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トークセッション「金メダルを携帯電話からつくる理由」~世界有数の埋蔵量を誇る日本の「都市鉱山」を考える~

原田幸明氏

2013年に環境省が施行した「小型家電リサイクル法」を契機に、携帯電話やパソコンなど、家庭でいらなくなった小型家電から金や銀などの金属を回収するリサイクルが始まりました。日本国内に眠っているこれらの金属の量は、すべてを回収すれば世界有数の鉱山の埋蔵量にも匹敵することが調査でわかっています。しかし、その約9割はリサイクルされず家庭などで眠っているのが実情です。

携帯電話機やゲーム機、テレビやパソコンなどを作るためには、大量の鉄や銅、金銀プラチナといった貴金属、さらにはタンタルやチタンといった希少金属(レアメタル)が必要です。これらの金属の多くはアフリカや南米、オーストラリアなどの鉱山から得られます。しかし、1グラムの金を得るためには1トンもの鉱石の採掘が必要で、鉱山採掘には大きな環境破壊が伴います。「都市鉱山」の利用は、環境負荷の大幅な軽減だけでなく、資源を循環させる持続可能な工業システムの構築につながります。

本トークセッションでは、「都市鉱山」利用の意義やリサイクルの方法などを紹介するとともに、「都市鉱山」を取り巻く課題も取り上げ、資源リサイクルへの理解促進と積極的な市民参加を目的に、その必要性と将来を考えます。

講師紹介

原田幸明氏(エコマテリアル・フォーラム会長/物質・材料研究機構 名誉研究員)
東京大学工学部金属工学科卒、金属材料技術研究所、物質・材料研究機構エコマテリアル研究センター長、同機構材料ラボ長、兼、元素戦略クラスター長を歴任。環境に配慮した材料の開発と利用に取り組む。特に電子機器の中に含まれる金銀銅、レアメタルを資源として再利用する「都市鉱山」のポテンシャルを示し、小型家電リサイクルなどの「都市鉱山開発」を推進。

開催日時
2018年9月1日(土) 14:30~15:30 <受付時間:14:00~>
※受付は会場で行います。
※事前参加申込は終了しましたが、定員に空きがございます。当日のご参加も受け付けますので、14:30までに会場にお越しください。
開催場所
日本科学未来館 7階 コンファレンスルーム火星
定員
100名
参加費
無料
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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