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トークセッション「温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』の果たす役割 ~世界初の『共通のものさし』」

いぶき/GOSAT 提供:JAXA
松永恒雄氏

「今世紀後半には人為起源の温室効果ガスの排出をゼロにする」。
2015年、パリ協定で掲げられた大きな目標にむけて、いま世界中の国々が協力して排出削減に取り組んでいます。目標達成のためには、二酸化炭素やメタンといった温室効果ガスが地球上のどこから、どれだけ発生しているのかを科学的に把握することが求められています。
そこで活躍しているのが、2009年に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(通称「いぶき」)です。「いぶき」のミッションは、地球大気中の温室効果ガスの濃度を宇宙から測定すること。一台の衛星に搭載された、たった一つのセンサーで世界中を測定することから、世界で初めての"共通のものさし"と呼ばれ、高く評価されています。

このトークセッションでは、「いぶき」による観測システムの開発に携わり、そして「いぶき」が観測したデータから温室効果ガスの分布や変動を研究している、国立環境研究所地球環境研究センターの松永恒雄氏をお招きします。「いぶき」がどのように温室効果ガスを測定し、そのデータから地表における人間活動をどのように解明していくのかなどをお話しいただきます。さらに、より高精度の観測衛星として今年の10月29日に打ち上げられたばかりの後継機「いぶき2号」についても紹介します。

「温室効果ガスの排出をゼロに」。この大きな目標の実現に向けて、このような地球観測技術や科学データを使って地球環境問題にどう向き合っていくべきか、みなさんで一緒に考えましょう。

※音声認識字幕で情報保障を行います。

講師紹介

松永恒雄氏(国立環境研究所地球環境研究センター 衛星観測センター 観測センター長/衛星観測研究室室長)
東京大学大学院工学研究科修了。博士(工学)。地質および環境のリモートセンシング(遠隔計測)を専門とし、国立環境研究所にて数々の衛星プロジェクトに従事。衛星を使った大気中の温室効果ガスおよび微粒子の観測を行い、その濃度分布や将来予測の研究活動を行っている。

開催日時
2018年12月23日(日) 14:30~15:30
開催場所
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
参加費
入館料のみ
参加方法
事前申し込み不要。直接会場までお越しください。
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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