の力を抜いて、そんな自然の生き方を見習ってみませんか?

企画・監修: 京都大学 大学院人間・環境学研究科
製作: 積水インテグレーティッドリサーチ、京都工芸繊維大学

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