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特別トーク「あなたの声を聞かせてください ~ヒト受精卵を研究に使ってもいいですか?~」

私たちの命は、たった一つの受精卵から始まった (c)ミオ・ファティリティ・クリニック
科学コミュニケーターによるミニトークでも意見を収集中

あなたの声を聞かせてください!現在、政府の専門調査会が「ヒト受精卵にゲノム編集技術を用いる研究」について、生命倫理の遵守と研究の推進の両立が可能となるよう検討をしています。その専門調査会のメンバーと、この問題について直接、語り合ってみませんか。

私たち生命体としての人間は皆、たった1個の細胞である受精卵から始まります。2004年に政府の総合科学技術会議(現:総合科学技術・イノベーション会議)がまとめた「ヒト胚の取扱に関する基本的考え方」では、ヒト受精卵は「人」と同等に扱う必要はないが、将来人間になる可能性をもつ「生命の萌芽」として特に尊重されるべきものと位置づけられています。このため、ヒト受精卵を損なう取扱いは原則認められないとしています。

しかし、生物の遺伝情報であるゲノムの書き換えが自由にできる画期的な技術、「ゲノム編集」の登場をきっかけに、ヒト受精卵へのゲノム編集技術を用いる研究の取扱いについての検討が2015年から始まりました。ゲノム編集技術を使ってヒトの受精卵を研究することは、受精卵が胎児になるまでのしくみの解明や、遺伝性疾患やがんなどに対する新しい治療法の開発など、新しい成果が期待されるからです。また、身体能力を高めたり、好みの容姿に変えたりする方法の開発なども視野に入っています。

この機会に、ヒト受精卵を使用した研究に対する疑問点や意見を、政府の専門調査会のメンバーにぶつけてみませんか? あなたの声が未来社会を変えるかもしれません。皆様のご参加をお待ちしています!

特別トーク①「ヒト受精卵を研究に使うということ」(13:30~14:00)

ヒト受精卵を研究に使うことのこれまでの考え方と見直しをすることになった経緯、論点などを講師よりお話しいただき、その後、皆さんと一緒に議論していきます。

特別トーク②「ヒト受精卵を使った研究がもたらす未来」(15:30~16:00)

これまで国の調査会では、ヒト受精卵を研究に使うことについて議論を進めてきました。これまでの経緯や論点、予測される未来についてお話した後に、みなさんの疑問点や意見を集め、話し合っていきます。

講師

原山優子氏
(内閣府 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI) 常勤議員、同会議 生命倫理専門調査会 会長/東北大学名誉教授)

プロフィル
1996年にジュネーブ大学教育学博士課程修了、教育学博士取得。1997年には同大学経済学博士課程修了、経済学博士取得。1998年からジュネーブ大学経済学部助教授、2001年から経済産業研究所研究員を経て、2002年より東北大学大学院工学研究科教授に就任、科学技術イノベーション政策、産学連携、大学改革などに関する教育・研究に従事。2006年~2008年に総合科学技術会議非常勤議員、2010年~2012年は経済協力開発機構(OECD)の科学技術産業局次長を務め、2013年にCSTI常勤議員に就任。東北大学名誉教授。

企画・ファシリテーター

詫摩雅子(日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任)、毛利亮子(日本科学未来館 科学コミュニケーター)

※当初予定しておりました加藤和人氏の出演は、講師の都合により中止となりました。

※日本科学未来館では2017年12月から、本テーマに関して科学コミュニケーターによるサイエンスミニトークを実施し(不定期)、ヒト受精卵を使用した研究に対する疑問点や意見を集めています。今回のイベントは、政府の専門調査会のメンバーのお二人をお招きし開催する特別版となります。

開催日時
2018年2月3日(土) トーク①13:30~14:00、トーク②15:30~16:00
開催場所
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
定員
各回40名程度
参加費
入館料のみ
参加方法
事前予約不要。各回の開始時刻までに会場までお越しください。
主催
日本科学未来館
共催
内閣府
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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