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サイエンティスト・トーク 「発達障害はDNAで説明できる?~"わかる"から始める共生社会」

発達障害の一つである自閉スペクトラム症に関連するゲノム異常と、その染色体上の位置 Vorstman et al, Molecular Psychiatry (2006) 11, 18-28
内匠 透氏

最近よく耳にするようになった「発達障害*」について、科学の観点から切りこむトークイベントです。発達障害とは何なのか? その要因を科学的に知ることを通して、"障害"というものを科学の目で捉えなおします。

発達障害は心理学や教育学などの分野で研究が進んできましたが、いまゲノム解析技術や神経科学の発達によって、その発症メカニズムが科学的に解明されつつあります。このイベントでは、発達障害の一つである自閉スペクトラム症について、気鋭の研究者がDNAや脳細胞のレベルから解き明かしていきます。 発達障害の難しさの一つは、その実態が見えにくいがゆえに、周囲の人も本人も障害とのつきあい方がわからず、社会生活に支障が生まれやすい点です。しかし発症のメカニズムを科学の目で理解していけば、発達障害は誰もがもつゲノムのバリエーションの一つであり、障害をもつ人ともたない人の間には明確な"境目"がないことに気づかされるでしょう。

このイベントでは、単に先端科学による知識を得るだけでなく、障害について"わかる"ことにどんな意義があるのか、多様な人々が生きる共生社会のためにできることは何かを、皆さんとともに考えていきます。

*発達障害:生まれつき脳機能の発達がアンバランスであるため、成長するにつれて社会生活やコミュニケーションに困難が生じる障害

講師プロフィール

内匠 透氏
(理化学研究所 脳科学総合研究センター シニアチームリーダー)

経歴
1990年京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。大阪バイオサイエンス研究所研究室長、広島大学医学部教授等を経て、2013年より現職。自閉症を中心としたヒトの精神疾患の謎に対して、その分子的病態を明らかにすることを目標に研究を進めている。

企画・ファシリテーション

山本朋範 (日本科学未来館 科学コミュニケーター)

開催日時
2018年2月4日(日) 14:30~15:30
開催場所
日本科学未来館 5階 コ・スタジオ
※当日、聴覚障害の方に向けた情報保障を行います
定員
40名程度(満員の場合は立ち見も可能です)
参加費
入館料のみ
参加方法
事前予約不要、直接会場までお越しください
主催
日本科学未来館
問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)
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