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トークセッション「豊かさって何ですか?~デジタルマネーは社会を変えるか」

広井 良典 氏
斉藤 賢爾 氏

あなたにとって、豊かさってどういうものですか? お金はあなたを豊かにしますか?
今、国家や中央銀行といった管理主体を持たないビットコインのような通貨や、銀行やインターネット関連企業が先導するスマートフォンによる支払いの仕組みなどが注目を集めています。紙幣、硬貨、銀行口座といったものを介さない取引を可能にするお金の登場は、これからの経済活動のあり方を土台から変えていくのかもしれません。一方、拡大・成長を目標として進んできた私たちの社会は、人口減少に代表されるように、ひとつの曲がり角を迎えています。私たちにとって豊かさとは何か? いま、改めてそれを問い直さなくてはならない時代に生きているのではないでしょうか。
このトークセッションでは、異なる視点からこの問いにアプローチしている2人の研究者をお招きし、貨幣の仕組みや人類の歴史をヒントに、新しい技術の使い方とそこから生まれる豊かさのかたちを議論していきます。

公共政策と科学哲学を専門とし、社会保障や環境の視点から次の社会を研究する広井良典氏からは、経済成長を絶対的目標としない「定常型社会」という考えを軸にお話しいただきます。一方、仮想通貨の根幹として知られるブロックチェーンの新しい技術開発に携わりながら、インターネットと社会の関係を研究する斉藤賢爾氏からは、そもそもお金とはいったい何か、デジタルテクノロジーはお金をどう変えうるのかについてお話をいただきます。

新しい技術はお金と社会をどう変えていくのか。 二人の対話を通して、次の社会の輪郭が見えてくるかもしれません。そのなかで育まれる私たち自身の新しい豊かさを構想していきましょう。

※本イベントは14:30-16:00です。イベントをより深く楽しむため、14:00より仮想通貨の科学について科学コミュニケーターが約15分でコンパクトに解説いたします。お時間がございましたら、こちらにもあわせてご参加ください。

※コミュニケーション支援として音声認識字幕を表示します。


講師紹介

広井 良典 氏
(京都大学こころの未来研究センター 教授)
1961年岡山市生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、厚生省勤務、マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員、千葉大学法経学部教授を経て、2016年より現職。社会保障や環境、医療、都市・地域に関する政策研究から、死生観、ケア等をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行なっている。未来館の常設展示「未来逆算思考」の監修者の一人でもある。


斉藤 賢爾 氏
(慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員・環境情報学部 講師(非常勤))
1964年京都市生まれ。コーネル大学より工学修士号(計算機科学)、 慶應義塾大学より博士号(政策・メディア)を取得の後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師等を経て現職。主な研究領域はインターネットと社会。一般社団法人ビヨンドブロックチェーン代表理事。著書に「信用の新世紀 ─ ブロックチェーン後の未来」(インプレスR&D) など。


企画・ファシリテーション

片平圭貴、宮田龍(日本科学未来館 科学コミュニケーター)


開催日時
2019年1月27日(日) 14:30~16:00
開催場所
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
定員
40名程度(立ち見も可)
参加費
入館料のみ
参加方法
事前申し込み不要。直接会場にお越し下さい。
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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